2023.11.29
歯医者でホワイトニングを受ける場合の値段は?セルフホワイトニングとの違いもご紹介
ホワイトニングに掛かる費用や保険適用の可否についてご存知でしょうか?
歯医者で行う通称オフィスホワイトニングは、病気の治療目的ではなく、美容目的であるため、保険適用外となり自由診療となります。
そんな中、ホワイトニングをするには高額な治療費が必要なのではないかと心配している方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回はホワイトニングの値段の相場についてご紹介いたします。
歯医者のホワイトニングが高い理由、ホワイトニングの効果を持続させるポイントも併せてご紹介しますので、ぜひご参考になさってください。
ホワイトニングの値段相場はいくら?
歯医者で実施するホワイトニングには歯医者で処置を受ける「オフィスホワイトニング」と「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」を組み合わせた「デュアルホワイトニング」があります。
ここでは、それぞれの値段相場をご紹介いたします。
オフィスホワイトニングの値段
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で処置を受けるホワイトニングの方法で、歯医者によって導入する設備や薬剤が異なるため値段の幅が広く、1回につき10,000~70,000円程度となっております。また、歯科医師や歯科衛生士といった有資格者が処置をするため、高濃度の薬剤を使用することが出来ます。
持続期間は3〜6か月程度となります。
メリットは結果が出やすく、施術内容によっては、もとの歯の色よりも白くすることも可能です。
デメリットは色戻りが早いこととコストがかかることです。
歯科医院によっては、診察料やクリーニング料金が基本の料金に含まれている場合もあり、オフィスホワイトニングを利用する場合は、費用の内訳を事前に確認しましょう。
安岡デンタルオフィスでは「ビヨンドホワイトシステム」を導入しており、高濃度の過酸化水素を塗布し、ハロゲン光を照射することで、速やかに歯に白さを浸透させることができます。お値段は¥16,500(税込)から行うことができます。ホワイトニングをしたい、メンテナンスを始めるきっかけとして、ぜひお試しください!
デュアルホワイトニングの値段
デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせた方法のことを指します。ホームホワイトニングは、自宅でマウスピースを用いて行うホワイトニングになります。
主に持続効果が長いことが特徴となっています。2つの方法を組み合わせるので料金も高額となり相場は50,000〜100,000円程度です。
メリット:オフィスホワイトニングとホームホワイトニングとを併用するため、長期間白さを保つことができます。
効果持続期間は、1〜2年程度となります。
安岡デンタルオフィスでは、¥55,000(税込)でオフィスホワイトニング(2回)とホームホワイトニングを行っております。より短期間で効果的な治療を行いたい人におススメです。
費用を少しでも押さえる方法
オフィスホワイトニングとデュアルホワイトニングの値段と効果はお分かりいただけたでしょうか?
ここからは、費用がより抑えられるホームホワイトニングとセルフホワイトニングという2つの選択肢があります。
セルフホワイトニングには2種類あり、市販の歯磨き粉などを購入して自宅でケアする方法と、サロンに出向いてサロンにある溶液や器具を使用して、スタッフの説明を聞きながら自分でケアする方法があります。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、歯科医院で作ってもらったマウスピースに自分で薬剤を塗って装着するホワイトニングです。マウスピースの装着時間は1日1時間~2時間で効果が出るまでに約2週間掛かります。歯の外側だけでなく、内側も白くすることが可能となっています。
メリット:好きな時、好きな場所でマウスピースを用いた治療が行えます。また自分の好きな色に調整できるのも特徴です。
料金相場は、マウスピースの制作が15,000円~40,000円程度、薬剤(7日分)が5,000円程度となります。
効果の持続期間は6ヶ月〜1年程度となります。
安岡デンタルオフィスでは、¥27,500(税込)でホームホワイトニングの患者様専用のトレーを作成し、薬剤がなくなった方には一本¥2,000で提供しています。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングには、主に2種類の方法があります。
市販の歯磨き粉などを購入して自宅でケア場合
セルフホワイトニングとは、自宅で市販のホワイトニング用の歯磨き粉や歯の消しゴム、歯のマニキュア、マウスウォッシュなどを購入してケアをすることをいいます。
費用は購入する製品によって異なるが、数百円〜数千円程度。デメリットとして即効性が低く、持続効果も短くなっています。
サロンで行って自分でホワイトニングをする場合
サロンでホワイトニング溶液とLEDライトを使用し、スタッフの説明を聞きながら自分でホワイトニングを行う方法を解説します。
相場は1回3,000円〜5,000円程度となります。
歯医者で使用するような漂白効果がある過酸化水素は取り扱っていないため、元の白さに近づけるクリーニング方法を用いています。
持続期間はLED照射で2~3週間程度のため、定期的な施術が必要となります。
歯医者のホワイトニングの値段はなぜ高い?
ホワイトニングが通常の診療と比べて料金が高額で驚いた方も多いのではないでしょうか?ここでは、高額な理由を解説させていただきます。
保険が適用されず自由診療となるため
ホワイトニングは健康保険の適用外になります。保険適用は口腔内の機能回復であれば適用されますが、ホワイトニングは審美性(見た目の美しさ)を高める目的の施術であるため、保険診療となりません。
また、使用する薬剤や使用機器によっても費用が異なるため、詳細を確認してから歯科医院を選びましょう。
ホワイトニングの効果を持続させる方法
ホワイトニングは時間がたてば色戻りを起こします。そこで「短期間で歯の色が戻ってしまうこと」を避けるためにホワイトニングの効果を持続させる方法をご紹介します。
ホワイトニングは過酸化水素という成分が入った薬剤を使用するため、歯の表面を守る成分が一時的に失われ、これにより着色しやすい状態となっています。
いくつかのポイントを押さえることで、ホワイトニングの効果を長持ちさせられます。
定期的にメンテナンスを受ける
歯は、歯垢や歯石の付着により、着色汚れを引き起こし、ホワイトニングの治療も出来なくなってしまいます。
普段の歯磨きや歯間ブラシなどでは完璧に汚れを落とすことは難しく、歯垢や歯石は溜まっていきます。なので歯科医院で定期的にクリーニングを受けることをお勧めします。普段のセルフケアでは落とし切れていない歯垢や歯石を除去してもらい、歯をきれいに保つことが着色汚れの予防につながります。
クリーニング料金の相場(自由診療)は、5,000~20,000円程度となっています。
着色汚れの原因になる食事は避ける
着色汚れの原因となる食べ物とは一体何でしょうか?
例として、カレーやコーヒー、紅茶が挙げられます。ホワイトニングを行っているときは、歯に着色汚れが付着しやすい食べ物や飲み物はなるべく避けましょう。ですが食べたくなったり、飲みたくなった場合は食後に水で口をゆすぎ、すぐに歯を磨くようにしましょう。
こまめに歯磨きをする
こまめに歯磨きを行うことで着色汚れをなくすことができます。例えば、食べかすなどが 歯の表面や隙間に残ると、着色汚れにつながります。
食後は必ず歯を磨いたり、歯間ブラシなどをつかって隙間の汚れ除去など、日常の中でできることを積極的に行いましょう。
禁煙をする
タバコに含まれるニコチンやタールは、歯の着色汚れの原因となるため避けることをおすすめします。また喫煙は歯周病などの口腔内の疾患の発症リスクを高めるため、歯が抜けてしまう原因となってしまいます。
まとめ
ここでコラムの内容をふりかえってみましょう。
オフィスホワイトニングの値段の相場は、1回1〜7万円程度です。
高濃度の薬剤を使用するため、1回でも歯の白さを実感できるのがメリットで元の歯よりも白くきれいに出来ることがあります。
デュアルホワイトニングの値段の相場は1回5〜10万円程度です。
2つのホワイトニングの長所を掛け合わせることで、短期間での白さアップが期待できます。
ホームホワイトニングは自宅でマウスピースを装着して行えるホワイトニングで、好きな時間、場所で施術を行えます。値段の相場は¥15,000〜¥40,000となっています。
セルフホワイトニングは市販のホワイトニング用の歯磨き粉やマウスウォッシュで自宅でケアを行ったり、ホワイトニングサロンで施術を行うことを指します。
相場は数百円~数千円、サロンに通う場合は¥3,000~¥5,000となっています。
ホワイトニングは自由診療のため、歯科医院によって費用が異なります。事前にお近くの歯科医院のホームページで確認するとよいでしょう。
ホワイトニング前にクリーニングも行うため、ホワイトニング効果を最大限にするだけでなく、虫歯や歯周病の早期発見にもつながります。