メタルボンドとは?オールセラミックとの違いや費用感、メリットも紹介| 吹田市江坂駅徒歩2分の歯医者・歯科|安岡デンタルオフィス江坂

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2025.10.23

メタルボンドとは?オールセラミックとの違いや費用感、メリットも紹介

 

歯の被せ物を検討するとき、「どの素材が自分に合っているのか分からない…」と悩む方も多いのではないでしょうか。

歯の被せ物(補綴)は、見た目だけでなく、咬む力や噛み合わせを整え、食事や会話、顔の形など生活の質を守る大切な役割があります。

中でも「メタルボンド」は、内側に金属、外側にセラミックを焼き付けた被せ物で、強度と自然な色味の両立が可能です。製作には技術と時間が必要なため費用はやや高めですが、奥歯など強い力がかかる部位にも安心して使えます。

この記事では、メタルボンドの特徴や他のセラミック素材との違い、費用やメリット・デメリットをわかりやすく解説しますので、被せ物選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

 

セラミックとは

まずは、セラミックについてご紹介します。セラミックは、歯が欠けたり割れたりした場合や、虫歯治療で銀歯やプラスチック(レジン)を使うよりも、自然で透明感のある歯を再現したいときに使われる素材です。

セラミックは強度や見た目の特徴によっていくつかの種類に分かれています。代表的な4つは以下の通りです:

  • メタルボンド
  • オールセラミック
  • ジルコニアセラミック
  • ハイブリッドセラミック

それぞれ素材や製法、審美性・耐久性が異なるため、治療を選ぶ際には特徴を理解しておくことが大切です。

 

メタルボンドとは?

メタルボンドとは、内側に金属、外側にセラミックを焼き付けた被せ物のことを指します。金属の強度を活かしながら、外側のセラミックで自然な歯の色味や透明感を再現できるのが特徴です。

奥歯のように強い咬合力がかかる部位でも安心して使用でき、食いしばりや歯ぎしりのある方にも適しています。また、50年以上にわたって使われてきた歴史ある素材で、さまざまな症例で実績があるため、信頼性が高いのもポイントです。

一方で、製作には高度な技術と時間が必要なため、費用はやや高額になります。また、内側に金属を使用しているため、金属アレルギーのリスクや、長期間使用すると金属が見える場合があることも知っておく必要があります。

 

オールセラミックとの違い

項目 メタルボンド(MB) オールセラミック(全てセラミック)
強度 内側に金属を使用しているため非常に高い。奥歯の咬合力にも耐えられる。 金属を使用していないため、衝撃にはやや弱く、欠けやすい場合がある。
審美性 熟練技術者による手作業で微妙な色味や透明感の表現が可能。 ブロック削り出しのため、色味は安定して天然歯に近いが、自由度はMBよりやや低い。
アレルギー 内側の金属で金属アレルギーのリスクがある。 金属を使用していないため、アレルギーの心配がほぼない。
製作方法 熟練の技術者による手作業で焼き付ける「盛り上げ法」。 CAD/CAMシステムでブロックから削り出す機械加工。
耐久性 金属フレームにより耐久性が高く、長期使用に向く。 衝撃や強い力にはやや弱いが、欠けにくいブロックを使用することで安定性向上。
費用 材料費・技術料がかかるが、オールセラミックよりやや安い場合が多い。 高精度ブロックと加工機のコストがかかるため、MBより高額になるケースが多い。

 

セラミックの種類と特徴

セラミックにはいくつか種類があり、それぞれ製作方法や特徴が異なります。被せ物選びの際には、強度や審美性、費用面を理解しておくことが大切です。

メタルボンド(MB)

  • 製作方法:内側の金属フレームにセラミックを手作業で盛り上げて焼き付ける「盛り上げ法」
  • 特徴:奥歯でも安心の高い強度と、微妙な色味や透明感を天然歯に近づけられる審美性。
  • 注意点:製作に高度な技術と時間が必要で、材料も専用金属を使用するため費用はやや高額。

オールセラミック

  • 製作方法:CAD/CAMシステムでセラミックブロックから削り出す機械加工。
  • 特徴:継ぎ目がなく均一で安定した強度。色調も天然歯に近く、金属を使用しないため金属アレルギーの心配がない。
  • 代表例:e.max(ニケイ酸リチウムガラスセラミック)は、削り出しやプレス加工で作られ、強度と審美性のバランスが良く、前歯・奥歯どちらにも使用可能。

ジルコニアセラミック

  • 製作方法:内側のフレームに硬いジルコニアを使用し、表面にセラミックを焼き付ける。CAD/CAM削り出しも多い。
    特徴:非常に硬く丈夫で、金属を使わないため金属アレルギーの心配が少ない。審美性も高い。

ハイブリッドセラミック

  • 製作方法:セラミックとプラスチック(レジン)を混ぜた素材をCAD/CAMで削り出すことが多い。
  • 特徴:保険適用になる場合もあり、コストを抑えられる。耐久性や審美性は他のセラミックよりやや劣る。

 

製法の違いが“強度”にどう影響するのか

セラミックの強度は、製作方法によって大きく変わります。

  • メタルボンド(MB)
    手作業で金属フレームにセラミックを盛り上げて焼き付ける「盛り上げ法」の為、ヒビや気泡、微細な継ぎ目が入りやすく、製作者の技術に左右されます。そのため、強度は高いものの、仕上がりの均一性や耐久性は作る人の経験に大きく左右されます。
  • オールセラミック・e.max・ジルコニアセラミック
    CAD/CAMシステムでブロックを機械で削り出すため、継ぎ目がなく均一で、どの方向からの力にも安定して耐えられます。色味はブロックごとに決まっていますが、強度は一定で破折リスクが少ないのが特徴です。
  • ハイブリッドセラミック
    セラミックとレジンを混ぜた素材を削り出すため、耐久性はやや劣ります。変色しやすい点も注意が必要です。

 工程と素材の違いが“費用”に関係する理由

同じセラミックでも、製作方法や使用素材の違いにより費用が変わります。

素材 製作方法 費用の目安 費用が高くなる理由
メタルボンド 手作業の盛り上げ法 7〜10万円前後(大きさや本数によって15万円程度) 手作業で時間と技術が必要。金属フレーム専用材料のコストも高い。
オールセラミック / e.max CAD/CAM削り出し・プレス加工 10〜15万円前後 高品質ブロック材料と専用機器を使用するため高コスト。
ジルコニアセラミック CAD/CAM削り出し+セラミック焼き付け 10〜15万円前後 素材と削合専用機が必要。非常に硬い素材で加工が難しいため高コスト。
ハイブリッドセラミック CAD/CAM削り出し 4〜6万円(条件を満たせば保険適用可の場合あり) プラスチック混合で材料費が低く抑えられる。

 

メタルボンドが高額でも選ばれる理由

 

メタルボンドは製作に手間と時間がかかり、金属フレームのコストも高いため、費用はやや高めです。しかし、それでも多くの患者さんに選ばれる理由があります。

1. 繊細な色味と自然な仕上がり

盛り上げ法でセラミックを層ごとに焼き付けるため、お一人おひとりの天然歯に近い微妙な色味や透明感を表現できます。オールセラミックやCAD/CAM削り出しの素材では出しにくい、歯の個性に合わせた繊細なグラデーションが可能です。

2. 高い適合精度

熟練した技工士が手作業で製作することで、歯の形や噛み合わせにぴったり合う被せ物が作れます。適合精度が高いと、隙間から虫歯や歯周病が進行するリスクも減らせます。

3. 強度と耐久性

金属フレームを内側に使用しているため、奥歯のように噛む力が強い部位でも安心して使用できます。食いしばりや歯ぎしりがある方にも適しています。

・当院では咬合圧のかかる奥歯のインプラントの上部構造に採用しています。

4. 長期使用の安心感

1950年ごろアメリカで発案されてから、50年以上の歴史があり、多くの症例で使用されてきた実績があります。トラブルへの対応も経験豊富な技工士や歯科医師がサポートできるため、長く使用できる安心感があります。

このように、費用はやや高額でも、「見た目・適合精度・耐久性」を総合的に考えると、奥歯を含めた長期使用を考える方にとって魅力的な選択肢です。

特にこんな人におすすめ!

  • 奥歯など噛む力が強い部位に被せ物を入れたい方
  • 歯ぎしりや食いしばりの癖がある方
  • 天然歯に近い色味・透明感で自然な見た目を重視する方
  • 適合精度が高く、長期的に安心して使える素材を希望する方
  • 「耐久性」と「審美性」を両立させたい方

 

信頼できるメタルボンドを選べる歯科医院の探し方

メタルボンド(MB)は、強度や審美性に優れていますが、製作には高度な技術が必要です。そのため、医院や技工所によって仕上がりや耐久性に差が出ることがあります。特に、技工士の経験や手技によって精度が大きく変わります。

豊富な症例と実績がある

  過去の症例写真や症例数が公開されている医院は、技術の確かさが分かります。

技工士との連携がしっかりしている

メタルボンドは手作業で色味や形を整えるため、医院内または提携技工所の技工士の腕が結果に直結します。歯科医師と歯科技工士がしっかりと患者さまの情報を共有していることが重要です。

患者に合った提案をしてくれる

単に素材を押し付けず、噛み合わせやライフスタイルに合わせた最適な治療計画を提示してくれる医院は安心です。

当院では、専任の技工士が在籍しています。さらに歯科医師と歯科技工士が密に連携することで、患者さま一人ひとりに合った高精度な補綴治療を提供しています。

院長の想いとしても、「高額な治療だからこそ、愛する家族にする治療と同じレベルで妥協せずに提供したい」という信念を持っています。安心して長く使える被せ物を希望する方は、医院選びの際にこうした技術力や連携体制を確認すると良いでしょう。

 

迷ったら相談、安岡デンタルオフィス江坂院の補綴治療で理想の歯を手に入れましょう

被せ物を選ぶときに大切なのは、「見た目」「耐久性」「費用」など、何を一番に重視したいかを自分の中で整理することです。
そのバランスが取れると、仕上がりにも納得でき、治療後の満足感もぐっと高まります。

今回ご紹介したメタルボンドは、強さと美しさのどちらも求めたい方にぴったりの素材です。
しっかり噛める安心感がありながら、見た目の自然さも保てるため、今でも多くの方に選ばれています。

ただし、お口の状態は一人ひとり異なります。
前歯か臼歯か、天然歯の被せ物かインプラントの上部構造かによって、適した素材は変わってきます。
大切なのは、歯科医師としっかりコミュニケーションを取りながら、理想に近いより良い選択をしていくことです。

安岡デンタルオフィス江坂院では、「痛みを抑えた治療」をモットーに、機能性と審美性の両立を何より大切にしています。
素材ごとの特徴やお口の状態を歯科医師が丁寧に見極めたうえで、その方にとって本当に納得できる補綴治療をご提案いたします。
被せ物の素材選びに迷われたときは、ぜひ一度ご相談ください。あなたに合った治療の方向性を、一緒に見つけていきましょう。

江坂で審美歯科なら安岡デンタル

この記事の監修医師
安岡デンタルオフィス院長
長野 繫彦
スタディーグループ歯庵、大阪SJCD 会員、COI(国際口腔インプラント学会) 会員、学術団体JAID 会員

目標を持つことが人の努力を支えると考え、歯科医療においても患者様の価値観に合った目標を共に作り上げることが大切です。痛みを治すだけでなく、人生を豊かにする歯科医療の実現が私の目標です。監修者プロフィール詳細を見る⇒

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