口内炎とは?|江坂駅近くの歯科・歯医者なら安岡デンタルオフィス

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2022.12.13

口内炎とは?

口内炎とは?

口内炎について

こんにちは。しみたり、痛みが続き食事するのが辛かったり、時には会話をするのも億劫になってしまう、口内炎。
この口内炎とは、口の中やその周辺の粘膜に起こる炎症の総称で、主に頬の内側をはじめとする広い範囲で発症します。

痛みが伴いまた症状は軽いものから重度なものまでさまざまです。 患者様の中でも口内炎ができやすい方もおられ、常に口内炎があってお食事も、会話にも支障があって本当にお困りないようです。そんな口内炎ができてしまう症状や原因について今回は少しお話したいと思います。

口内炎の症状

一般的に最も多い口内炎は『アフタ性口内炎』と呼ばれ、粘膜の部分が赤くなって腫れている、またその腫れの中心に白くなったポツポツした斑点や浮腫ができます。このポツポツした白い部分というのは一般的に米粒位サイズで、白や黄色の膜で覆われています(潰瘍)。食事した際にしみたり、しかし痛みはそんなに強くはないという症状です。

比較的口内炎の中でもまだ軽症と考えられるこの症状は通常1〜2週間程度で治るのですが、人によっては繰り返しできてしまう場合があります。 そしてこの口内炎は時には症状が重くなる場合もあります。最小限の症状では治らず、悪化し「びらん」と呼ばれるただれになってしまったり、白い膜が覆ってしまったり、えぐれた穴や水疱ができてしまう場合もあります。そんな重症の口内炎に罹ってしまった場合は、口内はしみる程度ではおさまらず、食事や会話すらできなくなってしまいます。

口内炎の原因は?

1.お口の中の小さな傷が原因

お食事中に、うっかり頬を噛んでしまったり乱暴なブラッシングでお口の中の粘膜に傷が付いてしまったりすると傷口から細菌感染が起こって口内炎になってしまうことがあります。

2.食品アレルギー

特定の食品に対するアレルギーが原因の場合もあります。ただ、アレルギーの原因となる食品を特定することはなかなか難しいのが現状です。

3.ビタミン不足

特に、ビタミンB群が不足することにより口内炎になりやすくなることが分かっています。ビタミンBは、主に豚肉などに多く含まれています。

4.唾液不足

唾液の分泌が減る原因は様々ですが、唾液というのは粘膜を保護する効果もあり、分泌が少なくなってしまうと、粘膜の炎症が起こり口内炎を引きおこしやすくなります。

5.免疫力の低下

疲れの蓄積、睡眠が十分にとれない、病気などといった状況が続くと身体の免疫力が低下していき感染症を引き起こす原因にもなり、口内炎もできやすい傾向にあります。

6.その他

上記の他に、生活スタイルの変化によってのストレスや全身的な疾患が原因となる場合もあります。

口内炎の治療法

ほとんどの口内炎は、放っておいても1~2週間くらいで治りますが、特に気をつけなくてはならないことは十分な栄養を摂る(ビタミンB)ということと歯磨きを(傷をつけないよう気をつけて)しっかりしてお口の中を清潔にするということくらいです。

ただ、先ほどお話しした重度な口内炎になってしまった場合には痛みが非常に強いものや難治性のもの、全身的な疾患が原因のものもまれにありますので、そのような場合には歯科医院できちんと診察を受けることをお勧めします。

当医院では、歯科用炭酸ガスレーザーを使用して表面を一層焼く、ということもさせていただいています。

『表面を一層焼く』というと怖い気がしますが、ピンポイントに炎症した部分に熱を加え、表面に瘡蓋(かさぶた)を作るだけなので、治療時間も短く怖いことはなにもしません。そうすることで傷の治りも早くなります。

しかし、患者様の中にはどうしてもレーザーが怖いという方には口内に塗布するステロイド軟膏や、痛み止めを処方することをおすすめさせていただいています。

『口内炎で歯医者さんに行くなんて…』と治るまでただただ耐えている方は是非、お気軽に御来院ください!

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