2017.02.17
フッ素は危険!?は大嘘!!
こんにちは。
歯科衛生士高松です。
みなさん、フッ素は虫歯予防には効果的だけど危険!と
耳にしたことはありませんか?
「フッ素を一気に大量に飲んだりしたら中毒の可能性がある」ということです。
その「一気に大量摂取」とはどのくらいかと言うと、
小学校一年生の場合、歯医者さんで売られているフッ素が高濃度に含まれる歯磨き粉(950ppm)、60gのチューブを約2本摂取するくらいだそうです。
フッ素が斑状歯や骨硬化症、ダウン症、骨肉腫、ADHDの原因になる
ということを言っている論文もあるようですが
いずれも飲み水に含まれるフッ素濃度自体が非常に高い地域での
データであったり、患者数の人数自体が少なくて実験自体に
信憑性が乏しいようです。
どんなものだって、摂り過ぎれば病気にだってなります。
要は、「フッ素が危険」というのは「ありえないレベルの量を摂ったら危険」
ということであり、水道水のフッ素濃度レベルの高くない日本においては、
普段歯磨きをする、歯医者でフッ素を塗る、学校でフッ素洗口をする、
というようなレベルでは危険は全くない、ということです。
なので定期検診にてしっかり高濃度のフッ素を3ヶ月に1度塗布しましょう。