歯科医師が教える歯の健康のための【歯のコラム】

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虫歯を放置したままにすると命に関わる大病になることも!

歯科医師が教える歯の健康のための【歯のコラム】

2018.10.25

虫歯というのは、その他の病気と比べると軽く考えられる傾向があります。
例えば、風邪で熱が出たり腹痛がひどくなったりするとすぐに内科に行きますよね。
けれども、虫歯で歯が痛くなってもすぐに歯医者に行かないという人も少なくありません。
確かに歯が痛いだけなら少しの間我慢することでその場をしのぐことはできますが、放置し続けると、思いもよらない病気に発展することもあるのです。
ここではそんな虫歯を放置した場合に起こり得る病気について詳しく解説します。

虫歯を放置することで起こる変化

虫歯を放置することで起こる変化

虫歯はエナメル質が溶け出すところから始まります。
エナメル質はとても硬い組織ですが、虫歯菌が産生する酸に対して弱い性質があり表面から徐々に溶かされていってしまうのです。
続いてその下にある象牙質が溶かされ、やがては歯の神経にまで到達します。
ここまでくると激しい痛みを感じるようになり、ようやく歯科を受診する人も増えてきます。
ただ厄介なことに、歯の神経が虫歯菌に侵され完全に死んでしまうと、痛みなどの症状が消えてしまうのです。
そうすると今すぐに歯科を受診する必要性が低下するため、さらに虫歯を放置することとなります。
本当に危険なのはここからです。

歯を失うだけでは済まない病気

歯の神経が死んでしまった歯は、歯冠の部分がもうボロボロになっています。
根管内も虫歯菌に侵され、歯そのものを失うこととなります。
それだけ済むのであれば、虫歯を放置することの危険性はそれほど高くありません。
もちろん、大切な歯を1本失うわけですから、お口の健康においては大きなダメージとなりますが、全身に影響が及ばないのであれば、問題はないのです。
けれども、実際はそうではありません。
根管内で増殖した虫歯菌は、歯の根っこの先から漏れ出ていき、その周囲の組織にまで感染を広げるのです。

虫歯が原因の骨髄炎とは

虫歯が原因の骨髄炎とは

私たちの歯は、顎の骨に埋まっています。
そのため、歯の根っこの先から虫歯菌が漏れ出ていくと、顎の骨に感染が広がります。
その結果生じるのが顎骨の骨髄炎です。
骨髄炎を放置すると、顎の骨が腐り、最終的には顎を切除するなどの処置が必要となりますので注意が必要です。
虫歯を放置していて、顎が痛かったり、顎が腫れていたりする場合は、もうすでに歯から顎へと感染が広がっている可能性が高いといえます。
そうした病気を放置すると、さらに全身へと悪影響が及ぶことがあります。

虫歯が原因で心筋梗塞や脳梗塞が起こる?

歯の周囲には、当然、沢山の血管が走っています。
虫歯を放置することで、虫歯菌が増殖し、それらが血管の中に入り込むと、血流に乗って全身へと広がっていくのです。
この時、発症リスクが上昇するのが心筋梗塞や脳梗塞といった血管の病気です。
繁殖した大量の細菌が血流に乗ると、血管内で血栓を作る原因になったり、炎症反応によって血管壁を硬くしたりすることがあります。
その結果、生じるのが心筋梗塞や脳梗塞、それから動脈硬化などの病気です。
これらは命に関わる大病といえますので、何よりも注意する必要があります。

放置しても自然に治ることのない病気

放置しても自然に治ることのない病気

虫歯というのは、一度発症すると、自然に治ることはありません。
この点は、風邪などとの大きな違いですね。
風邪は少しの間、家で安静にしていれば、細菌やウイルスの活動もおさまり、やがては健康な状態へと戻ります。
けれども、虫歯菌が自然に消失するということはまずあり得ません。
放置すればするほど、進行し続ける病気とお考えください。
それだけに、歯にとどまらず、骨髄炎や心筋梗塞といった大病にまで発展するのです。
そう考えると、虫歯を放置することがいかに危険であるかがわかるでしょう。

早期発見・早期治療が何より大切

虫歯は、とにかく早い段階で見つけるのが一番です。
そのためには、何か違和感が生じたらすぐに歯科医院を受診しましょう。
痛みが出ていない状態でも全く問題ありません。
できるだけ早い段階で歯科を受診してくれた方が治せる可能性も高まるため、歯医者としてもうれしいものです。
あるいは、定期的に歯科検診を受けることで、早期発見に努めるのも良いといえます。
3~6ヵ月に1回、歯科を受診することで、小さな虫歯も発見できるようになりますよ。

まとめ

このように、虫歯は放置したままにすると、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気にまで発展することがあります。
「虫歯ぐらいであわてて歯医者に行く必要がない」と考える人も多いかもしれませんが、病気で放っておいて良いというものはありません。
歯が痛くなったら「たかが虫歯だから」と考えずに、早めに治療を受けることが大切です。
治療を受ける段階が早ければ早いほど、残せる歯質の量も増えてきますし、治療にかかる費用も安く抑えることができます。
つまり、虫歯を放置しないことのメリットは、ものすごく沢山あるといえます。

当院の様々な予防歯科治療について詳しくはこちら

虫歯というのは、その他の病気と比べると軽く考えられる傾向があります。
例えば、風邪で熱が出たり腹痛がひどくなったりするとすぐに内科に行きますよね。
けれども、虫歯で歯が痛くなってもすぐに歯医者に行かないという人も少なくありません。
確かに歯が痛いだけなら少しの間我慢することでその場をしのぐことはできますが、放置し続けると、思いもよらない病気に発展することもあるのです。
ここではそんな虫歯を放置した場合に起こり得る病気について詳しく解説します。

虫歯を放置することで起こる変化

虫歯を放置することで起こる変化

虫歯はエナメル質が溶け出すところから始まります。
エナメル質はとても硬い組織ですが、虫歯菌が産生する酸に対して弱い性質があり表面から徐々に溶かされていってしまうのです。
続いてその下にある象牙質が溶かされ、やがては歯の神経にまで到達します。ここまでくると激しい痛みを感じるようになり、ようやく歯科を受診する人も増えてきます。
ただ厄介なことに、歯の神経が虫歯菌に侵され完全に死んでしまうと、痛みなどの症状が消えてしまうのです。
そうすると今すぐに歯科を受診する必要性が低下するため、さらに虫歯を放置することとなります。
本当に危険なのはここからです。

歯を失うだけでは済まない病気

歯の神経が死んでしまった歯は、歯冠の部分がもうボロボロになっています。
根管内も虫歯菌に侵され、歯そのものを失うこととなります。
それだけ済むのであれば、虫歯を放置することの危険性はそれほど高くありません。
もちろん、大切な歯を1本失うわけですから、お口の健康においては大きなダメージとなりますが、全身に影響が及ばないのであれば、問題はないのです。
けれども、実際はそうではありません。根管内で増殖した虫歯菌は、歯の根っこの先から漏れ出ていき、その周囲の組織にまで感染を広げるのです。

虫歯が原因の骨髄炎とは

虫歯が原因の骨髄炎とは

私たちの歯は、顎の骨に埋まっています。
そのため、歯の根っこの先から虫歯菌が漏れ出ていくと、顎の骨に感染が広がります。
その結果生じるのが顎骨の骨髄炎です。
骨髄炎を放置すると、顎の骨が腐り、最終的には顎を切除するなどの処置が必要となりますので注意が必要です。
虫歯を放置していて、顎が痛かったり、顎が腫れていたりする場合は、もうすでに歯から顎へと感染が広がっている可能性が高いといえます。
そうした病気を放置すると、さらに全身へと悪影響が及ぶことがあります。

虫歯が原因で心筋梗塞や脳梗塞が起こる?

歯の周囲には、当然、沢山の血管が走っています。
虫歯を放置することで、虫歯菌が増殖し、それらが血管の中に入り込むと、血流に乗って全身へと広がっていくのです。
この時、発症リスクが上昇するのが心筋梗塞や脳梗塞といった血管の病気です。
繁殖した大量の細菌が血流に乗ると、血管内で血栓を作る原因になったり、炎症反応によって血管壁を硬くしたりすることがあります。
その結果、生じるのが心筋梗塞や脳梗塞、それから動脈硬化などの病気です。
これらは命に関わる大病といえますので、何よりも注意する必要があります。

放置しても自然に治ることのない病気

放置しても自然に治ることのない病気

虫歯というのは、一度発症すると、自然に治ることはありません。
この点は、風邪などとの大きな違いですね。風邪は少しの間、家で安静にしていれば、細菌やウイルスの活動もおさまり、やがては健康な状態へと戻ります。
けれども、虫歯菌が自然に消失するということはまずあり得ません。
放置すればするほど、進行し続ける病気とお考えください。
それだけに、歯にとどまらず、骨髄炎や心筋梗塞といった大病にまで発展するのです。
そう考えると、虫歯を放置することがいかに危険であるかがわかるでしょう。

早期発見・早期治療が何より大切

虫歯は、とにかく早い段階で見つけるのが一番です。
そのためには、何か違和感が生じたらすぐに歯科医院を受診しましょう。
痛みが出ていない状態でも全く問題ありません。
できるだけ早い段階で歯科を受診してくれた方が治せる可能性も高まるため、歯医者としてもうれしいものです。
あるいは、定期的に歯科検診を受けることで、早期発見に努めるのも良いといえます。
3~6ヵ月に1回、歯科を受診することで、小さな虫歯も発見できるようになりますよ。

まとめ

このように、虫歯は放置したままにすると、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気にまで発展することがあります。
「虫歯ぐらいであわてて歯医者に行く必要がない」と考える人も多いかもしれませんが、病気で放っておいて良いというものはありません。
歯が痛くなったら「たかが虫歯だから」と考えずに、早めに治療を受けることが大切です。
治療を受ける段階が早ければ早いほど、残せる歯質の量も増えてきますし、治療にかかる費用も安く抑えることができます。
つまり、虫歯を放置しないことのメリットは、ものすごく沢山あるといえます。

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