2017.03.16
予防歯科は自費?期間で変わる予防歯科にかかる費用
歯石除去は保険適応と保険適応外に分かれます。保険適応の歯石除去をできるのは歯周病や虫歯がある人です。歯石は歯周病や虫歯を悪化させることから、治療の一環として歯石除去を行えます。同時に、歯周病検査、レントゲン検査を行うことが出来ます。検査代と歯石除去合わせて約3500円で行います。
歯石は、歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石があります。歯肉縁上歯石とは、歯茎の上に出来る歯石です。一方、歯肉縁下歯石は、歯茎の下に出来る歯石で直接見ることができません。歯肉縁上歯石は簡単に1回で落とすことが出来ますが、歯肉縁下歯石は頑丈に歯に付着しているため数回に分けて落とします。一回の歯石除去は保険の規則上、左右の奥歯と前歯と上下6ブロック中3ブロックしか行えません。ですから、人によって通う頻度が変わります。
保険適応外の歯石除去は、歯周病や虫歯がない人です。特に問題がない人には治療は行えません。よって、特に問題がない人には保険適応外、自費での歯石除去を行うことになります。保険適応外の歯石除去は1回行うことができます。なぜなら、自費の場合は、保険の規則は関係ないため、1度の来院ですべての歯石を落とすことが出来るからです。歯医者さんによって治療費は5000円~30000円とかなりの差があります。
予防歯科は歯石除去だけではありません。他にも様々な予防歯科があります。大体の予防歯科は保険適応外です。 1. ブラッシング指導 ブラッシング指導とは歯医者さんできちんとした歯の磨き方を教えてもらうことです。歯周病や虫歯がある人は保険適応になります。 2. PMTC PMTCとは歯科専用の器具を使って落とし切れていない歯垢を落とす方法です。歯垢は2~3日で石灰化され歯石となります。歯垢を落とすことで歯石の石灰化を防ぎます。 3. フッ化物塗布 フッ化物塗布とは歯の再石灰化を促進する方法です。歯の再石灰化を促進することでより強い歯になります。またフッ化物は虫歯の進行を抑える働きがあります。フッ化物を塗ったから虫歯にならないというわけではないのできちんと歯を磨きましょう。