2020.09.23
子供の時からやっていこう!小児矯正の大切さ
こんにちは。安岡デンタルオフィスです。
当院は虫歯や歯周病などの痛みをその場限りの治療ではなく、症状の原因そのものを根本から治療し、人生が変わる歯科医療を目指しています。
本日は当院の子供歯科、特に小児矯正についてご紹介いたします。
当院について
企業理念 「歯科」で「人々」を「幸せ」に ~Make our smile by Dentistry ~ 1.「歯科」=「美」+「健康」+「自…
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小児矯正の大切さ
近年の歯科医療の進歩により、子供の虫歯などは減ってきていると言われています。
それに比べて、永久歯が生えてこなかったり、やかみ合わせが前歯が合っていなくてずっと口が開いてしまったり、下あごがあまり発達していない、このような症状が多くなっています。
口が塞がらなかったり、歯が生えてこないのですか? とてもこわいですね。
もう少し詳しく教えていただけますか?
ではそれぞれの症状について詳しくご説明しましょう。
小児矯正における2つのポイント
子供の矯正でのポイントは何ですか?
当院の小児矯正のポイントは顎や顔面の成長、そして歯並びを整えることです。
この2つを整えることによって不正咬合に向かう問題を修正していって、将来の抜歯による成人矯正を回避します。
お値段は大人と同じくらいでしょうか?
値段設定は少し高めになります。
極力歯は28本のままで将来いけるようにするための矯正や、最小限の2期治療、つまり成人矯正で完了するよう考慮したきめ細かい治療が提供されるためです。
そうなんですね・・・将来的に子供の歯が全部揃っていて咬み合わせも良く、最小限の治療で済ませる事が出来たら素晴らしいですね。
小児矯正が必要な症状
子供の矯正が必要な症状はどのようなものがありますか?
主に先天性欠如と不正咬合、鳥顔などが代表的な症状です。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
不正咬合(ふせいこうごう)について
不正咬合とはどんな症状ですか?
こちらの写真をご覧ください。これらが不正咬合の症例です。
そしてこちらは成人矯正(2期治療)の症例です。
前歯の咬み合わせが合っておらず、口が開いたままで歯と歯が合っていない状態を不正咬合(ふせいこうごう)と言います。
どのようなことが原因で不正咬合が起きるのですか?
私達の世代が子供だった時は鶏肉などを前歯で引きちぎるなどの行為をよくしていたかと思います。
しかし、今のお子さん達は柔らかいものを食べる習慣がついていて、前歯で引きちぎるということをあまりしなくなりました。
そのことにより、前歯の成長する力が弱くなっていることが挙げられます。
もしくは、お口の周りの筋肉の発達が遅れたり、筋力不足により歯の生える力や顎が成長する力が緩くなっているとも言えるでしょう。
前歯の成長や顎の成長する力が弱くなってしまうと、どうなってしまうのですか?
前歯が咬まなくなり前歯の機能が無くなることにより奥歯しか常に歯が当たらなくなります。
そうすると常に奥歯が働くための筋肉、咬筋という強い筋肉だけが発達し、将来的に顎関節症などが起こってきます。
歯や顎の成長発育が正常に行かないと後々に様々な問題が起きてしまうのですね。
はい、顎の成長・発育というのは正常に行われなければ、最終的には違う病気がどんどん出てきてしまうのです。
鳥顔(鳥貌(ちょうぼう))について
鳥顔とはどんな症状なのでしょうか?
鳥顔(ちょうぼう)とは、下あごが極端に小さい為、横顔が鳥の横顔と似ている状態のことを言います。
こちらの写真をご覧ください。
この確度が大切で、イーラインの指標では赤線ぐらい出ている方が良いとされています。
鳥顔は下顎の成長不全で起きる症状です。
顎が後ろに出ていることが「Eライン」とう指標でも分かります。
矯正が必要な状態を放っておくと
成長発育が行われず矯正もしなかったらどうなってしまうのですか?
顎が成長しきらないと、顎の位置が少し後ろにある状況で成長が終わってしまいます。
こうなると軌道がどんどん細くなり、息がしづらくなります。
空気が入りやすいように軌道を広げるには猫背になって少し顎を前に出すようになります。
こうして背中を丸めた姿勢のお子さんが増えているのです。
もしそうなってしまったら、背筋を伸ばすように気をつけてあげればいいのですか?
そうですね。しかし、顎が成長しきれていない事が原因の猫背のお子さんが背筋を伸ばすと、逆に息がしいくくなってしまいます。
このような状態が起こり、イライラしやすくなったり集中できないお子さんが増えてきていると最近では言われています。
下顎が成長していないとわかる症状はどんなものがありますか?
代表的な症状は「ガミースマイル」ですね。
こちらをご覧ください。
ガミースマイルとは、笑うと歯茎が見える状態のことを言います。
常に口から呼吸する事により、体内の二酸化炭素濃度が減少し、筋肉疲労が顕著になります。
しっかりと成長できている顎はどのような状態ですか?
こちらが上下顎とも前方に発育した例です。より一層軌道が広がっているのがわかるかと思います。
まとめ
先生、症状がある子供にとっては小児矯正がとても大切だということがよくわかりました。
そうですね。当院では小児矯正を小さなお子様から始めることによって、人生長い間で虫歯や歯周病、延いては全身疾患のリスクや姿勢など、様々な問題を予防していく事をコンセプトに小児歯科矯正に取り組んでいます。
そして、今後更に小児矯正の分野を強化していこうと準備しています。
小児矯正を受けたい場合はどのようなタイミングで通うのがよいでしょうか?
治療は学校の長期のお休みなど比較的動きやすい時期での通院がおすすめです!やはり幼少期から歯を治す、不正咬合を治す、これらを取り組むことによって全く違う人生に変わっていきます。
歯に対しての恐怖心、歯医者さんに対しての恐怖心、これらはどんどん減らすことができるでしょう。みなさんの人生がより一層幸せになるお手伝いをしたいと思っています。
今回お話しさせていただいた「小児歯科」に関しては、動画でも解説させていただいております。ぜひご覧ください!
小児歯科 / 小児矯正
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