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2023.07.26

インプラントに医療保険は使える?保険を使う条件や健康保険との違いも解説

天然歯と変わりのない見た目と噛み心地を手に入れるために、インプラント治療を受けたいけれど、医療保険が使えないのではと不安な方も多いのではないでしょうか。

この記事では、インプラントが医療保険適用になる条件や、健康保険との違いなどについて解説しています。インプラント治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントに医療保険は使える?

基本的に、インプラントは医療保険の対象外です。インプラントは1本あたり30~50万円が相場ですが、全額自己負担になるケースがほとんどです。

従来、インプラント治療は先進医療の保険範囲だったものの、2012年4月以降は対象外となりました。したがって、加入している医療保険に先進医療特約がある場合でも、保険給付を受けることはできません。

ただし、特定の条件を満たした場合、保険適用されるケースもあります。

インプラントに医療保険が使えない理由

インプラントに医療保険が使えない理由は、主に2つあります。

1つ目は、ブリッジや入れ歯でも代替可能だからです。失った歯を補う場合、ブリッジや入れ歯でも必要最低限の機能性を確保することは十分に可能なので、インプラントに医療保険は使えません。

2つ目は、審美性の要素が強いことです。基本的に、審美目的の治療は保険適用外となります。したがって、審美性を重視したインプラント治療も、保険適用外です。

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インプラントが保険適用になる条件

事故や病気、先天性の理由によって顎の骨が欠損している等、特定の条件に該当した場合は、保険適用でインプラント治療を受けることが可能です。特定の条件は、以下の通りです。

  • 病気や事故、もしくは先天的な理由による顎の骨の欠損
  • 基準を満たした施設による治療

病気や事故、もしくは先天的な理由による顎の骨の欠損

病気や事故、先天性の理由によって顎の骨が広範囲で欠損している場合、保険適用で治療が受けられます。そのほか、生まれつき永久歯が生えてこない先天性欠損が6歯以上ある場合も、保険適用で治療可能です。

ただし、虫歯や歯周病、加齢による欠損の場合、保険適用の対象外となるのでご注意ください。保険適用の条件にご自身が当てはまるか心配な方は、最寄りの歯科医院で診察・相談を受けてみることをおすすめします。

基準を満たした施設による治療

インプラント治療を保険適用にするには、国の定めた基準以上の治療施設で治療を受ける必要があります。国の定めた基準は、以下の通りです。

  • 口腔外科もしくは歯科の病院である
  • 口腔外科もしくは歯科に5年以上の経験またはインプラント治療の経験3年以上の常勤医師を2名以上配置されている
  • 当直体制が完備されている
  • 医薬品や医療機器などの安全を確保するための体制が完備されている

健康保険と医療保険

健康保険は、国民皆保険制度で加入義務がある社会保険のうちの1つで、厚生労働省が定めた医療を受ける際の自己負担額が原則3割で済む制度です。

ただし、先進医療や入院時の差額ベッド代、食事代は対象外となるため、不足分は自己負担もしくは医療保険でカバーしなくてはいけません。

歯科治療の場合、虫歯や歯周病などの治療は保険適用となりますが、インプラント治療は原則保険適用が認められていません。したがって、全額自己負担での治療となります。

一方、医療保険は生命保険の一部で、自動車保険と同じ任意加入の保険商品です。健康保険や国民健康保険ではカバーしきれない自己負担部分を補完できるものという位置づけとなっています。

したがって、保険の補償内容次第では、インプラント治療でも医療費を抑えることが可能になるでしょう。

保険診療と自由診療の違い

次に、歯科治療の保険診療と自由診療の違いについて紹介します。

  • 保険診療
  • 自由診療

保険診療と自由診療どちらでの治療となるかは厚生労働省が決めており、歯科医院によって違いはありません。

保険診療

保険診療は、健康保険が適用される診療のことで、基本的に患者の医療費負担は3割です。虫歯や歯周病など、健康を維持するための治療は保険診療に該当するので、費用を抑えて治療が受けることが可能です。ただし、治療方法や使う材料に制限があります。

自由診療

自由診療は、患者様と医療機関との間で個別契約を結んで治療を行う仕組みのことです。患者が医療費をすべて負担しますが、治療費や材料を自由に選べます。

歯科治療の場合、歯列矯正やホワイトニング、インプラントなど、見た目をキレイにする目的とみなされるものは、自由診療に該当します。虫歯治療でも、セラミックなど見た目がいい厚生労働省の指定外の材料を使う場合は自由診療です。

一般的に、自由診療では、治療を受ける歯科医院や使用する材料によって費用が異なります。

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インプラントの治療費を抑える方法

医療費控除を使う

医療費控除は、年間の医療費が一定額を超えた場合にその超過分を所得控除する制度です。

医療費控除を使うことで、所得税などが還付される可能性があります。治療費そのものを抑えることはできませんが、全体的な出費を抑えることが可能です。

医療費控除に関しては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。


内部リンク「インプラントは医療費控除が受けられる!申請方法や注意点を解説

複数の歯科クリニックで見積もりを比較する

インプラント治療は自由診療のため、歯科医院によって治療費が異なります。見積もり金額は同じでもサービスが異なる可能性があるので、金額だけで決めないようにしましょう。

HPに記載されている費用には、治療後のメンテナンス費や保証が含まれていないこともあるので、見積もりに含まれている項目を十分に確認することが重要です。

クレジットカードやデンタルローンを利用する

歯科医院によっては、支払いにクレジットカードを使えることもあります。クレジットカードはポイント還元があるため、費用の負担を抑えられるのがメリットです。

一方、デンタルローンにはポイント還元はないものの、分割払いが可能です。一括払いが難しい方は、クレジットカードやデンタルローンの利用をおすすめします。

高額療養費制度を利用する

高額医療費制度は、保険診療での治療費の自己負担額が一定額を超えた場合に適用される制度です。ただし、保険適用の場合に限ります。自由診療のインプラントや歯列矯正は対象外となりますので、ご注意ください。

適切な治療を行う歯科医院を選ぶ

治療費にこだわると、質の低い治療により噛み合わせや持続的な痛みなどのトラブルを引き起こし、結局ほかの歯科医院で治療を受け直すことになりかねません。

治療で失敗しないためには、適切な歯科医院を選択することが重要です。インプラントの実績豊富な歯科医師が在籍していること、治療に適した施設や設備が整っていること、治療法やリスク、費用などについての十分な説明がある歯科医院を選ぶようにしましょう。

素材を厳選する

インプラントで使用する素材には、さまざまなものがあります。セラミック・レジン・オールセラミックなど複数の素材から予算に合うものを選ぶことで、費用を抑えることも可能です。

江坂でインプラント治療を受けるなら安岡デンタルオフィス

インプラントは、失った歯をなるべく元の自然な感じで回復したい方に最適な治療です。インプラント治療は医療保険を利用できませんが、医療費控除を活用することで費用を抑えられます。

安岡デンタルオフィスでは、世界一のスペシャリストから指導を受けたインプラント技術を提供します。エリアトップクラスの実績数があり、幅広い症状にも対応可能です。江坂でインプラント治療をお考えの方は、安岡デンタルオフィスへご相談ください。

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