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2024.07.02

ブリッジ治療した歯が痛む時の対処法は?4つの原因と対処法を紹介!

ブリッジ治療は歯の欠損を補うための一助となる重要な治療法ですが、時には治療後に歯が痛むことがあります。その際には、正しい対処法を知っておくことが重要です。この記事では、ブリッジ治療後に歯が痛む4つの主な原因と、それぞれの対処法を詳しく紹介します。

ブリッジ治療後に痛みが生じる4つの症例と原因

ブリッジ治療の後に痛みが生じる4つの症例とその原因について、詳細を説明します。

  • ブリッジ治療のすぐ後に痛みが出始めた
  • ブリッジ治療からしばらくして痛みが出始めた
  • ブリッジを支えている歯が痛む
  • ブリッジの下の歯茎に痛みが出る場合

ブリッジ治療のすぐ後に痛みが出始めた

ブリッジ治療の直後に痛みが出る場合は、ブリッジの支えのために削った左右の歯の神経が過敏になっているケースが想定されます。
削ったことによって神経への刺激が伝わりやすくなるため、しばらくの間、しみたり痛みを感じたりするケースです。
支えにする歯の虫歯治療を並行して行った場合、さらに痛みが出る可能性が高まります。

ブリッジ治療は歯を削るため、治療後に頭にひびくような痛みが出るのは致し方ありません。長くても1ヶ月程度で痛みはおさまります。
痛みが長引くようなら別の問題が隠れている可能性がありますので、かかりつけの歯科医師へ相談しましょう。

ブリッジ治療からしばらくして痛みが出始めた

ブリッジの治療をしてからしばらくすると、両隣の歯の負担の積み重ねによって、痛みがで始めることがあります。
ブリッジは両隣の歯にまたがる被せ物を装着して、失った箇所の人工歯を支える構造になっています。
人工歯にかかる荷重は両隣の歯に分散され、その荷重は想像以上のものです。

また、ブリッジ本体の劣化でも、痛みが出ることもあります。痛みが出始めた場合は、ブリッジの再調整が必要です。

ブリッジを支えている歯が痛む

ブリッジを支えている歯が弱くなって、少しづつ痛みが出ることがあります。また、ブリッジの治療前に歯を抜いたはずなのに痛みが出ることもあります。

支えている歯に痛みが生じる原因は主に次の通りです。

  • 神経を抜く時に何かの問題が起きていた
  • ブリッジの箇所の噛み合わせが高いため、強めに負荷がかかっている
  • 強い噛み締めと食いしばりによって歯根にトラブルが生じている
  • 歯根に膿が溜まって炎症を起こしている

被せ物で覆われた神経や歯茎に覆われている歯根のトラブルは外見上、ほとんど見分けがつきません。
痛みを感じて歯科医院を受診した時に、トラブルが発見されるケースは良くあります。

ブリッジの下の歯茎に痛みが出る場合

ブリッジの下の歯茎に痛みは、歯周病が原因となっている可能性が高いです。

ブリッジは構造上、汚れがとてもたまりやすいです。蓄積された汚れが歯周病を引き起こします。

歯周病が進行すると、歯茎の晴れや膿がたまる、できものができるなどあらゆる症状がで始めます。

そのまま症状が進行すると、常に痛みを感じる、人工歯との接触で激痛が走るなど、日常生活にも支障をきたすようになり、痛みのために睡眠を妨げるようになるかもしれません。

ブリッジした歯が痛くて噛めない時の対処法

ブリッジした歯があまりに痛くて噛めなくなってしまった時の対処法を紹介します。

  • 早めに歯科医院で診断を受ける
  • 応急処置で対応する

早めに歯科医院で診断を受ける

痛みの解消には歯科医院へ行くのがもっとも良い解決法です。
痛みはトラブルのサインです。そのままにしておくと悪くなることはあっても、自然と良くなることはありません。
トラブルが悪化し続けると、一般的な歯科医院では対応できないレベルに達してしまいます。

ブリッジをそのままにしておくことで考えられる状況の変化は次の通りです。

  • 歯の神経が壊死して歯そのものが脆くなる
  • 支えの歯が弱くなって抜歯しないといけなくなる
  • 虫歯や歯周病がブリッジの箇所以外へ拡散してしまう

ブリッジは支えの歯を削って作成する必要があります。歯を削る回数には限度があることも認識しておかなければいけません。

症状がひどくなり、歯をさらに削る必要がある場合は、ブリッジでの再治療は難しいです。支えとなる歯が抜歯となった場合でも、ブリッジでの再治療は難しくなります。

応急処置で対応する

ブリッジに痛みを感じるのにすぐに歯科医院を受診できない場合、応急処置を施します。

一般的な応急処置の方法は、次の2通りです。

  • 鎮痛剤の利用
  • 痛みのある箇所を冷やす

鎮痛剤はロキソニンなどの市販の医薬品で対応できます。患部を直接冷やす場合は、冷やしたタオルや冷却シートを直接当てます。氷をそのまま口の中に入れずに外側からゆっくり冷やしましょう。

痛みが治ったとしても、それは一時的なものです。また痛くなりますので、早めに歯科医院へ行きましょう。

ブリッジ以外の有効な治療方法

歯を喪失した時に選べるブリッジ以外の治療法は次の3つがあります。

  • インプラント
  • 入れ歯
  • インプラントオーバーデンチャー

それぞれの治療法について、詳細を説明します。

インプラント

インプラントは、喪失した歯の部分に金属の根を埋め込んで人工の歯を上から被せる治療法です。
天然歯と変わらない審美性を持っており、食事の際の違和感も少ないです。メンテナンスを定期的に行っていれば半永久的に使用できます。
治療の際に外科的な手術が必要になるものの、噛みごこちや審美性が気になる人にとって、メリットの大きな治療法です。

入れ歯

入れ歯は人工樹脂で人工歯を作成して、健康な歯に固定して使用します。
全ての歯を喪失した場合は、総入れ歯、部分的に歯を喪失した場合は部分入れ歯を使います。

ブリッジやインプラントと異なり、取り外しができるため、清潔に保てる点は大きなメリットです。

ブリッジは土台となる歯を削る必要がありますが、入れ歯なら健康な歯を削ることなく、治療ができます。
しかし、装着時の違和感の大きさから硬いものを食べる時はストレスになるかもしれません。

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャーとは、総入れ歯に数本のインプラントを付けて固定させる治療方法です。

一般的なインプラントは、歯1本に対してインプラント根が必要とされますが、インプラントオーバーデンチャーは数本の歯で全ての歯を固定します。
自分の歯でもしっかり噛んで食事できますので、ストレスなく過ごせる点も大きなメリットです。

通常のインプラントに比べて、手術の規模が小さいため、体への負担や経済的負担も少なく済みます。

自分でも取り外しできるため、清潔に保てる点も見逃せないポイントです。

まとめ

ブリッジ治療をした歯が痛む原因はさまざまですが、そのままにしておいて治ることはありません。根本的な原因への対処が必要です。

痛みが出た場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。歯科医院を受診して問題を解決できるケースもありますし、そのままブリッジを使い続けることも出来ます。

安岡デンタルオフィスでは、患者さまに合わせた歯の欠損治療を行っています。綺麗な歯で心置きなく笑いたいと、思いを募らせている方はぜひ当院へお越しください。

ご期待にそう治療を提供いたします。

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