虫歯治療後に歯が痛い!痛みはいつまで続く?原因や対処法を解説|吹田市江坂駅の歯科・歯医者【安岡デンタルオフィス】

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2024.11.20

虫歯治療後に歯が痛い!痛みはいつまで続く?原因や対処法を解説

虫歯治療後、痛みがなくなる人は多いですが、その一方で、治療後に歯が痛くなった人もいます。治療後の歯の痛みが心配で、治療を受けるのをためらっている人も多いのではないでしょうか?

歯が痛くなる理由や対処法を理解しておくことで、治療後の痛みだけでなく治療への不安も和らげることができます。本記事では、虫歯治療後に歯が痛くなる原因や対処法について解説します。虫歯治療後の痛みが気になる方は、ぜひご一読ください。

虫歯治療後の痛みはいつまで続くの?

一般的に、治療後の痛みは約2~3日、長くても1週間ほどで治まってきます。痛みが治まり落ち着いてきたら、歯科医院に行く必要はありません。

しかし、痛みがいっこうに治まらない場合や腫れや赤みが出てきた場合は、我慢せず、かかりつけの歯科医院を受診しましょう。

虫歯治療後に歯が痛くなる原因

虫歯治療後に歯が痛くなったとしても、虫歯が治っていないわけではありません。歯が痛くなるのは、虫歯治療により神経が過敏になっていたり、詰め物が圧迫していたりと、さまざまな原因が考えられます。それでは、主な原因を7つご紹介します。

1.麻酔で歯肉が痛むことがある

虫歯治療では、痛みを軽減するために麻酔を使用するケースが少なくありません。麻酔は歯肉に直接針を刺すため、治療後に歯肉が痛むことがあります。痛みは数日で治まることが多いですが、口内炎になる人もいるようです。

2.神経が敏感になっている

虫歯治療によって、歯の神経が敏感になっていることが原因で、痛みが生じることがあります。特に、虫歯が神経に近いところまで達していると、痛みが強くなったり痛みが持続したりする可能性が高いです。

3.神経が炎症を起こしている

虫歯の菌がすでに神経内部まで入り込んでいる場合、治療しても痛みが生じる可能性があります。さらに、神経が炎症を起こしていると、神経を取り除く根管治療により炎症を抑える必要があります。

4.詰め物が圧迫している

虫歯治療後、詰め物が神経を圧迫していると、痛みが生じることがあります。また、銀歯やセラミックなどの詰め物をいれたものの、歯に上手にフィットしてない場合、神経を刺激して痛みを引き起こすこともあります。この場合、噛み合わせの調整が必要です。

5.銀歯の詰め物

銀歯はセラミックやプラスチックよりも熱を伝えやすいため、虫歯治療後に冷たいものや熱いものを食べると痛みが生じる可能性があります。一般的には、治療後2~3日で痛みがなくなりますが、経過が良好でないと痛みが続くこともあるでしょう。

6.患部を舌や指で触る

虫歯治療の後は患部に違和感があり、舌や指などで触りがちですが、治療後は神経が過敏になっています。患部に触れると、少しの刺激でも痛いと感じる可能性があります。また、手に付着した細菌が患部に侵入して、症状が悪化することも考えられるでしょう。

7.根管治療で神経が残っている

虫歯は、悪化すると歯髄にまで達し、通常の虫歯治療では歯を残せなくなります。しかし、歯髄を取り除く根管治療を受ければ、虫歯を治療しても歯を残すことが可能です。

この根管治療後にズキズキと痛むときは、神経がまだ残っている可能性があります。この場合は、再度根管治療を行うことになります。

虫歯治療後に歯が痛いときの対処法

虫歯治療後、痛みが気になるものの、歯科医院にすぐに行けないこともあるかもしれません。そんなときは、以下の対処法を試してみてください。ただし、どれも一時的な対処法です。痛みが強いときや痛みが長引くときは、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。

痛み止めを服用する

歯の痛みを抑えたいとき、まずは痛み止めを服用することをおすすめします。痛み止めには鎮痛効果があるので、歯の痛みを和らげてくれるでしょう。虫歯治療の際に痛み止め薬を処方されていたら、それを服用してください。

市販の痛み止めを服用する場合、ロキソニンやバファリン、カロナールなどがありますが、特におすすめなのはロキソニンです。歯科医院で処方される痛み止めと成分が近いうえ、服用してから30分以内で効果が出るといわれています。

ただし、痛みがひどくても規定量よりも多く飲んだり、規定回数を守らなかったりするのは、NGです。

患部を冷やす

患部を冷やすのも、痛みを和らげるのに効果的な方法です。虫歯治療後に歯が炎症を起こしているとき、血液の流れが活発になり神経を圧迫することで、痛みが生じる傾向にあります。

その場合、冷却シートや冷たいタオルで患部を冷やすと、痛みが和らぐかもしれません。しただし、冷やしすぎると逆効果になるので、十分に注意してください。

口腔内を清潔にする

口腔内を清潔にすることは、治癒を早めることにつながります。歯ブラシは、毛先が広がっていないものを使用してください。ブラッシングは、力を入れず優しく行うことがポイントです。

歯や歯茎に付着した汚れを歯ブラシのみで落とせないときは、デンタルフロスや歯間ブラシも使いましょう。マウスウォッシュ(洗口液)も、口腔内を清潔に保つアイテムとしておすすめです。

虫歯治療後の過ごし方

虫歯治療後の痛みを防ぐために、日常生活でいくつか注意したいことがあります。刺激の強い食べ物や入浴など、好きなものを我慢するのはつらいかもしれませんが、治療後落ち着くまでは安静に過ごすことが重要です。

患部を刺激しない

治療後の歯はダメージを受けており、歯質が弱くなっていることがあります。患部を刺激しないように、歯に直接触れたり強く噛んだりすることは避けてください、食べ物を咀嚼するときも、患部を刺激しないことを意識しましょう。

刺激の強い食べ物を避ける

刺激の強い食べ物は、虫歯治療後の歯を刺激し、痛みが生じる可能性があります。治療後は、辛いものや酸っぱいもの、熱いものや甘いものなどを避けましょう。

おせんべいなど硬いものも、刺激により詰め物が外れたり割れたりする可能性があるので、避けた方がよいです。治療後は、おかゆや豆腐、やわらかいパンや蒸し野菜などを食べるとよいでしょう。

激しい運動や入浴を避ける

激しい運動や入浴は、治療後数日間は避けてください。どちらも体の血行を良くする働きがあるので、歯の痛みが強くなってしまう可能性があります。運動したいときはウォーキングやストレッチ程度にして、入浴はシャワーですませることをおすすめします。

喫煙や飲酒を避ける

喫煙や飲酒も、虫歯治療後に避けたいものの一つです。治療後は、歯茎が腫れることがあるので、歯茎を傷つけないようにする必要があります。

小さな虫歯ならば適度な飲酒をしても問題ないかもしれませんが、広範囲の虫歯や根管治療の場合は、喫煙や飲酒を少なくとも1週間は避けた方が安心です。

虫歯治療後の痛みが長引くときは歯科医院を受診しよう

虫歯治療後に痛みを感じることがありますが、数日程度で治まることがほとんどです。.刺激の強い食べ物や飲酒などを控えるほか、患部に触れないように注意して過ごしましょう。

痛みが気になるときは、市販の痛み止めを服用しても構いませんが、痛みが1ヶ月以上続く場合、歯科医院を早めに受診することをおすすめします。

安岡デンタルオフィス 江坂院では、経験豊富な専門医が安全で迅速な治療を提供しています。カウンセリングでは、患者さまの不安を取り除きご要望をお聴きするために、お話を伺います。急に歯が痛み出したとき、お口の中でトラブルが発生したときなどは、お気軽にご相談ください。

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