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2024.02.09

前歯の虫歯や脱落、歯並びをセラミックで美しく!デメリットや費用も解説

第一印象に大きな影響を与える口元。特に前歯は他人からもよく見えるので、美しく保つことが好印象につながります。そのため、前歯が虫歯になったり抜けてしまったりした時に、美しく見えるセラミック治療を歯科医院から提案された経験がある方も多いでしょう。
この記事では、「セラミック治療のメリット・デメリット」「セラミックを長持ちさせる方法」について説明します。

セラミックを使う前歯の治療

セラミック治療とは、虫歯や歯が欠けたり抜けたりした際の詰め物や被せ物などにセラミックという素材を使用した治療法のこと。セラミックは、お茶碗やお皿などの陶器と同じ材質でできており、歯を自然に美しく治療するのにとても便利な素材です。ここでは、セラミック治療の中でも前歯部分の治療についてご紹介します。

虫歯・歯の欠けの補修

前歯の場合、小さな虫歯の治療では詰め物にセラミックではなくレジン(プラスチック)を使用することがほとんど。大きく歯を削る場合や歯が欠けた時に使われるのが、すべてがセラミックでできた被せ物『オールセラミッククラウン』です。

前歯のすき間や歯並び、色の改善

前歯のすき間や歯並びが気になるけど矯正するほどではない時に用いられるのが『ラミネートベニア』。歯の表面を薄く削って、セラミック素材を強力な接着剤で貼り付ける治療法で、多少のすき間や歯並び、歯の色を改善することができます。

天然の歯よりも美しくなり得ることに加え、矯正に比べて治療回数が少なく、費用も抑えられる利点があります。

歯の脱落

歯が抜け落ちてしまった場合の治療法には、入れ歯・ブリッジ・インプラントの3種類があります。前歯の脱落では、ブリッジが第一候補となる場合が多いです。

ブリッジとは、抜けた歯に隣接する歯を利用して人工の歯を作る治療法のことで、人工歯にセラミック素材を使えば抜けた歯を自然に補うことができます。特に、前歯のような目立つ部分の場合は、セラミック素材を選ぶメリットは大きいでしょう。

当院では、内側は金属、外側がセラミックで強度が高い『メタルボンドブリッジ』と、ジルコニア(人工ダイヤモンド)のコア部分にセラミックを焼き付けた『オールセラミックブリッジ』の2種類があります。

前歯のセラミック治療の料金はどれくらい?

上記で紹介したセラミック治療の当院の金額は、以下の通りです。

種類金額
メタルボンド¥110,000(税込)
オールセラミッククラウン¥143,000(税込)
ラミネートベニア¥110,000(税込)
メタルボンドブリッジ ¥110,000(税込)
※1歯あたり・型取り代金を含む
オールセラミックブリッジ¥143,000(税込)1歯あたり
※1歯あたり・型取り代金を含む

※上記金額は目安であり、個々の状況により変動する場合があります

前歯をセラミックで治療するメリット

虫歯治療跡を銀歯と言うように、昔は詰め物や被せ物に金属を使うことが主流でした。しかし、現在はセラミックを取り入れる歯科医院も多くなっています。なぜ、セラミックが選ばれるようになってきたのでしょうか? 

セラミック治療のメリットを具体的にご紹介します。

自分の歯のようなナチュラルさが作れる

セラミックは加工しやすい素材なので、自分の歯に近い色や透明感が再現可能。形も大きさや丸みなどを自分の理想に合わせて作ることができます。審美性が高いので、特に前歯ではセラミック治療が支持されています。

丸みのある歯が似合う人、角ばっている歯の方が似合う人、どのような歯が似合うかは人それぞれ。安岡デンタルオフィスでは、全体のバランスを見て、最適なデザインを提案し、一人ひとりのなりたい口元に近づける治療を大切にしています。

時間が経っても変色しにくい

セラミックは陶器素材なので耐水性に優れており、時間が経っても変色しづらく、美しさを長く保つことができます。一方、保険適用の被せ物は、装着からしばらくは色もきれいで見た目にも違和感がありませんが、数年経つと劣化して黄ばんでくることがあります。

虫歯になりにくい

セラミックは表面がなめらかで汚れが付きにくいことに加え、形を精密に作製できるので歯とセラミックの間にすき間や段差が生まれづらく、汚れがたまりにくいという特長があります。素材自体も劣化しにくいため、虫歯になる可能性が格段に低くなります。

金属アレルギーの方でも安心

近年の研究で歯科用金属詰め物が原因で、金属アレルギーを発症する可能性があることが分かってきました。セラミック治療であれば金属を使わないタイプがあるので、身体に優しいメタルフリー治療が可能です。また、金属が溶け出して歯茎が黒くなる心配もありません。

前歯をセラミックで治療するデメリット

多くのメリットがあるセラミック治療ですが、もちろんデメリットもあります。以下で、前歯をセラミックで治療するデメリットをお伝えします。

強度が金属に比べて劣る

一般的なセラミックは陶器素材であるため、金属よりも耐久性が劣ります。なかでも金属を使用しないオールセラミックは、強度が低く、割れやすい傾向があります。

前歯をセラミック治療する場合、激しいスポーツをしたり楽器を吹いたりする方は、前歯に力が加わる可能性があるので、治療には強度が高いセラミックと金属を組み合わせた『メタルボンド』や人工ダイヤモンドであるジルコニアを使った『ジルコニアセラミック』を選択するのがおすすめです。

歯を多く削る必要がある

セラミックは強度をカバーするために、被せ物をある程度厚くする必要があります。そのために、歯を多く削らなければいけません。多く削ると歯は薄くなり、被せ物の負担が大きくなります。その結果、割れるリスクが高まる可能性があります。

治療費が高額

セラミック治療は自費診療であり、保険が適用されないため、治療費が高額になります。上でも紹介しましたが、前歯のセラミック治療で多いオールセラミッククラウンの場合で1本143,000円(税込)です。

セラミックの寿命と長持ちさせる方法

陶器と同じ材質でできているセラミックは、使っている内に割れたり欠けたりすることがあります。では、セラミックの寿命はどれくないなのでしょうか?

ここではセラミックの寿命と共に、長持ちさせる方法について解説します。

セラミックの10年生存率は90%以上

金属に比べ、セラミックの強度が劣ることを上で説明しましたが、実は銀歯よりセラミックの方が寿命が長いと言われています。それは、歯に良く接着することと素材自体が劣化しないことによるもの。セラミックの生存率を調べた研究でも、5年生存率が92~95%、10年生存率が91%という結果が出ています。

生活習慣を変える

このように高い10年生存率を持つセラミックですが、大きな力がかかると欠けたり割れたりする可能性が高まります。歯ぎしりや強く噛むなど、歯に負担がかかる行為を避けるようにしましょう。

寝ている間に無意識に歯ぎしりをしている場合もあります。定期健診などでチェックしてもらい、必要に応じてマウスピースを装着するなどの手立てを取るのがおすすめです。

定期的にメンテナンスに通う

口腔内の状態を良く保つことは、結果的にセラミックの寿命を延ばすことにもつながります。毎日のブラッシングを丁寧にすることはもちろん、クリニックでの定期的なメンテナンスを取り入れてみてはいかがでしょう? 

自分では取りきれない汚れをプロの手で清掃してもらうだけでなく、噛み合わせのチェックをしてもらうこともできます。

以下の記事でも歯のクリーニングを含む当院のメンテナンス・コースについて紹介していますので、ご参考ください。

インプラントのメンテナンスにかかる費用は?セルフケアのコツも紹介

江坂で前歯のセラミック治療をしたいと思ったら、安岡デンタルオフィス

今回の記事では、前歯のセラミック治療について説明しました。前歯をセラミック治療で美しく整えることは表面的に美しくなるだけなく、自信を持って笑顔を作れるようになり、それが会話や内面的な自信にもつながります。

このような審美治療には人生を変える力があると、当院では確信しています。患者様と一緒に最高の美を追求するため、トライアル期間では患者様納得するまで仮歯でディスカッションしていきます。

また、仕上がり具合は、人工歯を作る歯科技工士の技術にも左右されます。当院では日本最高峰の技工所「デンテックインターナショナル」の本社と日々密接なコミュニケーションを確立し、より良い人工歯を提供する環境を整えています。

「前歯が虫歯になった・抜け落ちた」「前歯の隙間が気になる」など、前歯にお悩みがある方は、ぜひ当院までお問い合わせください。

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