2023.06.30
インプラント2本で3本を補う?インプラントのブリッジ治療について解説!
江坂でインプラント2本でブリッジ治療をする場合、いくら費用がかかるかご存知でしょうか。3本以上の歯をインプラント治療する際には、1本ずつインプラントを埋め込むか、2本のインプラントでブリッジ治療するか選択できます。それぞれ費用やメリット・デメリットが異なるため、どちらにするか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、江坂でインプラント2本でブリッジ治療する場合の費用を紹介します。インプラントブリッジのメリット・デメリットも詳しく説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
2本のインプラントでブリッジ治療をする場合の費用
インプラント治療で最も気になることといえば、その費用面ではないでしょうか。インプラントは保険の対象外となるため、費用の負担が大きくなってしまいます。
インプラントを1本ずつ埋め込む場合と、インプラント2本でブリッジ治療する場合では、どのように費用が変わるかご存じですか?
まずは当院の費用設定も含めて、インプラント2本でブリッジ治療する場合の料金相場について紹介します。
インプラント治療の料金相場はどれくらい?
インプラント治療は、歯科医院によって費用設定が異なるため、一概には言えませんが、平均として1本あたりの料金は40万円前後に設定されています。
この価格は口腔状態が良く、すぐにインプラント治療が行える場合です。
重度の歯周病でインプラント治療が難しい場合や、骨が薄い箇所への治療は、別途費用が発生することを予め確認しておきましょう。
インプラント2本でブリッジ治療する場合の料金相場は?
複数の欠損がある場合には、1箇所ずつインプラント治療を行うより、インプラントを2本使ったブリッジ治療の方が費用を抑えられるためおすすめです。例えば、奥歯が3本ない患者様がインプラント2本でブリッジ治療をした場合、総額で80〜100万円となります。
インプラントを3本使うよりもかなり費用が抑えられています。もちろん、欠損がバラバラな箇所にあったり、部分的に骨が薄かったりする場合にはブリッジが難しいケースもありますので、事前にしっかりと検査を受けてシミュレーションを行うようにしましょう。
安岡デンタルオフィスの料金
江坂でインプラント2本のブリッジ治療をする場合の料金は、90万円+税となります。内訳は、インプラント1本あたり44万円(上部構造込み)×2本分と、診断料や施術料などです。そのほか、2次OPEをご希望の方やGBRなどの外科手術が必要な場合は、ご相談いただいたうえで総額費用を計算いたします。ぜひ安岡デンタルオフィスへお気軽にご相談ください。
インプラントを用いたブリッジ治療のメリットとは?
インプラント2本で行うブリッジ治療のメリットは、いくつかあります。
費用面はもちろん、審美性にこだわりたいという方にとっても魅力的な治療方法だと言えるでしょう。
また、健康な歯を残したいという思いが強い患者様にとっても嬉しい選択肢になると思います。
ここでは、インプラント2本でブリッジ治療する際のメリットを3つ解説します。
2本のインプラントで3本の歯を作れる
インプラント2本のブリッジ治療では、治療箇所の骨にインプラントを2本だけ埋め込んで、上からセラミックを被せるという方法で歯を補っていきます。
複数の奥歯が蓮則で欠損してしまった場合、しっかり噛むことができないことはもちろん、お口全体の噛み合わせも乱れてしまいます。
とはいえ、全ての欠損箇所にインプラントを入れることは経済的に難しい、保険診療の治療では長持ちしない、入れ歯には抵抗がある、という患者様も多いでしょう。
そういった場合には、インプラントのブリッジ治療がおすすめです。
1本ずつインプラントを埋め込む必要がないため、治療時間が短縮され、患者様の負担も少なく済みます。
全てをインプラントにするより安く抑えられる
インプラント1本あたり40万円前後と考えると、連続した欠損を補うことはかなりの経済的負担となってしまいます。
一方でインプラントブリッジは、3本以上の歯を2本のインプラントを支えられるので、基本的には2本分のインプラント代だけで済みます。
あまり費用をかけずにしっかり噛める状態を取り戻したいという場合には、ぜひインプラントを用いたブリッジ治療を検討していきましょう。
インプラントを用いたブリッジ治療を行うデメリットは?
どんな治療にも、メリットとデメリットが存在します。
インプラント2本のブリッジ治療も例外ではなく、決してメリットだけではありません。
ここでは、3つのデメリットを詳しく説明します。
デメリットとなる部分もきちんと把握した上で、納得のいく治療方法をお選びいただけたらと思います。
保険診療のブリッジより費用が高くなる
ブリッジ治療という観点から見ると、インプラントを用いたブリッジ治療は保険診療のブリッジ治療よりかなり高額になります。
通常、ブリッジ治療は保険適用のため、多く見積もっても3万円前後の自己負担となりますが、インプラントは保険適用外の自費診療となるため、事前にしっかりと費用面を確認しておく必要があります。
ブリッジは通常のインプラントより手入れが難しい
通常のインプラントは、天然の歯と同じように一本一本が独立して並んでいます。そのため、ブラッシングの際にも天然の歯と同様の方法でケアができます。
一方で、インプラントを用いたブリッジ治療をした場合、上部構造のセラミックはブリッジによって繋がっている状態となります。
そのため、慣れるまでは清掃が難しく感じることがあるかもしれません。
ブリッジの箇所に汚れが溜まると、歯肉炎やセラミックの摩耗・欠損といったトラブルが起こりやすくなるため、きちんと歯科医院でブラッシング指導を受けるようにしましょう。
インプラントを用いたブリッジ治療の流れについて
インプラント2本でブリッジ治療する際には、どのような流れでどれくらいの治療期間がかかるか気になるという方も多いでしょう。
前提としてインプラント治療には手術の回数によって「一回法」と「二回法」という方法がありますが、今回は二回法でブリッジ治療を行う場合の流れを紹介します。
これから実際に治療を受けようと検討中の方は、ぜひ参考にされてみてください。
1.診療・診断
治療を行う前には、お口の状態をきちんと確認する必要があります。
丁寧な診療・診断を行った上で、インプラント2本のブリッジ治療が必要であるか、そして可能であるかを判断していきます。
2.口腔内の清掃、事前の治療
インプラント治療を行う前に、必要な治療やクリーニングを済ませましょう。
虫歯や歯周病があると、せっかく入れたインプラントを長持ちさせることはできません。
また、歯石や歯垢は感染のリスクを高めてしまうため、しっかりと除去を行います。
3.1回目の手術〜結合期間
口腔内の状態が安定し、準備が整ったら1回目の手術を行います。
1回目の手術では、必要な箇所の骨にインプラントを埋め込みます。
インプラントを埋め込んだ後、縫合して歯茎の中で骨とインプラントが結合するまで、およそ3〜5ヶ月経過観察を行っていきます。
4.結合完了〜2回目の手術
埋入したインプラントと歯茎がしっかり結合されたことを確認できたら、2回目の手術を行います。
2回目は、再度歯茎の切開をして、ブリッジとなる土台を装着していきます。
5.ブリッジ用のセラミックを装着
土台の装着が完了したら、上部構造を被せて治療が終了です。一般的にはセラミック素材の上部構造を使用しますが、患者様のご希望に合わせたものをお選びいただけます。
ここまでの治療で、およそ半年ほどかかります。治療後も定期的にメンテナンスに通って、健康なお口の維持を頑張っていきましょう。
まとめ
連続して複数の歯を失ってしまった場合におすすめの方法が、インプラント2本を用いたブリッジ治療です。通常のブリッジ治療よりも周囲の歯への負担が少なく、インプラント素材なので見た目にも優れています。
また、1本ずつ補うよりもコストが抑えられるという点も大きなメリットとなるでしょう。一方で、欠損箇所の状態やお口全体の状況、骨の様子などから治療が難しい場合もあるため、まずはしっかりと精密検査を受ける必要があります。奥歯の連続した欠損は、しっかり噛めない、噛み合わせが乱れる、顎に負担をかけるなど、さまざまな問題を引き起こしてしまいます。
なるべく費用を抑えながらもきちんと噛めるお口の状態を取り戻すために、ぜひ選択肢の一つとしてご検討ください。