江坂で奥歯2本のインプラント治療をする期間や費用は?注意点もあわせて解説|吹田市江坂駅の歯科・歯医者【安岡デンタルオフィス】

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2023.06.29

江坂で奥歯2本のインプラント治療をする期間や費用は?注意点もあわせて解説

歯の中でも「力がかかりやすい」「お手入れしにくい」奥歯は、加齢に伴い、欠損しやすい歯でもあります。

しかし、奥歯を欠損したのにそのまま放置しておくと、

  • 噛む力が弱くなって胃腸に負担がかかるようになる
  • 顔の左右のバランスが悪くなる

などの影響が出る可能性があります。

そんな奥歯の欠損を補う治療法として、今注目を集めているのがインプラント治療です。

インプラント治療とは、歯を失った部分に人工歯根を埋め込み、人工歯を被せる治療法のことです。審美的・機能的に優れている利点がある一方、自由診療のため、治療費が高額となることが多い治療法でもあります。

この記事では、奥歯2本をインプラント治療した時にかかる費用や部分入れ歯との比較、インプラント治療を受ける歯科医院の選び方などを紹介します。

インプラントで奥歯2本を治療した時にかかる費用は?

インプラントは基本的に自由診療になるため、病院や使用する材料、口腔内の状況によっても費用が変わります。ご自身の口腔内の状況を把握するためにも、治療前の検査や信頼できる歯科医師と相談を行い、正確な見積もりをとることが重要です。

インプラントにかかる費用は、基本的にどの歯でも変わらない

インプラントは、前歯と奥歯で治療に必要な技術や材料に違いはなく、奥歯だからといって追加費用がかかることはありません。ただし、口腔内状況が悪く、別途治療が必要な場合は、追加で費用がかかる可能性もあります。

奥歯は、他の歯に比べてかみ合わせへの影響や大きな負荷がかかりやすい場所。天然歯に近しい噛み心地で他の歯への負担が少ないインプラント治療が適している部位でもあります。

安岡デンタルオフィスでは奥歯2本で税込88万円(上部構造込み)から

インプラント治療費の全国平均は1本あたり約30〜40万円程度、奥歯2本で60~80万円程度です。

安岡デンタルオフィスのインプラントは、診察料が3000円~5000円、1本あたり税込44万円(上部構造込み)から、2本の場合税込88万円から治療が受けられます。

また、料金は参考価格のため、治療内容や患者様の症状によって費用が前後します。

検査やお見積、ご相談は「お問合せフォーム」からお気軽にご相談ください。

実際の症例紹介|奥歯2本をインプラントにしたケース

奥歯2本をインプラントにした症例をいくつか紹介します。

症例1:奥歯を左右1本ずつインプラントで修復

60代男性。数年前に奥歯を抜歯したまま放置されていましたが、うまく噛めないということで来院。歯がなかった2箇所にインプラント治療を実施しました。歯があった頃のように噛めるようになったとおっしゃられていました。

症例2:右下奥歯2本をインプラントで修復

50代女性。ブリッジが取れてしまったと来院。ブリッジの土台にされていた歯の状態が悪く、抜歯することに。元から欠損していた歯と合わせて2本のインプラント治療を行いました。他の歯に負担をかけない点もインプラント治療のメリットです。

奥歯2本を部分入れ歯で治療した場合の費用は?

歯を欠損した場合の治療法には、インプラント治療の他に、ブリッジと部分入れ歯(義歯)があります。ブリッジは欠損した歯の両隣の歯を土台にして橋のように人工歯を装着する治療法のため、一番奥の歯を欠損した場合は適用できません。

部分入れ歯の場合は、保険適用であれば15,000円程度が相場となります。

部分入れ歯のメリット

部分入れ歯のデメリット

・保険で作る場合には安価

・短期間で作ることができる

・壊れても修理ができる

・違和感が強い

・噛み心地が弱い

・歯茎と入れ歯の間に食べカスが入りやすい

・見た目が悪くなることがある

・取り外しが面倒

・顎の骨が痩せてしまいやすい

奥歯のインプラント治療をする歯科医院の選び方

奥歯は、他の歯に比べてかみ合わせへの影響や、大きな負荷がかかりやすい場所です。

治療の正確性やインプラント自体の耐久性が求められるため、治療前に以下の点に注意しましょう。

費用だけで治療先を選ばない

インプラントは自由診療になっており、治療費は病院側の裁量で決められるため、一概に高いから良い、安いから悪いとは言えない面もあります。材料自体のコストも高く、治療に使う素材の質によっても大きく変わることから、病院によって価格が大きく異なることも珍しくありません。

インプラントの費用だけではなく、最新の設備や定期的な研修など、技術を高める取り組みを行っている治療先を選ぶのが重要です。

必ず検査をしてから治療計画を立てる

必ず検査や詳しい説明を受け、ご自身が完全に納得してから治療先を決めましょう。信頼できる歯科医院かどうかを判断する基準のひとつに、CTを使用し、審査、診断をしているかがあります。

CTでは、様々な角度から撮影を行うことで、骨の厚みなど立体的に撮影することができます。平面的な撮影ができるレントゲン検査だけではわからなかったお口の中の詳細な情報を把握することで、正確にインプラントを打つ位置を確認することができたり、患者様それぞれにあった治療の計画を立てていくことができます。

歯を失った原因を考えた上で治療にあたる歯科医師を探す

様々な原因で失った歯に対して、インプラント治療を進めていく場合が多くあるかと思います。そこで重要なことは、今のお口の中の現状で治すことだけでなく、「失った歯の原因を考えたうえで治療を進めることができているか」ということです。

現状のままで治すといっても、歯茎の状態など組織が壊れています。そういった組織が壊れてる状況でそのまま治していくのか、それとも歯を失う前の歯茎の量や骨の量、厚みなどの組織を再現するのかで治療の満足度が大きくかわります。

元の状況と同じぐらいの骨や歯肉の厚みや高さ、基盤の状態が安定しているところにインプラントを作ることで、あたかも天然歯が生えているように機能することができます。

治療前に、相談や質問にきちんと対応してくれる

上記で述べたように患者様のお口の中をしっかりと把握した上で治療を進めることがベストです。しかし「本当に要望通りに治療を終えることができるのか?」という不安があると思います。その時はしっかりと質問をしてみましょう。

インプラントは、手術だけでも3ヶ月以上、アフターケアも含めると数年単位の長いお付き合いになります。経験豊富で患者様を第一に考えてくれる、信頼できる治療先を探すのがおすすめです。

ホームページを確認する

治療の重要性を把握している先生だけでなく、今までの実績を確認することも、治療への安心感へと繋がります。そこで2点ホームページなどで確認することをおすすめします。

ドクターの経歴を確認する

歯科医師の数が多い医院の方が安心!という方もいらっしゃいますが、注目すべきところは、経歴です。例えばインプラントの専門医を持っているかや、過去の症例を見て、先述したとおり骨の移植などを行っているなど、綺麗な基盤を作ったうえでインプラント治療にあたっているかを確認しましょう。 

滅菌システムを確認する

滅菌システムがしっかりと記載されていると安心です。インプラント治療で使用する器具などが、完全に滅菌されていないと、治療した部分から細菌が感染したり、炎症が起きる場合があります。最悪の場合、インプラントが抜けてしまうこともあります。

インプラント治療に限らず、滅菌について記載されていたり、そのような説明がある医院で治療することをおすすめします。

インプラントの費用を抑える方法

インプラントの費用を抑える方法は以下の2つです。

  • 医療費控除を活用する
  • デンタルローンを利用する

事前に知っておくことで、少しでも費用負担を抑えられる可能性があるため、ぜひ参考にしてください。

医療費控除を活用する

インプラントの治療費は、医療費控除の対象となるため、確定申告をすることで所得税の還付が受けられる可能性があります。

医療費控除は、年間の医療費が一定額を超えた場合に、その超過分を所得控除する制度です。自ら確定申告をする必要はありますが、少しでも費用を抑えるためにも、積極的な活用をおすすめします。

詳しくは下記記事で解説していますので、こちらもご覧ください。

関連記事:「インプラントは医療費控除が受けられる!申請方法や注意点を解説

デンタルローンを利用する

デンタルローンを利用して分割払いをすることで、1回あたりの支払額を数万円に抑えられます。ただ、ローンには利息があるため、支払総額は増えてしまう点には注意が必要です。

しかしデンタルローンの金利は平均5%程度と低く、一般的なローンと比べると利用しやすい設計になっています。ローンというと敷居が高く感じるかもしれませんが、デンタルローンを利用してインプラント治療を受ける方も少なくありません。

ちなみに、安岡デンタルオフィスはデンタルローンの金利が3.5%ですので、デンタルローンの中でも安く費用を抑えることが可能です。支払額の負担を抑える選択肢の1つとして、検討してみてください。

奥歯のインプラントでよくある質問

奥歯のインプラントでよくある質問を紹介します。

Q.奥歯2本のインプラントの治療期間はどれくらいですか?

A.治療期間の目安は、2~6ヶ月になります

骨や歯の組織が残っており、その部分だけを治療する場合、トータルで2ヶ月~2ヶ月半と短い治療期間で終えられるケースもあります。その一方で、70歳を超える方や栄養素が少ない方は、治療期間が延びることがあります。

さらに骨の移植や歯茎の移植を行う場合は治療期間が長くなります。

例えば下の奥歯には下歯槽神経と呼ばれる神経があり、インプラントを打つ時には、その神経に当たることがないよう、骨の高さを確保する必要があります。このような症例では骨を増やす治療も行う必要があるため、治療期間が長くなります。

また、歯を失った歯の状態が続くと、その歯の周りの歯茎も失われていきます。その状態でインプラントを打ってしまうと、後にインプラントが抜けてしまう可能性があるため、歯茎を元の状態にする必要があります。インプラントの寿命を伸ばすためにもFGG(フリージンジバルグラフト )と呼ばれる歯茎の移植の治療を行うことをおすすめします。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

安岡デンタルオフィス|インプラント

あくまで目安であり、歯周病を中心とした歯の病気を患っている場合は、もっと長くなる可能性もあります。まずは検査を受けて、治療方針や治療期間を医師と相談するようにしましょう。

Q.保険適用はできますか?

A.インプラントは基本的に保険適用外の治療となります。

インプラントは

  • 入れ歯やブリッジなど、他の治療で代替可能な点
  • 審美性にすぐれている側面が強い点

から、保険適用外の治療となっています。

仮に虫歯や歯周病、加齢が歯の欠損理由であっても、残念ながら保険の適用はできず、患者様本人が費用の全額を負担しなくてはなりません。

詳しくは下記記事で解説していますので、こちらもご確認ください。

関連記事:「インプラントは保険適用できる?保険診療と自由診療の違いも解説

Q.複数本まとめて治療すると割引はありますか?

A.当院では割引対応はしていません。

基本的にインプラントには割引制度はなく、「1本あたりの費用×治療本数」で治療費を計算する歯科医院がほとんどです。ただし、3本以上連続している場合、ブリッジ式のインプラントにすることで、軸の本数分の費用が抑えられる可能性があります。

詳しくは検査の際にご相談ください。

Q.手術に痛みはありますか?

A.手術中の痛みは、基本的にはほとんどありません

手術中は、局所麻酔をするので、ほとんど痛みを感じません。ただし、麻酔が不十分だったり、患者様が痛みに敏感だったりする場合は、痛みを感じることもあります。当院では痛みをできるだけ低減できるよう、相談しながら進めています。

手術後に麻酔が切れると、痛みが発生することがありますが、痛みは数日程度で治まることがほとんど。また、処方された痛み止めを服用すれば、痛みを軽減できることが多いです。万が一、痛みが長引く場合は、感染症などにかかっている可能性もあるので、医師に相談してください。

手術の約1週間後に抜糸しますが、そのとき、わずかな痛みが生じることがあります。痛みには個人差があり、違和感がある程度にしか感じない方もいれば、チクチクと痛んでつらいという方もいます。基本的に抜糸後に痛むことはありませんが、患部に強い刺激や衝撃が加わると、痛みが発生することもあります。

Q.インプラント治療にリスクや副作用はありますか?

A.可能性はゼロではありません

手術後に、次のようなリスクや副作用が考えられます。

  • 手術部の腫れ・痛み・発赤・発熱などが出る可能性があります。
  • 口腔内の状態によって、手術部がなかなか治らない場合があります。
  • 周囲の歯が手術後に痛んだり、ぐらついたり、しみたりする事があります。
  • 頬の皮膚の表面が赤色などに変色する事があります。

(術後の内出血によるもので、しばらくすると自然になくなる場合がほとんどです)

  • 上の奥歯の手術で、上顎洞粘膜を破る可能性があります。
  • 下の奥歯の手術で、まれに歯肉や下唇や舌に知覚麻痺、感覚異常が生じる可能性があります。
  • インプラントが生着しない場合があります。

インプラント治療に限らず、すべての治療において、リスクや副作用の可能性があります。当院では副作用・リスクを防ぐために、技術を磨くことはもちろん、歯科用CTをはじめ、先端の機器も導入しております。

治療計画の説明時や手術前に丁寧に説明しておりますので、ご不安があれば、細かなことでも大丈夫ですので、歯科医師にご相談ください。

江坂で奥歯のインプラント治療するなら安岡デンタルオフィス

今回の記事では奥歯で2本を欠損し、インプラント治療で補う場合の費用の目安やインプラント治療を受ける歯科医院の選び方などについて、お伝えしました。

インプラント治療は見た目が自然で、天然歯と同じ程度の噛み心地があることから歯の機能を維持するだけでなく、健康寿命を伸ばす点からも注目されている治療法です。

しかし、当院の場合、奥歯のインプラントが1本あたり税込44万円(上部構造込み)から、2本で税込88万円からと、一般的な費用帯ですが、決して安くはない治療費用が掛かってきます。これは材料費や機材費、研修費などが高いことによるものですが、それでも気軽に治療できる金額ではないでしょう。

当院では高額の治療費がかかっても、以前のような歯を取り戻したいという患者様の願いを叶えたいと、日々研鑽を積み、先端の機器も導入。技工所とも緊密に連携した上で、インプラント治療を提供しております。その結果が15年で約2500件というエリアトップクラスの実績に表れていると自負しております。

幅広い症状にもできる限り対応するよう心がけておりますので、関西圏でインプラント治療をご検討の方はぜひお問い合わせください。LINEの問い合わせフォームも用意しております。

安岡デンタルオフィス|インプラント治療

この記事の監修医師
医療法人 翼翔会理事長
安岡 大志
大阪歯科大学卒業後、最新の歯科治療技術を研究。数多くの症例を経験したのち、安岡デンタルオフィスを開業後、医療社団法人翼翔会の理事長に就任。臨床歯周病学会、国際口腔インプラント学会(ICOI)、日本口腔インプラント学会、日本臨床歯科学会などに所属、ICOI認定の指導医でもある。

当オフィスは患者様とのコミュニケーションを重視し、価値観やライフステージに合わせた最適な治療を提供いたします。患者様のご希望を叶えることが私たちの喜びですので、どんなことでもお気軽にご相談ください。監修者プロフィール詳細を見る⇒

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