2017.06.16
間食にはいちごが最適!いちごに含まれるキシリトールの効果とは?
スーパーやコンビニで販売されているガムなどのパッケージにてよく見かける、「キシリトール配合」の文字。しかし、キシリトールについて詳しく説明できる方は多くはないでしょう。キシリトールは、別名を「甘味炭水化物」と言います。そう聞くと、化学的な成分であり、不健康なイメージを抱く人もいるかもしれませんが、実はこのキシリトールは自然界にある野菜や果物にもたくさん含まれています。さらに、私たち人間の体内でも作られており、安全に関する確認も行われています。
キシリトールの効果は、ひとことで言えば「虫歯予防」です。砂糖のような甘さを持つキシリトールですが、砂糖との大きな違いは「酸を作らない」点。歯の表面を溶かし、虫歯をつくる酸が生まれないため、虫歯をつくらない甘味料と言われています。また、虫歯の原因となるミュータンス菌を弱める効果が期待できます。定期的にキシリトールを摂取することで、より虫歯をできにくくします。
キシリトールの効果についてご説明してきましたが、虫歯予防に効果的なキシリトールが大量に含まれているのがいちごです。その含有量はいちご100gあたり350mgにもなります。またキシリトール以外にビタミンCが多く含まれている点もいちごの素晴らしい点。一般的に歯茎からの出血はビタミンC不足が原因であることが多く、ビタミンCが多く含まれるいちごを食べることで歯茎や歯槽膿漏などの予防にも効果を発揮してくれます。 キシリトールだけを摂取したい場合は、歯医者さんに相談しキシリトール含有量の高いガムやタブレットを教えてもらったり、販売している歯科医院で直接購入したりすると良いでしょう。しかし、今まで間食にチョコレートやケーキを食べていた人であれば、間食をいちごに変更するだけでも、十分な効果が見込めます。ただし、毎日の歯磨きはくれぐれもお忘れなく。