2017.03.18
マウスウォッシュのピリピリ感
こんにちは。
歯科衛生士高松です。
アルコール入りのマウスウォッシュを使用して、
ピリピリと痛い思いをしたことはありませんか?
アルコールを含んだマウスウォッシュは、
初心者の方にはすこし刺激が強いかもしれません。
しかも、アルコールは口の中の唾液を減少させてしまい、
唾液が少なくなると口臭の原因にもつながります。
では、なぜアルコール入りのマウスウォッシュがあるのか、気になりませんか?
慣れるまでは、ピリピリと刺激が強いアルコール含有のマウスウォッシュ。
なぜアルコールを入れるのかというと、
実は“味のため”なのです。
マウスウォッシュに含まれている成分が
一般的に味があまりよくないとされているため
アルコールを入れることで本来の味を隠そうとしているのです。
マウスウォッシュに味をつけるために、いや、むしろ味を隠すために、
アルコールで別の味をつけるということが一般的に多く行われているようです。
さて、マウスウォッシュに含まれているアルコールですが、
パーセンテージでいうと、なかなか高いパーセンテージのものまであります。
なんと、アルコール度数が27度のものまで売られているのです。
アルコール度数が27度というと、殺菌効果も高いのでは?
と思いますが、実はこのパーセンテージだとあまり殺菌効果はありません。
もっと高いパーセンテージでないと殺菌効果は出てこないということです。
もちろんアルコール入りでも、ノンアルコールタイプのマウスウォッシュでも、
お好みで選んでいただければ良いと思いますが
おすすめしたいのはどちらかといえば、
ノンアルコールタイプのマウスウォッシュです。
なぜなら、オーラルケアは就寝前が大切で、
その際できるだけ唾液を口の中に確保しておきたいからです。
アルコール入りより、ノンアルコールタイプのほうが、
唾液の減少をさせずに済むので、寝ている間の口臭の原因となる細菌の発生を
抑えるためにも効果的です。