2023.09.28
歯医者の治療費はカード払いできる?注意点や歯医者の見分け方を紹介

歯医者で治療を受ける際、現金で支払いたい人もいればカード払いにしたい人もいます。しかし、ときに「会計時にカード払いができないことがわかり、手持ちの現金が足りずに困った」という事態になってしまうケースも。
カード払いを断られるケースもあるため、事前にカード払いできる歯医者かどうか調べておく必要があります。
この記事では、治療費をカード払いするメリットや注意点のほか、治療費のカード払いができる歯医者の見分け方について解説しています。
よくある質問についても紹介していますので、歯医者の治療費をカード払いにしたい方は、ぜひ参考にしてください。
歯医者の治療費はカード払いできる?

歯医者の治療費をカード払いできるかどうかは、歯医者によって異なります。
一般的に、治療費をカード払いできる歯医者は、都市部にある大型の歯医者や最新設備を導入している歯医者、自費診療が多い歯医者に多く見られます。
ただし、都市部にある大型の歯医者などであっても、歯医者の方針でカード払い不可にするケースもあるので、診察を受ける前に確認が必要です。
カード払いの対応状況4パターン
カード払いは、歯医者によって対応状況が異なります。
対応状況は、以下の4パターンです。
治療を受ける歯医者がどのパターンに当てはまるか調べておきましょう。
- すべての治療費をカード払い可
- 保険適用外の治療はカード払い可、保険診療は現金のみ
- ◯◯円以上でカード払い可
- 現金のみ、カード不可
すべての治療費をカード払い可
最も便利なのは、すべての治療費をカード払いできるパターンです。
手持ちの現金が少なくてもクレジットカードがあれば簡単に支払いが完了するため、気軽に診察が受けられます。
緊急の治療が必要になるなど、予期せぬ治療費がかかってしまった場合でも、安心して利用できます。
保険適用外の治療のみカード払い可能
歯医者によっては、保険診療と保険適用外の自由診療で支払い方法を区別していることがあります。
例えば、保険適用外の自由診療の場合、治療費はカード払いできますが、保険診療に関しては現金のみというパターンです。
治療内容によって支払い方法が異なるため、事前に支払い方法を確認しておきましょう。
〇〇円以上でカード払い可
治療費が一定以上になった場合のみ、カード払いできるパターンもあります。
例えば、3,000円以上はカード払い可、3,000円未満だと現金のみのようなパターンです。
この場合、治療費が確定するまでカードが使えるかどうか分かりません。
治療費が3,000円未満だったときに備えて、少なくとも3,000円以上の現金を準備しておくことをおすすめします。
現金のみ、カード不可
歯医者によっては、現金のみでカード払い不可のパターンもあります。
現金のみの場合、保険診療など治療費の自己負担が少ない治療を主にしていることが多く、少ない治療費で済む場合がほとんどです。
とはいえ、予期せぬ治療費がかかってしまう可能性もゼロではないため、予約時に治療費の概算を聞いておくと安心です。
歯医者でカード払いをするメリット
歯医者でカード払いをするメリットをご紹介します。
- ポイントやマイルが貯まる
- 現金不要で決済できる
- 一括払いや分割払いなどの支払方法が選べる
医療費の支払いを少しでもお得に支払うために、ぜひ参考にしてください。
ポイントやマイルが貯まる
カード払いでは、歯医者での支払いでも通常のショッピングと同様にポイントやマイルが貯まります。
貯まったポイントやマイルは、通常のカード決済と同様に商品券や航空券への交換など、様々な用途で利用可能です。
医療費の支払いにもかかわらずポイントやマイルが貯まるため、カード払いできる歯医者では積極的に利用するのがおすすめです。
現金不要で決済できる
カード払いできるということは、現金不要で決済できるということです。
診察を受けた結果、予期せぬ治療費がかかってしまった場合でも、現金が足りなくなる心配がありません。
さらに、治療のための現金を準備する手間が省けるのもメリットです。
一括払いや分割払いなどの支払方法が選べる
カードによっては、一括払いや分割払いなど支払いプランが選べるものもあります。
自由診療で大きな治療費がかかってしまう場合でも、分割払いにすることで、一回の支払額を調整できる場合もあります。
ただし、分割払いできるかはカードによって変わるため、事前にカードの契約条件を確認することが重要です。
歯医者でカード払いをする際の注意点
歯医者でのカード払いは、多数のメリットがある一方で、注意しなければいけない点もあります。注意点は以下のとおりです。
- すべてのクレジットカードが使えるとは限らない
- カードには利用限度額がある
- 支払い方法によっては利息や手数料がかかる
- 分割手数料は医療費控除の対象外
- 医療費控除を受ける時期がが分かりづらい
すべてのクレジットカードが使えるとは限らない
カード払いが可能でも、すべてのクレジットカードが使えるとは限りません。
歯医者によっては使用できるカードが限られているので、保有しているクレジットカードが使えるかどうか調べておきましょう。
カードには利用限度額がある
クレジットカードには、それぞれ利用限度額が設定されています。
治療費の支払いの時点で限度額に達していると、カード払いができません。
治療費が高額になる場合またはクレジットカードで高額の買い物をした場合、あとどのくらい使えるか確認しておきましょう。
万が一に備えて、クレジットカードを2枚持っておくのもおすすめです。
支払方法によっては利息や手数料がかかる
治療費の支払方法によっては、利息や手数料がかかってしまうことがあります。
利用するカードによって異なりますが、分割払いだと1回の支払額は抑えられるものの、支払総額自体は増えてしまうことが多いです。
カード払いにする場合は、利用条件を確認して、無理のない返済計画を立てましょう。
分割手数料は医療費控除の対象外
医療費控除を受ける場合、分割・リボ払いの手数料は控除の対象外です。
申告の対象は手数料を除いた医療費分のみとなるので、ご注意ください。
クレジットカードの明細で申告する場合、医療費から分割手数料を引いた金額を計算します。
ちなみに、申告する日は歯医者で医療費を支払った日です。
医療費控除を受ける時期が分かりづらい
歯医者の治療費をカード払いにする場合、支払いの時期と医療費控除の年度がズレる可能性があります。
医療費控除が受けられる年度は「窓口で決済した日」が対象で、「口座引き落とし等で料金を支払った日」が対象ではありません。
医療費控除については、以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。
インプラントは医療費控除が受けられる!申請方法や注意点を解説
カード払いできる歯医者かどうかの見分け方
カード払いできる歯医者かどうかを見分ける方法は、以下のとおりです。
- 保険適用外の治療をしているか
- 国際ブランドのステッカーが貼ってあるか
- 歯医者のホームページに記載があるか
確実に早く知りたい方は直接電話で問い合わせるのが1番ですが、電話以外の見分け方について紹介いたします。
保険適用外の治療をしているか
保険適用外の自由診療をしている病院は、クレジットカード払いができる可能性が高いです。
具体的には、インプラントやホワイトニング、歯列矯正などが該当します。
保険適用外の治療は全額自己負担となるため、治療費が高額になりやすく、窓口での現金支払いは安全面でも戸惑いを感じることも少なくありません。
したがって、保険適用外の自由診療をしている歯医者や病院では、カード払いやデンタルローンなど現金以外の支払いも可能なケースがほとんどです。
国際ブランドのステッカーが貼ってあるか
クレジットカード払いできる歯医者では、歯医者の入り口や受付に国際ブランドのステッカーが貼られていることが多いです。
VisaやMastercard、JCBなど国際ブランドのステッカーが貼られている可能性が高いです。
ステッカーが歯医者の入り口に貼られていれば外から確認できますが、受付にしか貼られていない場合は、事前に確認するのが難しいこともあります。
また、入口にステッカーが貼られていても、治療内容や金額によってカード払いができない場合もあるため注意が必要です。
歯医者のホームページに記載があるか
カード払いに対応している歯医者の場合、ホームページに支払い方法に関する情報が記載されている場合が多いです。
利用可能な支払い方法を把握したいときは、治療予約をする前にホームページを確認するとよいでしょう。
ホームページには歯医者としての考え方や治療方針、治療費の概算が書かれている場合もあるため、治療を受ける前に確認しておくことが望ましいです。
歯医者のカード払いでよくある質問
歯医者のカード払いでよくある質問をご紹介します。
デビットカードでも支払いできますか?
VisaやMasterCardなどの国際ブランドが付いているデビットカードであれば、対応可能の場合がほとんどです。
もし、お持ちのデビットカードが国際ブランドでない場合、カード払いできない可能性があるので、受診する歯医者に問い合わせしてみてください。
なお、デビットカードは支払い時に即座に口座から引き落とされるカードのため、口座残高が不足していると利用できません。
歯医者でカード払いにする場合、事前に口座残高を確認しておきましょう。
カードの国際ブランドはなんでも使えますか?
歯医者によっては、使えない国際ブランドもあるので、注意が必要です。
例えば、VisaやMastercardなどの主要な国際ブランドには対応していても、Amexやダイナース、JCBなど特定の国際ブランドには対応しておらず利用できないケースもあります。
念のため、カード払いに対応している歯医者でも、カード払いできる国際ブランドの確認をおすすめします。
電子マネー決済やQR決済もできますか?
電子マネー決済やQR決済できる歯医者もありますが、それは一部の歯医者のみです。
ホームページ等に「電子マネー・QR決済可能」という記載がなければ利用できない可能性が高いでしょう。
電子マネー決済やQR決済を希望する方は、電話などで事前確認をおすすめします。
デンタルローンとカード払いならばどちらがおすすめ?
デンタルローンとカード払いには、それぞれメリット・デメリットがあります。
特徴を理解して、自分に適したものを選ぶとよいでしょう。
デンタルローンは高額な治療費向けに用意しているローンで、月々少額の返済が可能です。ただし、審査や手数料が必須です。
一方、カード払いの場合、来院時に決められた額ずつを支払います。
月々少額の返済は難しいですが、治療費が高額でない方でも使うことが可能です。
江坂にある安岡デンタルオフィスはインプラントもカード払い対応
江坂の安岡デンタルオフィスでは、インプラントなどの保険適用外の治療についてクレジットカードやデビットカードでの支払いに対応しています。
保険診療については現金のみとなりますが、保険適用外の治療は現金不要でカード払いがご利用いただけます。
料金表|各種カードによるお支払い
お支払いについて詳しくは「お問合せフォーム」、もしくは「ご相談専用ダイヤル 06-6310-4618」にてお問い合わせください。
安岡デンタルオフィスでは虫歯や歯周病などの痛みをその場限りの治療ではなく、症状の原因そのものを根本から治療し、人生を変える歯科治療を目指しています。
江坂で歯科治療をお考えの方は、安岡デンタルオフィスへご相談ください。