2017.05.01
顎関節症かどうかを知るセルフで出来るチェックポイント
口を大きく開いたとき通常の人であれば約40mm開きます。この長さは人差し指から薬指を並べた3本指をタテにした長さとほぼ同じです。ものさしがなくても簡単にこの方法で確認することが出来ます。ごはんを食べるときも口を開けることが辛い、億劫といった場合は一度このチェックを行って下さい。
口を大きく開け閉めした時に痛みがある場合は気を付けなくてはなりません。あまりにも口を大きく開けてしまうと通常の人でも痛みがあるので無理に開けて確認しないよう注意して下さいね。痛みを感じるのは顎関節ではないという場合も要注意です。顎関節には筋肉が付着しているため顎周りの筋肉痛も起こります。
スルメやホルモンなどの歯ごたえのある食べ物を噛む時に痛みは感じますか?やはり硬い食べ物を噛む時に痛みがある場合は、顎関節が悲鳴をあげている証拠です。今はそこまで痛くない人も決して顎関節症にならないとは限りません。普段からあまり硬い食べ物を食べないと当然顎の筋肉は衰えてしまいます。
顎を動かしたときに違和感がある、みしみしと音がすることはありますか?または顎がカクカクする感じはありますか? こうなると顎関節症になっていることがほとんどです。顎の関節は骨と軟骨で構成されています。音がする場合は骨や軟骨が変形、あるいはずれています。放置すれば最悪の場合手術になります。
どうでしたか?上にある項目に当てはまる場合は早く診てもらうことがおススメです。顎関節症は名前からして顎の病気ですが、あまりにも症状が重くなると頭痛や肩こりといった症状やこれらから引き起こされるストレスによって不眠症にもなってしまいます。顎関節症は顔も非対称となるためフェイスラインを気にする人は早めの治療で注意してください。