インプラント治療は痛い?痛いと感じやすいタイミングや予防法を解説|吹田市江坂駅の歯科・歯医者【安岡デンタルオフィス】

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2024.02.17

インプラント治療は痛い?痛いと感じやすいタイミングや予防法を解説

インプラント治療に関心はあるけど、痛いのではと気になっている方も多いのではないでしょうか?今回は、インプラント治療で痛いと感じやすいタイミング、痛みを予防する方法などについて解説します。インプラント治療に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。 

インプラント治療で痛いと感じやすいタイミング

インプラント治療は、ずっと痛みが続くわけではありません。痛いと感じやすいタイミングがいくつかあります。

手術中

手術中は、局所麻酔をするので、ほとんど痛みを感じません。ただし、麻酔が不十分だったり、患者が痛みに敏感だったりする場合は、痛みを感じることもあります。また、曲食麻酔の注射の際に痛いと感じることもありますが、チクッとする程度です。もちろん、治療によっては、術後に痛みを生じることもあります。その場合は、鎮痛剤で緩和できることが多いので、ご安心ください。

手術直後

手術後に麻酔が切れると、痛みが発生することがありますが、痛みは数日程度で治まることがほとんど。また、処方された痛み止めを服用すれば、痛みを軽減できることが多いです。万が一、痛みが長引く場合は、感染症などにかかっている可能性もあるので、医師に相談してください。

抜糸時・抜糸後

手術の約1週間後に抜糸しますが、そのとき、わずかな痛みが生じることがあります。痛みには個人差があり、違和感がある程度にしか感じない方もいれば、チクチクと痛んでつらいという方もいます。基本的に抜糸後に痛むことはありませんが、患部に強い刺激や衝撃が加わると、痛みが発生することもあります。

医師に相談した方がよい症状

ほとんどの痛みは問題ありませんが、以下の症状がある場合は医師にすぐに相談してください。

  • 痛み止めが効かず強い痛みが治まらない
  • 手術後1週間経っても痛い。痛みが強くなる一方。
  • 出血や膿が出てきた
  • 唇のしびれやよだれ
  • インプラントと粘膜の隙間が深くなる

手術から一定期間経過しても、痛いと感じる場合は、なんらかの異常が生じている可能性があります。特に、注意したいのは、インプラント周囲炎です。インプラント周囲炎とは、歯磨きの際の磨き残しが原因で歯垢が溜まり、患部の周りの歯茎が炎症を起こしている状態のことです。患部周囲の粘膜の腫れ・出血・膿などの症状があったら、インプラント周囲炎だと考えてください。症状が悪化すると、インプラントが脱落することもあります。

インプラント治療の痛みを抑える麻酔法

痛みを抑える麻酔方法は、主に曲食麻酔法と鎮静法の2つです。それぞれどんな麻酔か、ご紹介します。

局所麻酔法

インプラント治療で一般的な麻酔は、「局所麻酔法」です。局所麻酔法とは、患部へ麻酔薬を投与することで、その部分だけ痛みを感じない状態にする麻酔法のことです。全身麻酔よりも麻酔時間が短く、心臓や肺への負担も大きくありません。

局所麻酔を行うときの注射の痛みが苦手な場合、麻酔薬を歯茎に直接塗布する「表面麻酔法」で、注射の傷みを感じない状態にしてから注射を行うことも可能です。

鎮静法

局所麻酔と併せて、「鎮静法」という麻酔を行うケースもあります。鎮静法とは、麻酔薬や精神安定剤を使って全身をリラックスさせて、不安を和らげて手術を受ける方法です。鎮静法には、麻酔薬をガスで吸い込む「吸入鎮静法」と、腕から点滴で注入する「静脈内鎮静法」の2種類があります。

インプラントの痛みを予防する方法

インプラントの痛みは、さまざまな方法で予防することが可能です。ここでご紹介する5つの方法を実践してみてください。

頬を冷やす

インプラント治療後の数日間、鎮痛薬を飲んでも痛いと感じることがあります。そんなときは、痛む側の頬を冷やしてみてください。

ただし、冷やしすぎると血流が滞り、かえって炎症を悪化させる可能性があるので、注意が必要です。氷や保冷剤をそのまま当てるのではなく、濡れタオルや保冷剤をタオルでくるんだものを優しく頬に押し当てるのもよいし、冷却シートを貼るのもおすすめです。

鎮痛剤や抗生物質を使用する

麻酔が切れたとき、痛みが出る可能性もあるので、前もって鎮痛剤を服用しておきましょう。手術後も痛みが続く場合は、鎮痛剤を処方してもらうことをおすすめします。

禁煙する

喫煙者は、痛みを軽減するために禁煙しましょう。喫煙していると、痛みを感じる可能性が高くなる上、歯周病やインプラント周囲炎にかかるリスクも高くなります。最悪の場合、インプラントが外れてしまい、インプラント治療自体が失敗するケースもあります。

固い食べ物や飲酒を控える

治療後の数日間は、固いものを食べないでください。傷口が完治していない状態で固いものを食べると、出血したり縫合した箇所が裂けたりする可能性があります。刺激物やガムなども、痛みや出血の原因となるので、避けましょう。

数日間は、おかゆや豆腐、ヨーグルトやプリンど柔らかいものをおすすめします。なお、食べるときは、インプラントを入れた箇所で噛まないことが重要です。

また、飲酒も、患部の腫れや出血の原因になりやすいので、手術後2~3日は避けてください。傷の治りも遅くなる可能性がある上、歯周病やインプラント周囲炎などを発症するリスクも高まります。

患部に歯ブラシを当てない

インプラント治療後から抜糸までの間は、患部に歯ブラシが当たらないようにしてください。歯ブラシが当たると、患部を傷つけて傷の治りが遅くなる可能性があります。歯磨き粉や洗口液も、傷口への刺激となりやすいので、抜糸までは何もつけずに歯磨きをすることが望ましいです。

また、歯磨きの際のうがいは、軽く口をゆすぐ程度にします。強くうがいすると、傷口を刺激して出血する可能性があるので、注意してください。

入浴や熱いシャワーを控える

治療後は、入浴や熱いシャワーを控えてください。体が温まると血流が促進され、出血したり痛みと感じたりしやすくなります。ぬるめのシャワーを浴びる程度にしておきましょう。

手術から2~3日経過したら入浴しても構いませんが、痛みや腫れが続く場合は、もう少し落ち着いてからにすることをおすすめします。

運動を控える

運動も、治療後は控えた方が安心です。ジョギング程度の軽い運動であれば2~3日、水泳など運動量が多いものであれば1週間をめどにお休みしてください。

インプラント手術は、自分で思っているよりも身体がダメージを受けています。身体が疲れていると抵抗力も落ちて、傷の治りが遅くなったり炎症を起こしたりする可能性があります。手術後数日間は、安静に過ごすことが重要です。

痛みのタイミングと種類の把握が重要!日常生活でも注意して痛みを予防しよう

インプラント治療には手術が必要なので、痛いのではと身構えてしまう人も多いはず。しかし、治療中、ずっと痛みが継続するわけではありません。どのタイミングでどんな痛みが発生するかを事前に理解しておけば、不安を軽減することができます。

そして、痛みを軽減するために、喫煙や飲酒など、日常生活でもさまざまなことに注意が必要です。安岡デンタルオフィスでは、1人ひとりに合った施術を行います。

手術の際には、静脈内鎮静麻酔を行うので、手術に不安な方もご安心ください。治療後のメンテナンス体制も万全です。インプラント治療を受けたい方は、ぜひ当院にご相談ください。

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