差し歯とインプラントの違いとは?選択に迷う方へメリット・デメリットを解説|江坂駅近くの歯科・歯医者なら安岡デンタルオフィス

初診ご予約・ご相談専用

06-6310-4618

治療中・再診の方専用

06-6310-4618

[診療時間] 9:30-13:00 / 14:30-18:30 日曜・祝祭日休診

〒564-0051 大阪府吹田市豊津町2-11-1F(クライトンホテル江坂前)

お役立ちコラム

blog

2024.02.17

差し歯とインプラントの違いとは?選択に迷う方へメリット・デメリットを解説

差し歯とインプラント、どちらを選択すべきか悩んでいますか?それとも、そもそも差し歯とインプラントの違いがわからない方もいらっしゃるでしょう。この記事では、差し歯とインプラントの違いについて解説し、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを明らかにしています。本文を読むことで、差し歯とインプラントの違いや、それぞれの利点・欠点を理解し、最適な治療法を選択するための情報を得ることができます。ぜひ参考にしてみてください。

差し歯とインプラントの違いとは?

まず、差し歯とインプラントはどちらも失った歯を補う治療方法です。インプラントは、歯を失った箇所の骨に人工の歯根を埋め込み、その上にセラミックなどの人工歯を装着する治療法です。差し歯は残っている自分の歯根に土台を取り付け、その上に人工的なかぶせ物をする方法です。かぶせ物は(クラウン)と呼ばれることもあります。2つの治療方法の大きな違いは「歯根が残っているかどうか」です。

「歯根」とは、歯ぐきに埋まっている歯の部分のことで、歯を骨にしっかり固定し、安定させる役割を担っています。通常、むし歯にかかっても歯根が残っていれば差し歯が可能ですが、歯を抜いてしまうと歯根が失われるので、その場合は不可能な治療です。そのため、歯根の有無で治療方法が異なり、歯根がない場合はインプラントなど他の治療法を検討する必要があります。

差し歯のメリット・デメリット

メリット

手術が不要で治療期間も短く、手軽に治療できます。また、銀歯や硬質レジンなどの素材によっては保険適用になるため、費用を安くできます。ほとんどの歯医者で対応可能なため、手軽な選択肢といえるでしょう。

デメリット

歯根がない場合には治療できません。素材によっては目立ちやすく、自然な見た目を求めるなら保険適用外の素材(セラミックやジルコニアなど)を選ぶ必要があり、費用も高額になります。一方で安価な素材を使用すると目立ちやすく、歯の寿命も短くなる可能性があります。

インプラントのメリット・デメリット

メリット

自然な噛み心地と見た目を手に入れやすいことです。また、周囲の歯に負担をかけずに歯を補うため、より自然な感覚が得られます。適切なケアやメンテナンスで歯の寿命を長くし、耐久性も優れていると言われています。

デメリット

人工歯根を埋めるために手術が必要であり、治療期間もそれなりにかかるでしょう。保険適用外で自由診療になるため、どうしても費用が高額になってしまいます。また、患者さんの骨の量や糖尿病、心臓病、がん治療などを受けている場合には選択できないこともあります。

差し歯とインプラントの違いを示した比較表から治療を検討する

以下の表は、差し歯とインプラントの違いについて、治療の対象者、費用、治療期間、寿命、見た目などを比較しています。

差し歯インプラント
対象者歯根が残っている人歯根がない人
費用・1本あたり3,000~1万円 (保険適用)
・1本あたり4万~20万円 (自由診療)
1本あたり30万~60万円程度(自由診療)
保険適用素材によって適応ありなし
病気や事故などの外傷といった特殊ケースのみあり
手術不要必要
治療期間1~2か月程度2か月~最長で1年以上
寿命・5~8年程度 (保険適用)
・10~20年程度 (自由診療)
10~15年以上
見た目素材により審美性が大きく異なる自然かつ美しい
噛む力
(天然歯と比較)
健康な歯の60%程度
(過度な負担には注意が必要)
80~90%程度
天然歯に近い噛み心地
メンテナンス必要定期的な通院が必要

インプラントについては特殊なケース以外で保険適用はありませんが、差し歯については保険適用の治療か自由診療かを選べます。

インプラントや差し歯以外に入れ歯やブリッジも可能か?

歯根がなければ差し歯は不可能で、インプラントを選択すると解説してきましたが、実は状態によっては入れ歯やブリッジも選択可能かもしれません。

入れ歯は歯が抜けた箇所によって部分入れ歯か総入れ歯となり、取り外し可能な義歯です。保険でつくると安価で短期間で作成可能であり、修理も可能です。しかし、違和感や噛み心地の悪さ、食べカスの問題、見た目の悪さ、取り外しが煩わしいこと、顎の骨の痩せなどの欠点もあります。

ブリッジは欠けた歯の隣に人工歯を取り付け、橋のようにつなげる治療方法です。ブリッジの作成は早く、費用も保険で安くできますが、健康な歯を削る必要があり、清掃が難しいことや見た目が悪くなる可能性、そして顎の骨が痩せやすくなるという欠点もあります。

差し歯とインプラントの違いでよくある質問

  • 差し歯とインプラントでよくある質問を紹介します。
  • インプラントと差し歯の違いは何ですか?
  • 差し歯をすると口臭がキツくなるって本当ですか?
  • インプラントと差し歯、治療後に見た目の違いはありますか?
  • インプラントや差し歯は、むし歯になりますか?
  • インプラント、差し歯、入れ歯、ブリッジの違いって何ですか?
  • 抜歯をした後に差し歯はできますか?
インプラントと差し歯の違いは何ですか?

インプラントは抜歯などで失った歯の代わりに人工の歯根を埋め込んで新しい歯を作る方法です。差し歯は残っている自分の歯根に土台を取り付け、その上に人工的なかぶせ物をする方法です。治療の選択肢は歯根(歯の根っこ)の有無に依存します。

差し歯をすると口臭がキツくなるって本当ですか?

差し歯自体が口臭の原因にはなりませんが、手入れが不十分であると、口臭の原因になる可能性があります。例えば、差し歯と歯茎の間に隙間があると、そこに歯垢がたまって、腐敗臭の原因になることがあります。定期的なクリーニングや歯科医の指示に従い、適切に手入れすることが重要です。

インプラントと差し歯、治療後に見た目の違いはありますか?

インプラントと保険適用でつけた差し歯には、外見の美しさに大きな違いがあります。インプラントは自然で美しい仕上がりになります。差し歯でもより自然な見た目を望むなら、自由診療でジルコニアやセラミックなどの素材を選択してください。

インプラントや差し歯は、むし歯になりますか?

インプラントや差し歯自体はむし歯にはなりませんが、周囲の歯や歯ぐきは依然としてむし歯や歯周病にかかる可能性があります。適切なケアや定期検診でチェックやクリーニングを受けることが大切です。

インプラント、差し歯、入れ歯、ブリッジの違いって何ですか?

インプラントは人工の歯根を骨に埋め込み、その上にセラミックなどの人工歯をかぶせる治療法です。差し歯は自身の残っている歯根に土台を取り付け、その上に人工的な歯をかぶせます。入れ歯は取り外し可能な装置で、歯ぐきにフィットするプラスチックや金属製の土台に人工の歯が取り付けられます。ブリッジは抜けた歯の両隣の歯を削って橋を渡し、その上に人工歯をかぶせる治療法です。さらに詳しい違いについては下記リンクをご覧ください。

他の治療「入れ歯」「ブリッジ」との違い

抜歯をした後に差し歯はできますか?

抜歯は歯根まで取り除くことを指しますので、差し歯はできません。インプラントなど他の治療法を検討してください。

差し歯とインプラントで迷ったら安岡デンタルオフィスへ

「差し歯」と「インプラント」の違いは、歯の根っこである「歯根」があるかどうかで、選択できる治療が異なることがわかりましたね。しかし、歯根については、そもそも残っているのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。抜歯した場合は歯根がないと覚えておいてください。もしわからなければ、担当医にお尋ねください。

差し歯にするかインプラントにするかで迷っている方は多いかと思いますが、お困りでしたら安岡デンタルオフィスへ気軽にご相談ください。当院ではナチュラルで透明感を追求する審美歯科や、失った歯をできるだけ自然な感じで回復させたい方向けのインプラント治療も充実しています。

pagetop