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2023.06.29

インプラントは保険適用できる?保険診療と自由診療の違いも解説

インプラントは歯を失った後の治療法の中でも、特に噛み心地や見た目などの点において、最も自然な状態に近づけられる治療法です。
しかし、治療を受けるために必要な費用は高額な場合が多く、費用を抑えるために保険適用はできないかと気になる方も多いはず。
この記事では、インプラントに保険適用するための条件や、歯科治療の保険診療と自由診療の違いについて解説しています。
よくある質問や疑問についても紹介していますので、インプラント治療を悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

インプラントは保険適用できる?できない?

インプラントに保険適用できるパターンとできないパターンをそれぞれ紹介します。

  • インプラントは基本的に自由診療
  • 特定の条件に当てはまった場合のみ保険適用

インプラントは基本的に自由診療

インプラントは歯列矯正と似ていて、基本的に保険の適用はされず、自由診療で治療をおこなうため、患者様本人が費用を全額負担しなくてはなりません。
インプラントは入れ歯やブリッジなど、「他の治療で代替可能な点」「審美性にすぐれている側面が強い点」から、保険適用外とみなされてしまいます。
仮に虫歯や歯周病、加齢によって歯が破損してしまった場合も、残念ながら保険の適用はできず、自由診療での治療となります。

特定の条件に当てはまった場合のみ保険適用

大きな事故や先天性の形成不全など、特定の条件に当てはまった場合のみ、医師の診断のもと保険適用での治療が可能です。
ほとんどの人は当てはまらず、レアケースになりますが、詳しい条件は下記で解説します。

インプラントで保険適用するための条件

インプラント治療を保険適用するためには、下記の「後天的/先天的な理由のどちらか1つ」と「治療施設」の条件をそれぞれ満たす必要があります。

  1. 病気や事故による後天的な理由
  2. 形成不全などの先天的な理由
  3. 治療施設にも条件あり

1:病気や事故による後天的な理由

病気や第三者による事故で、顎の骨が広範囲に渡って欠損したと診断された場合は保険適用で治療が受けられます。
保険適用ができるのは大きな事故や病気といった特殊な事情がある場合のみで、虫歯や歯周病、加齢による破損等は保険適用外です。

2:形成不全などの先天的な理由

生まれつき、顎の骨が1/3以上の欠損、形成不全が診断された場合も保険適用で治療が受けられます。
2020年4月より、生まれつき永久歯が生えてこない先天性欠損歯(先天性欠如歯)が6歯以上ある場合も保険適用の対象になりました。

3:治療施設にも条件あり

下記の治療施設の条件も合わせて満たす必要があります。

  • 口腔外科もしくは歯科病院、当直体制の完備
  • 医薬品や医療機器などの安全を確保するための体制の完備
  • 口腔外科もしくは歯科として5年以上稼働または、インプラント治療の経験3年以上の常勤医師を2名以上配置

このように、「病気や事故による後天的な理由」もしくは「形成不全などの先天的な理由」を満たしたうえで、「治療施設の条件」を満たした場合に、インプラント治療を保険適用で受けられます。

歯科治療における保険診療と自由診療の違い

歯科治療における保険診療と自由診療の違いについて解説します。
以下でそれぞれの特徴について説明していますが、保険診療が適用されるかどうかは厚生労働省が認可した治療かどうかで決まります。

保険診療で適用できる歯科治療

虫歯や歯周病の治療や入れ歯、ブリッジなど必要最低限の健康を維持するための治療は、保険診療が適用されるため、治療費の負担を抑えられます。
ただし保険診療には一定の制約があり、詰め物や入れ歯には「保険指定の材料」を使わなければなりません。
必要最低限の健康を維持するための治療を、指定された材料で受ける場合に限り、保険適用のメリットを享受できます。

自由診療で行う歯科治療

美容を目的とみなされる治療は自由診療となり、患者様本人が治療費を全額負担しなければなりません。
虫歯の治療など保険診療が受けられる場合でも、セラミックなど保険指定外の材料を使うと、自費診療となります。
また、ホワイトニングやインプラント、歯列矯正も、基本的に自由診療で治療を行います。
自由診療では、治療費の全額負担となるため、審美性や機能性の費用対効果を検討しながら、治療の受け方を相談できる歯科医選びが重要です。

インプラントの保険適用でよくある質問

インプラントの保険適用でよくある質問を3つ紹介します。

  • 医療保険や生命保険は使えますか?
  • 高額医療費制度は使えますか?
  • 医療費控除の対象になりますか?

医療保険や生命保険は使えますか?

一般的に、医療保険や生命保険はインプラント治療には適用されません。
以前は先進医療特約で適用されていましたたが、2012年4月以降に先進医療の対象外となり、現在は適用されなくなりました。
加入中の保険によって異なる場合がありますので、ご加入の保険会社に確認してみましょう。

高額医療費制度は使えますか?

高額療養費制度は保険適用の医療費が対象のため、自由診療のインプラント治療には使えません。
高額医療費制度は、治療費の自己負担額が一定額を超えた場合に適用される制度ですが、インプラント治療や歯列矯正などの美容、審美を目的とした歯科の自由診療は対象外となっています。

医療費控除の対象になりますか?

インプラント治療費も医療費の一部として該当するため、医療費控除の対象です。
少しでも医療費の負担を抑えるためにも、積極的な活用をおすすめします。
医療費控除は、年間の医療費が一定額を超えた場合にその超過分を所得控除する制度で、保険適用とは別枠の制度です。
所得金額にもよりますが、確定申告をすることで所得税の還付が受けられる可能性があります。
以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

インプラントは医療費控除が受けられる!申請方法や注意点を解説

江坂のインプラント治療は安岡デンタルオフィス

インプラント治療は保険適用こそできませんが、医療費控除の対象となるため、費用を抑えて治療が受けられます。
失った歯をなるべく元の自然な感じで回復したいという方へ、安岡デンタルオフィスでは、世界一のスペシャリストから指導を受けたインプラント技術を提供します。
エリアトップクラスの実績数があり、幅広い症状にも対応可能です。
江坂でインプラント治療をお考えの方は、安岡デンタルオフィスへご相談ください。

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