インプラントとセラミックの違いとは?どの治療を選ぶべきか?|江坂駅近くの歯科・歯医者なら安岡デンタルオフィス

初診ご予約・ご相談専用

06-6310-4618

治療中・再診の方専用

06-6310-4618

[診療時間] 9:30-13:00 / 14:30-18:30 日曜・祝祭日休診

〒564-0051 大阪府吹田市豊津町2-11-1F(クライトンホテル江坂前)

お役立ちコラム

blog

2024.02.13

インプラントとセラミックの違いとは?どの治療を選ぶべきか?

歯を失った場合、インプラントとセラミックのどちらが適しているのでしょうか。また、インプラントとセラミックの違いが分からず、治療方法の選択に悩まれているのではないでしょうか。

この記事では、インプラント治療とセラミック治療の違いやそれぞれの治療法の特徴、選択ポイントについて解説しています。それぞれの治療法の違いを理解し、最適な治療を選ぶ手助けになります。

インプラントとは?

インプラントは、歯を失った場合の治療法の一つです。これは歯根を失った箇所に人工歯根を埋め込み、その上にセラミックなどの人工歯を取りつける治療法です。主な構造は人工歯根(フィクスチャー)、連結部分(アバットメント)、見える部分の人工歯(上部構造)の3つでできています。治療は外科手術をともないますが、顎の骨としっかり結合する特長があります。人工歯にセラミックが使われることが一般的で、審美的な要素も高い治療です。

インプラントのメリット

  • しっかりと噛める
  • 周囲の歯に負担をかけない
  • 顎の骨の変形が少ない
  • 審美的な美しさ
  • 強い力にもぐらつきが少ない

インプラントのデメリット

  • 外科手術が必要
  • 治療期間が長い
  • 自由診療で比較的高額
  • 慢性疾患や持病があると受けられない

セラミックとは?

セラミックは歯科治療に使用する素材です。インプラントの人工歯、つめ物(インレー)、かぶせ物(クラウン)、ブリッジなどの治療に使われています。セラミック治療は歯根が残っている場合に行います。

セラミックのメリット

  • 審美性に優れる
  • 劣化が少ない
  • 金属アレルギーを引き起こさない
  • 歯垢がつきにくい

セラミックのデメリット

  • 強い衝撃に弱い
  • 歯根がないとできない
  • 自由診療で比較的高額

インプラントとセラミックの違いとは何か?

インプラントとセラミックの治療は、どちらも共通して「歯を失った部分の治療」という点で類似していますが、歯根の状態によって選択される方法が異なります。インプラント治療は、歯根が失われた部分に人工歯根を埋め込んで治療を行います。一方で、セラミック治療は歯根がまだ残っている場合に行われ、つめ物(インレー)、かぶせ物(クラウン)、ブリッジなどがあります。

インプラントとセラミック、どちらを選択すべき?

歯を失った後の治療選択には、以下のポイントを確認すると良いでしょう。

  • 歯根があるか
  • 金属アレルギーがないか
  • 前歯がないケースの治療か

歯根があるか

歯の治療を選ぶ際に重要な要素の一つは、「歯根の有無」です。歯根は歯の下部を支え、歯茎の下に隠れています。これが歯を骨にしっかりと固定し、歯を保つ役割を果たしています。したがって、歯根があれば、差し歯やブリッジが選択肢となりますが、歯根がない場合はインプラント治療を検討することが一般的です。

金属アレルギーがないか

パッチテストや血液検査などで「金属アレルギーの有無」を確認してください。インプラント治療では歯根部分に主にチタンやチタン合金が使用されます。これらは通常アレルギーが起きにくい素材とされていますが、完全に無害ではないため、まれに治療が難しい場合があります。金属アレルギーがある場合は、セラミック製のブリッジなど別の治療法を検討する必要があります。

前歯がないケースの治療か

前歯は見た目にも重要な部分であり、インプラントとセラミックを組み合わせることがあります。前歯の治療は難易度が高く、自然な見た目を実現するためには歯茎や骨の移植が必要な場合もあります。詳細については動画リンクをご覧ください。

前歯のインプラント治療に対する私達のこだわりについて

インプラント治療で使用するセラミックの種類

インプラント治療で一般的に使用されるセラミックの種類は、主に4つあります。

  • ジルコニアセラミック
  • オールセラミック
  • ハイブリッドセラミック
  • メタルセラミック

奥歯なのか前歯なのかといったように、インプラントを入れている位置や求める審美性、患者様の予算によっても使用する材料は異なります。先生とよく相談して決めるようにしてください。

ジルコニアセラミック

ジルコニアは、「人工ダイヤモンド」とも呼ばれる素材です。この素材は透明で、天然歯のような見た目を再現できます。強度や耐久性も金属に匹敵し、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方でも、ほとんど欠ける心配はありません。

オールセラミック

オールセラミックは、金属やプラスチックを一切使わずに作られる素材です。美的な観点からも優れた審美性があり、透明性が高く、自然な歯の色合いを再現できます。ただし、他の素材に比べて時間が経つと劣化しやすく、治療費が上がる可能性があります。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは、セラミックと歯科用プラスチックであるレジンを混ぜて作られています。他のセラミック素材に比べて費用は抑えられますが、耐久性はやや劣り、摩擦によってすり減ったり、破折したりする可能性があります。レジンは汚れがつきやすく、経年による変色や艶の低下も考えられます。

メタルボンド

メタルボンドは中身が金属で、外見の一部にセラミックが使用されています。内部が金属なので強度はありますが、透明感はやや劣ります。金属アレルギーの危険性や、金属が透けて見えて歯茎が黒く見える可能性もあります。表面はセラミックで覆われているため、審美性の低下はほとんどありません。

インプラントとセラミックの違いに関するよくある質問

インプラントとセラミックの違いでよくある質問をご紹介いたします。

セラミックとインプラントの違いは何ですか?

インプラントは歯根を補う治療です。セラミックは歯根がまだある場合の治療で、つめ物(インレー)、かぶせ物(クラウン)、ブリッジなどで使用します。

歯列矯正、インプラント、セラミックの違いをおしえてください。歯並びがすごく悪くて悩んでいます。

歯列矯正は歯の並びを改善する治療であり、インプラントは歯根を補う治療、セラミックは素材としてさまざな治療に使用されます。

インプラントは入れる歯(セラミックなど)の種類によって値段が変わるのでしょうか?インプラントを入れたらセラミックを入れなければなりませんか?

インプラント治療で使われる人工歯は主にセラミックです。というのも、セラミックは見た目が天然の歯に近く、審美的な要素も考慮されるため、一般的に使用されています。セラミックにもジルコニアやオールセラミックなどの種類があり、値段が変動します。

インプラントとセラミックは歯根の有無で治療を選択

インプラントとセラミックはそれぞれ異なる治療方法であり、歯の根があるかどうかで、どちらを選択するかが異なります。歯を失った場合、歯根が残っていれば、セラミックを使用したブリッジなどを選択できます。歯根がない場合はインプラントを選択し、人工歯に使用するセラミックの種類にこだわれば、審美的に美しい仕上がりが得られます。

患者様それぞれの歯の色や形に合わせ、自然で美しい審美治療から、大規模な骨移植まで幅広く対応しています。

pagetop