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2024.02.06

歯列矯正は痛いもの?痛くなるタイミングや痛いときの対処法を解説

歯並びが気になるけど、歯列矯正は痛いのではと躊躇する人は少なくありません。確かに、歯列矯正の平均治療期間は約2年と長期間続くものです。しかし、痛みはずっと続くわけではありません。この記事では、痛くなるタイミングや、痛いときの対処法などをご紹介します。歯列矯正の痛みについて不安がある方は、ぜひご一読ください。

歯列矯正は痛い?

歯列矯正の痛みには個人差があり、痛みを感じる人もいれば痛みをあまり感じない人もいます。しかし、歯列矯正で痛みを完全になくすことは難しいでしょう。

矯正では歯を動かすため、痛みはどうしても発生してしまいます。ただし、虫歯のような痛みではなく、我慢できる痛みであることがほとんどです。

歯列矯正の種類

歯列矯正の痛みについて詳しく解説する前に、歯列矯正の主な種類についてご紹介します。歯列矯正は、主にワイヤー矯正・マウスピース矯正の2種類です。それぞれの特徴を見てみましょう。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯を一度に大きく動かすため、痛いと感じやすいです。ワイヤーにより口腔内が傷つく可能性もありますが、自分で器具を取り外す必要がありません。また、細かい調整がしやすく、歯並びが乱れている人でも治療可能です。

マウスピース矯正

一方、マウスピース矯正は、歯を少しずつ動かすため、痛みが小さいです。口腔内が傷つくことも、ほとんどありません。痛みが気になるときは、自分で取り外すことも可能です。徹底した自己管理が必要ですが、とにかく痛いのが苦手という方にはマウスピース矯正をおすすめします。

歯列矯正で痛いと感じるタイミング

歯列矯正で痛いと感じるタイミングは、5つあます。

  • 抜歯後
  • 矯正器具を付けたとき
  • 歯が動くとき
  • 頬や舌に矯正器具が当たるとき
  • 食事中

抜歯後

人によっては、顎の大きさに対して歯が大きすぎることが原因で、歯が生えるスペースが足りず歯並びが悪くなるケースがあります。この場合、スペースを作るために、歯を抜かないといけません。とはいえ、歯を抜く前には局所麻酔をするので、痛みはありません。
麻酔注射を刺すときの痛みが気になる場合、表面麻酔で緩和することが可能です。痛むのは、抜粋後麻酔が切れたときです。このとき、ある程度の痛みを感じる人が多く見られます。

矯正器具をつけたとき

歯列矯正で痛いと感じるのは、矯正器具をつけた直後または装置の調整をした直後が大半です。歯が締め付けられるような痛みを感じる人もいれば、引っ張られるような痛みを感じる人もいます。しかし、徐々に痛みは緩和していきます。

歯が動くとき

歯列矯正で痛いと感じるとき、ほとんどは歯が動くことが原因です。ワイヤー矯正やマウスピース矯正では、歯を少しずつ動かして歯並びを矯正するため、歯が動くときに痛いと感じる傾向があります。

特に、ワイヤー矯正では、痛いと感じることが多いです。ワイヤーの調整後は、歯が移動しやすいため、装置装着の3〜6時間後くらいから痛みを感じ始めます。2〜3日目あたりに引っ張られるような痛みを強く感じますが、1週間程度で痛みがなくなる人がほとんどです。

しかし、歯が痛いということは歯がきちんと動いてるということ。つまり治療が順調に進んでいる証拠なので、安心してください。

矯正装置が頬や舌に当たるとき

ワイヤー矯正の場合、頬や舌に矯正装置が当たって痛いと感じることがあります。歯に直接ワイヤーを取り付けるため、ワイヤーが粘膜や舌を傷つけて、口内炎になってしまう可能性もあります。

口内炎になると3〜4日程度は痛いかもしれませんが、少しずつ痛みは和らぎ、1週間程度で自然治癒するでしょう。

食事中

歯列矯正中は、歯に圧力がかかっているため、歯が安定していません。その状態で食べ物を強く噛むと歯が揺れて、痛いと感じやすいです。特に、硬いものを噛むと痛みが強くなる傾向があります。治療を始めたばかりの頃は、食事中の痛みがつらくて食欲が低下してしまう人もいるようです。

歯列矯正で痛いときの対処法

矯正中に痛いと感じるときは、以下の対処法を実践してみてください。

  • うがいや歯茎のマッサージ
  • 専用グッズを活用する
  • 食事を工夫する
  • 患部を冷やす
  • 痛み止めを服用する
  • 歯科医師に相談する

うがいや歯茎のマッサージ

最もお手軽な対処法は、うがいや歯茎のマッサージです。温かい食塩水でうがいすることで、痛みが和らぐことがあるので、ぜひ試してみてください。

また、歯茎をマッサージして血流を良くすることで、痛みを軽減することができます。上手にマッサージできない場合、電動音波ブラシを使用してみてください。

専用グッズを活用する

矯正器具が口の中に当たって痛いときは、歯科矯正用のワックスを活用してみてください。ワックスは、樹脂やシリコンなどの柔らかい素材で作られています。矯正器具にワックスをかぶせることで凹凸がなくなり、痛みを和らげることができます。

食事を工夫する

痛みが気になるときは、柔らかいものを食べるなど、食事を工夫してみましょう。以下の食べ物は、矯正時におすすめしたい食べ物です。

  • おかゆ
  • 豆腐
  • ヨーグルト
  • ハンバーグなどのひき肉料理
  • オムレツなどの卵料理
  • 柔らかいパン
  • 煮魚や蒸し野菜 など

患部を冷やす

歯が動いていることが原因の痛みには、冷やすことが効果的です。保冷剤や薄い布で包んだ氷で、患部を冷やしてみてください。特に、お風呂あがりや寝る前は、体が温まることで痛みが出やすいので、試してみるといいかもしれません。ただし、長時間冷やし続けないようにしましょう。

痛み止めを服用する

痛みを我慢できないときは、歯科医から処方された痛み止めを服用しましょう。常時痛み止めを服用することはおすすめできませんが、1日1〜2回くらいであれば問題ありません。

ただし、痛み止めの薬を服用すると、お腹の調子が悪くなることもあります。人によっては、むくみやかゆみ、眠気などの副作用が出るかもしれません。痛み止めを使用する際は、タイミングや用量などに十分に注意してください。

歯科医師に相談する

さまざまな方法を試しても痛みが軽減されないときは、歯科医師に相談することをおすすめします。相談することで痛みの原因が判明し、ワイヤーを調整するなど適切な処置を受けることができます。痛みに不安がある場合は、我慢せずに歯科医師に相談しましょう。

まとめ

歯列矯正で痛いと感じるのは装置を付けた後がほとんどで、ずっと痛いわけではありません。事前に痛みのタイミングや対処法を把握しておくことで、不安を軽減しやすくなります。

安岡デンタルオフィスでは、患者様の不安を払拭できるよう、専門医が丁寧にカウンセリングします。適切な矯正治療を行うことで、見た目が綺麗になるだけでなく、嚙み合わせがよくなる上、歯を長持ちさせることが可能です。歯列矯正を考えている方は、ぜひ安岡デンタルオフィスにご相談ください。

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