2025.12.01
ラミネートベニアの失敗例を江坂の歯医者が徹底解説|他の治療法との比較や失敗しない方法も紹介

ラミネートベニアは、短期間で歯の見た目を改善する治療法です。
「歯をきれいにしたい」「前歯の隙間をなくしたい」といった悩みがある方に人気の治療法ですが、ラミネートベニアの治療にはさまざまなリスクも伴います。どんな治療か十分に理解していないまま治療を受けると、施術後に後悔することも少なくありません。
この記事では、ラミネートベニアの失敗例に加えて、種類や他の治療法との比較についてもご紹介します。
ラミネートベニア治療を検討しているものの、不明点や不安がある方、失敗例を知りたい方はぜひご一読ください。
ラミネートベニアの失敗例と対策

ラミネートベニア治療を受けて、満足できる結果になる人もいれば、失敗したと思う人もいます。それでは、どんな失敗が多いのでしょうか?ラミネートベニアの失敗例とその対策をご紹介いたします。
ラミネートベニアが破損した
ラミネートベニアの失敗例で最も多いのが、破損です。強度の高いセラミックで作られているものの、治療箇所に過度な力が加わると破損することがあります。
食事中に過度な力がかかる場合
セラミックは十分な強度がありますが、
- せんべい
- ナッツ
- 氷
など硬いものを前歯で噛み切ると 一点に強い力がかかり破損することがあります。
特に、ラミネートベニアは切端(先端)に段差や薄い部分があるため、硬い食品の衝撃が集中しやすいという特徴があります。
歯ぎしり・食いしばりによる側方(横方向)の力
食べる力と違い、歯ぎしりは
- 横方向にすりつぶすような力
が長時間継続する力が加わるため、ラミネートベニアの構造上もっとも破損しやすい原因のひとつです。
特にラミネートベニアは「横揺れの力(剪断力)」に弱いため、ナイトガードの使用は必須に近い予防策 です。
治療後に取れてしまった
ラミネートベニアは耐久年数が10年と言われていますが、数年で取れてしまうこともあります。その場合、噛み合わせが原因になっている可能性があります。
「せっかく治療したのに、1年経たないうちにラミネートベニアが取れてしまった」というケースも。正しい噛み合わせでない場合、一部分だけに負担がかかることで取れてしまったりすることがあるのです。
治療後に取れないようにするには、最初に患者様のお口の状況をしっかりと診査・診断し、計画を立ててから治療に進むことが重要です。
例えば、噛み合わせが悪いままラミネートベニア治療を行っても、治療後に取れる可能性は高いでしょう。その場合は、ラミネートベニアより噛み合わせの改善を優先する方法もおすすめです。
天然歯を削ったことを後悔した
人によっては、治療後に天然歯を削ったことを後悔してしまうこともあります。「やっぱり歯を削らなければよかった」と後悔しても、一度削ってしまった歯は元には戻りません。
カウンセリングのときには、「なぜ削る必要があるのか?」「ラミネートベニアを行う意味」などを明確にすることが重要です。そして、治療に関する希望や不安を、医師と共有することで、治療後の後悔や不安を最小限に抑えることが可能になります。
また、歯を削らない「ノンプレップべニア」という治療法もあるので、選択肢の一つとして知っておくと良いでしょう。
歯の色が不自然
「ほかの歯と明らかに色が違う」と、治療した歯が不自然な白さになってしまうことがあります。「自然な仕上がりにするには、カウンセリング時に希望の白さを伝えることです。
そして、シミュレーションにより自分に最適な白さを見つけて、納得できる仕上がりにしましょう。
また、ラミネートベニアを使用することで、天然歯の着色が目立ってしまうこともあります。歯の着色や汚れが目立つことのないように、日々のメンテナンスやクリーニングを怠らないことも重要です。
治療した歯が虫歯になった
ラミネートベニアを貼った歯が虫歯になるケースもあります。歯の表面にしっかりとシェルが貼り付けてある場合、虫歯になる確率は低いですが、長期間の使用や破損によってシェルと歯の間に隙間ができたことで、菌が繁殖して虫歯になることがあるのです。
虫歯を予防するためには、定期的な検診やメンテナンスなどで、口腔内を清潔に保っておきましょう。
歯並びを改善できなかった
ラミネートベニアは、前歯の隙間や変色を改善する治療です。したがって、歯並びを改善することはできないため、「治療後に歯並びが気になり、矯正をしたくなった」と後悔するケースも少なくありません。
ラミネートベニアはあくまで見た目をよくする治療です。特に、歯並びがガタガタの場合、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの矯正治療が適していることがあります。歯並びも気になる場合、矯正治療などの審美治療も検討することをおすすめします。
ラミネートベニアとは
ラミネートベニアは詰め物・被せ物の一つで、歯の表面を薄く削り、付け爪のようなシェル(薄い板)を歯に貼り付ける治療です。基本的には、歯の表面を薄く削りますが、場合によっては削らなくてよいケースもあります。
治療の流れ
一般的に、治療は2回です。1回目の治療で歯の型取りを行い、2回目でベニアの装着を行います。型取りと装着の間に期間が空きすぎないようにすることが重要で、期間が長すぎると適合が悪くなる可能性があるため、スムーズなスケジュール調整を推奨しています。
ラミネートベニアの種類
ラミネートベニアには、以下の3つのタイプがあります。ラミネートベニアを検討している方は、それぞれの特徴やメリットを理解しておきましょう。
| ラミネートベニアの種類 | 主な特徴 | メリット |
|---|---|---|
| フルラミネートベニア | ・歯の表面全体を覆う ・歯の表面を0.3〜0.5mm削り、接着剤でシェルを貼り付ける |
できる限り天然歯を残したままの審美修復が可能 |
| パーシャルラミネートベニア | ・部分的なラミネートベニア ・天然歯の色に合わせる |
歯の隙間や歯の欠けに適応可能 |
| ノンプレップべニア | ・削らないタイプのラミネートベニア ・シェルの厚みが増して歯が大きく見えやすい |
天然歯をほぼ残せる |
ラミネートベニアが適している人・適さない人

ラミネートベニアは、誰にでも適用できる治療ではありません。歯列や歯の状態によっては、治療が適用できないケースもあります。ラミネートべニアが適している人・適さない人は、以下の通りです。治療を検討している人は、確認してみてください。
ラミネートベニアが適している人
まずは、ラミネートベニアが適している人について解説します。
歯への負担をできるだけ少なくしたい人
ラミネートベニアは、歯の表面をほんの少ししか削りません。中には、まったく削れないケースもあるため、歯への負担を少なくしたい人に最適です。
前歯の大きさや形を整えたい人
ラミネートベニアは、歯の大きさや形を整えることも可能です。前歯の大きさや幅をまわりの歯のバランスに合わせて改善し、すき間をなくすこともできます。
歯を自分好みの白さにしたい人
歯を白くしたい人にも、ラミネートベニアは効果的な治療法です。特に、前歯など目立つ部分の歯をもう少し白くしたい場合、ラミネートベニアをおすすめします。
ラミネートベニアが適さない人
次に、ラミネートベニアが適さない人について解説します。
歯並びを全体的に改善したい人
ガタガタの歯並びを改善したい場合は、ラミネートベニアはおすすめできません。ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削るまたは全く削らない治療法です。
歯並びを部分的に改善できる可能性はありますが、全体的に改善することは難しいでしょう。
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噛み合わせが深い人
噛み合わせが深い場合、通常よりも上下の歯が深く重なっているため、ラミネートベニアが取れやすくなります。まずは、矯正治療して、噛み合わせを改善することをおすすめします。
虫歯がある人
虫歯があると、歯のエナメル質が失われる可能性があります。ラミネートベニアは主にエナメル質に接着するため、虫歯や象牙質の露出が多い場合は十分な強度が得られず、適応が難しいことがあります。したがって、虫歯がある人は、ラミネートベニアを避けた方がよいでしょう。
ラミネートベニアでの失敗を防ぐポイント
専門の歯科医を見つける
治療の得意分野は、歯科医師によって異なります。虫歯治療専門の歯科医師もいれば、矯正専門の歯科医師もいます。失敗を防ぐには、ラミネートベニアの治療で豊富な実績のある専門歯科医を選択しましょう。
優先順位を明確にする
治療に求めるものは、人それぞれです。「歯を自然な白さにしたい」という人もいれば、「歯をできるだけ削りたくない」という人、「歯の形もできれば変えたい」という人もいます。歯科医師と十分に相談して、自分の歯の状態に最適な治療法を見つけましょう。
治療後のケアを十分に
治療が終わったからといって、それで終わりではありません。ラミネートベニアを長持ちさせるためには、日ごろからケアをしっかりと行う必要があります。歯磨きをするときはフロスとマウスウォッシュも使い、歯間の清掃も徹底しましょう。
失敗や後悔のないラミネートベニア治療なら安岡デンタルクリニック 江坂院へ
ラミネートベニアは、人によって向き不向きの傾向が強くみられる治療法です。治療で失敗しないためには、当院のようにしっかりとカウンセリングと診察を行い、「なぜ失敗するのか」というリスクまで踏まえたうえで、自分が優先したいことを明確にすることが重要です。
安岡デンタルクリニック 江坂院では、見た目の美しさだけでなく、口腔内の機能的な改善を重視しています。また、治療についての説明は歯科医師がわかりやすく説明し、ご不安や疑問については専任カウンセラーがしっかりとサポートしますので、どのようなお口のゴールを目指しどのようなアプローチ法があるかを知りたい方は遠慮なくお気持ちをお聞かせください。
「他院で治療を受けて取れてしまった」「歯を削ることに不安がある」など、お悩みやご不安がある方は、まずはお電話、または24時間受付のWEB予約よりご相談ください。



