口呼吸顔ってどんな顔?口呼吸の特徴や口呼吸顔を予防する方法も解説|吹田市江坂駅の歯科・歯医者【安岡デンタルオフィス】

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2024.10.08

口呼吸顔ってどんな顔?口呼吸の特徴や口呼吸顔を予防する方法も解説

皆さんは、口呼吸顔をご存知でしょうか?本来、私たち人間の呼吸法は鼻呼吸ですが、多くの人が無意識のうちに口呼吸を行っています。口呼吸が習慣になると健康面でさまざまなリスクがあるほか、口呼吸顔になる可能性があります。

この記事では、口呼吸や口呼吸顔の特徴のほか、口呼吸顔になるのを防ぐ方法などについて解説しています。口呼吸になりやすい方や口呼吸による顔の変化で悩んでいる方は、ぜひご一読ください。

口呼吸のチェックリスト

私たちは呼吸を無意識に行っているため、口呼吸になっていても気付かない可能性があります。以下の項目で当てはまるものが多い人は口呼吸になっている可能性が高いので、注意が必要です。

  • 無意識に口が開いている、口が閉じにくい
  • いびきや歯ぎしりがある
  • 食事のときにクチャクチャ音をたてる。
  • 口臭が気になる
  • 朝起きたとき口や喉が乾燥していることが多い
  • 口内炎ができやすい
  • 歯並びが悪い
  • 口を閉じると顎の先に梅干し状のシワができる
  • 鼻がつまりやすい、鼻炎がある
  • 風邪をひきやすい
  • 舌っ足らずと言われることがある

口呼吸の健康面でのリスク

口呼吸は、健康面でもさまざまなリスクがあります。主なリスクは、以下の3つです。

虫歯や歯周病、口臭になりやすい

唾液には菌の繁殖を抑えて口内を清潔にする役割がありますが、口呼吸により口内が乾燥すると唾液の分泌が減少して菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病、口臭などのリスクが高くなります。

最悪の場合、細菌が肺に入り誤嚥性肺炎を引き起こす恐れもあるので、軽視できません。

風邪をひきやすくなる

鼻の粘膜や鼻毛には、ウイルスや花粉の侵入を防ぐ働きがあります。しかし、口呼吸の場合、粘膜に代わるものがないため、ウイルスや花粉が器官に侵入しやすくなるのです。そして、肺や気管支への感染症リスクが高まり、風邪をひきやすくなってしまいます。

睡眠時無呼吸症候群のリスクがある

口呼吸は、睡眠中の気道を狭めるため、睡眠時無呼吸症候群を引き起こす恐れがあります。睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に何度も呼吸が止まったり浅くなったりする病気のことです。

また、いびきも出やすくなり、睡眠の質が低下して日中に眠気や集中力の低下につながることもあります。深刻な状況になると、高血圧や心筋梗塞、脳梗塞などの発症リスクが高まるので、十分に注意しなければいけません。

口呼吸顔の特徴

では、口呼吸顔とはどんな顔でしょうか?口呼吸顔は、口呼吸が習慣になっている人の顔のことで、いくつかの特徴があります。

口ゴボ

口ゴボ(くちごぼ)とは、鼻の下や口元などがもっこりと出ている状態のことです。口元が強調されバランスが悪いため、顔を横から見ると口ゴボが目立つ傾向にあります。

また、口呼吸が習慣になるとお口が開きっぱなしになるので、口周りの筋肉が衰えると歯並びが崩れやすくなります。歯並びが崩れると口輪筋が衰えて、口元が突出する傾向にあるのは否めません。

アデノイド顔貌

アデノイド顔貌は、口元が突出して顎が後退している顔つきのことです。面長の顔で鼻の下が伸びているのも、特徴の一つです。太っていないのに二重顎に見える場合も、アデノイド顔貌の可能性が高いでしょう。

口元が突出しているのは口ゴボと同じですが、口ゴボは下顎の位置が正常なのに対し、アデノイド顔貌は下顎が後退しています。アデノイド顔貌かどうか自分で判断できない場合は、歯科医院で精密検査を受けることをおすすめします。

ほうれい線やたるみ

口呼吸の場合、口が常に開いている状態なので、口周りの筋肉が弱ってしまう可能性があります。その結果、ほうれい線が深くなったりフェイスラインがたるんだりするほか、二重顎になる可能性も高いです。

口呼吸顔になるのを防ぐ方法

口呼吸顔を何とかしたい方、口呼吸顔になるのを防ぎたい方は、以下の7つの方法を試してみてください。

鼻呼吸テープを使う

就寝前に、鼻呼吸テープで口を塞ぐという方法もあります。寝る前に口の中央に貼るだけで、口呼吸を抑制して鼻呼吸を促すことが可能です。

鼻呼吸テープを貼ると夜中も熟睡でき、翌朝は喉のうるおいを感じる人も少なくありません。ただし薬を服用中の方や治療器を使用している方は、事前に医師に相談してください。

姿勢を正す

猫背になっていると呼吸が浅くなり、口呼吸になる傾向にあります。特に、デスクワークが多い方は猫背の傾向にあるので、注意が必要です。日頃から、正しい姿勢を意識するようにしましょう。姿勢が良くなると呼吸が深くなり、鼻呼吸をしやすくなります。

呼吸法をトレーニングする

口呼吸から鼻呼吸に変換するには、ヨガやピラティス、専門の呼吸法トレーニングなどを採り入れるのもおすすめです。深呼吸して、鼻呼吸を意識するのもよいでしょう。呼吸法のトレーニングによって呼吸筋を鍛え、呼吸の質を向上させることができます。

睡眠環境を整える

リラックスでき快適に入眠できる環境をつくることで、鼻詰まりを軽減できるため、鼻呼吸をしやすくなります。睡眠の質を高めるには、適切な湿度にして空気清浄機を使用するほか、リラックスできる環境を整えましょう。

お風呂やストレッチで身体をほぐしたり、お気に入りの音楽やアロマ、読書などでのんびりと過ごしたりするのもおすすめです。

口周りの筋肉を鍛える

口呼吸を改善するには、口周りの筋肉を鍛えることをおすすめします。「あいうべ体操」は簡単にできるので、1日10セット以上を目標に行ってみてください。

口を大きく開けて「あ~・い~・う~・べ~」と発声するだけです。できるだけ口を大げさに動かすことで、口周りの筋肉を鍛えるだけでなく、顔のたるみやしわを改善しやすくなります。

そのほか、ガムを噛むのも、口周りの筋肉を鍛えるのに効果的です。キシリトール配合のガムならば、虫歯や歯周病のリスクの低下にもつながるでしょう。

ガムを噛むときは、お口を閉じたまま食べることを意識すると、お口周りの筋肉がついてきて自然と呼吸法を改善できるようになります。

耳鼻咽喉科を受診する

鼻水や鼻づまりの症状がある方は、アレルギー性鼻炎かもしれません。アレルギー性鼻炎が原因で口呼吸になっている場合、耳鼻咽喉科の診察を受けましょう。適切な治療を行うことで、口呼吸から鼻呼吸に改善することができます。

矯正治療で歯並びを整える

歯並びが悪いことが原因で口呼吸になっている場合は、矯正治療で歯並びを整える方法をおすすめします。

歯列矯正と言っても、固定式のワイヤー矯正のほかに透明なマウスピースや白いワイヤーなどもあるので、歯科医院で相談してみてください。患者さま一人ひとりの症状や日常生活に合った治療方法を選ぶことが可能です。

口呼吸顔で悩んでいるときは矯正治療も検討しよう

「口元が突出している」など口呼吸顔ならではの、見た目の悩みはコンプレックスとなりやすく、人前で笑えなくなる人もいます。さらに、口呼吸が癖になると、風邪をひきやすくなるほか歯周病や口臭のリスクも高くなるので、口呼吸を改善できるように日頃から意識しましょう。

歯並びが原因で口呼吸になった場合は、矯正治療で改善することが可能です。安岡デンタルオフィス 江坂院では、患者さまのご要望を伺いながら、ご年齢やライフスタイルに合わせたメニューをご提案します。矯正治療で口呼吸を治したい方は、ぜひ安岡デンタルオフィス 江坂院へお気軽にご相談ください。

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