2016.11.01
親知らずが腫れるピークはいつまで続く?
なぜ顔が腫れるの?
親知らずが腫れる原因は炎症が起こっているからです。カラダが傷を治そうと働くことで炎症が起きるのです。
親知らずが腫れてきた場合はどうする?
親知らずが腫れてきた方は智歯周囲炎になっている可能性があります。智歯とは親知らずのことで、親知らずが一部しか生えてこないと歯の隙間に食べカスや歯垢が入り込み上手く磨けないことが多いです。そうすると細菌が増殖し周囲の組織に障害が起こります。これを智歯周囲炎といいます。智歯周囲炎になった場合親知らずの周囲を消毒したり、抗生剤を飲んだりする必要があります。あまりにも再発する時は親知らずを抜くことがあります。親知らずが気になる方は歯科の受診をお勧めします。
親知らずを抜いて腫れてしまう原因
まっすぐ生えている親知らずを抜く場合はあまり腫れません。しかし親知らずは他の歯と比べまっすぐに生えてこない場合が多いのです。そうなった場合、親知らずの周りの骨を削って抜きます。骨を削る量が多ければ多いほど腫れがひどくなります。特に下顎の親知らずを抜く時は上顎より腫れが増します。
親知らずが腫れるピークは?
智歯周囲炎の場合は1ヶ月ほど治るのにかかるうえ、再発を繰り返す可能性が高いです。親知らずを抜いた場合抜いてから48時間後に炎症が起こることから2、3日で腫れのピークに達します。親知らずを抜いた日から5、6日くらいで徐々に腫れが治まります。ですが顔の腫れや治るまでの期間は個人差があります。
親知らずの腫れを早く治したい
残念ながら親知らずの腫れを早く治すことは出来ません。しかし、親知らずの腫れを長引かせない方法はあります。それは歯医者さんから受けた注意はしっかりと守ることです。痛みや腫れが気になる時は冷やしましょう。しかし冷やしすぎると血液の循環が悪くなり治りが遅くなるので注意して下さい。飲酒や喫煙は傷口に対し刺激物となるので1週間は我慢しましょう。これらを守ることで治る期間が短くなり、腫れも治まりやすくなります。なにより炎症が起こっている時は傷口を清潔に保ち安静にすることが一番です。