歯科医師が教える歯の健康のための【歯のコラム】

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歯磨き中に突然襲ってくる「おえっ!」とえずく原因はなに?

歯科医師が教える歯の健康のための【歯のコラム】

2018.03.15

こんにちは、安岡デンタルオフィスです。

月~土曜19時半まで診療している吹田市江坂の歯科・歯医者です。徹底した滅菌を行い新型コロナ感染防止対策を行っております。

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みなさん、歯磨き中に「おえっ!」という声だけ聞くとおじいちゃんの歯磨きや中年男性の朝の歯磨き風景のように感じる方が多いと思いますが、この「おえっ!」って男性だけにある症状ではないのです。小さいお子さんから女性までこの現象に悩みを持っている方もいます。この「おえっ!」現象の原因について安岡デンタルがご説明します。

「おえっ!」の原因は「嘔吐反射」

「おえっ!」の原因は「嘔吐反射」

「おえっ!」は年齢や性別に関係なく起こる反射によるものです。よって歯磨き中だけでなく、歯医者での治療中でもこの「嘔吐反射」が起こります。この症状が強い方だときちんとした治療を受けることができない為、多くの方が悩みに思っています。

■「嘔吐反射」は何故起こる?

人によってこの反射に対する過敏さに違いがあります。通常の場合は喉奥にものが触れた時に反射が起きますが、この反射が強い方だと口にものが入っただけで「おえっ!」のスイッチが入ります。

■「おえっ!」が起こる人と起こらない人の違いは?

精神的な面が一番大きいかと思います。一度お口の中にものを入れてえずいてしまった経験があるとその経験がトラウマになって嘔吐反射が起きてしまいます。歯ブラシが喉奥に入ってしまう「気がする」等思い込みから起こることもあります。この場合一度でもえずいてしまうとそれが癖になるので、歯磨きの度に「おえっ」っとなってしまいます。

歯磨き中の「おえっ!」をなくす5つの方法

嘔吐反射が激しい方や妊娠中の女性等は特に歯磨きを行っているだけでも「おえっ」となってしまいます。毎日の歯磨き時間だけでもこの症状を緩和する方法をご紹介します。

■舌に触れないようにする

舌に触れることで嘔吐反射にスイッチが入ってしまう方が多いです。一度「おえっ」を感じてしまうとそれ以降歯磨きすらままならない状態になります。舌には触れないように歯磨きをしましょう。舌みがきを行いたいという方は声を出しながら舌みがきをすると嘔吐反射は弱くなります。

■少し下向きにして歯磨きをする

喉奥にものが近づく感覚がする為に嘔吐反射を感じてしまう方もいます。こういった方は少し顎を引いて下向き加減に歯磨きをしてみてください。

■歯磨き粉をつけない

香料の強い歯磨き粉や発泡しやすいものだと異物感が強まる為、おえつしやすくなります。もしも毎回「おえっ」っとなる方はいつもの歯磨きスタイルと違いをつけることでも症状が軽くなることがあります。水で歯磨きするか発泡剤不使用のジェル歯磨きを使用してみてください。

■小さいヘッドの歯ブラシを使用する

大きめのものを使用すると舌にも触れやすく、異物感が強くなります。できるだけヘッドの小さいものを使用して歯磨きをすると良いでしょう。

■歯ブラシを冷たく冷やす

歯ブラシを冷蔵庫で冷やして使用すると嘔吐反射がでにくくなります。

歯医者で「おえっ!」としてしまう方4つの対処法

歯医者で「おえっ!」としてしまう方4つの対処法

日常の歯磨きで「おえっ!」となってしまう方は歯科治療でも嘔吐反射が出やすい方が多いです。歯科医院で治療を受ける時の対処法についてご説明します。

■「嘔吐反射」が強いことを事前に話す

問診の際に「嘔吐反射」が強いことをきちんと伝えましょう。歯科医院によっては治療途中で歯科衛生士や歯科助手の方に変わる場合もありますので、人が変わったらその都度伝えるようにしましょう。

■鼻呼吸をする

口呼吸をしてしまうと口の中にものが入ると異物感が強く出てしまいます。治療中は鼻でゆっくりと呼吸するようにしましょう。

■食事前に治療を行う

稀ではありますが、食事をとってから治療を受けると吐いてしまう方もいます。一度歯科医院で吐く経験をするとそれがトラウマになり、歯科医院で嘔吐反射がより出やすくなることがあります。食事をとる前に治療を受けるようにしましょう。

■意識を他に向ける

とても単純なことですが、お口の中に意識を持ってくると嘔吐反射は出やすくなります。できるだけ治療中は意識を他に持ってくるようにしましょう。軽度の症状の方だとこれだけでも反射が出なくなります。

歯医者で「おえっ!」の症状が重度の方

人の手が少し入っただけでも嘔吐反射が出てしまう過敏な方もいます。そういう方は普通に歯科治療を受けることができません。重度の方は麻酔機材の揃った歯科医院を選択する必要があります。ただ、通常の歯科治療の麻酔と違い、治療後少し休憩の時間をとる必要があるので余裕をもって治療を行う必要があります。

■笑気麻酔

亜酸化窒素というガスを鼻から吸いながら治療を行います。笑気麻酔の名の通り「精神鎮静作用」がありにこやかな気分になります。睡眠作用はないのですが、リラックスした状態で治療を受けられる為嘔吐反射が出にくくなります。

■静脈鎮静法

人によっては笑気麻酔が合わない方や効果が薄い方もいます。そういった方は「静脈鎮静法」を使用して治療を受けると嘔吐反射は出ません。腕の静脈から点滴を利用して麻酔を入れる方法になります。こちらも通常なら睡眠作用はありませんが、患者さんの希望次第では寝ている間に治療を行うこともできます。

ただ、口腔外科麻酔の専門家がいる歯科医院でしか受けることができないため、一度の治療にかかる費用も高くなります。長丁場になる治療が必要だけど嘔吐反射が強すぎる方はこの方法で治療を行った方が楽に治療を受けることができます。

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