失った歯をなるべく元の自然な感じで回復したいという方へ
インプラント治療というと、特別な治療のように感じられる方もいらっしゃるかもしれません。確かにかつては珍しい治療だったかもしれませんが、最近ではごく一般的な治療になりつつあります。
歯を失った後の治療法にはいくつか選択肢がありますが、インプラント治療はその中でも、特に噛み心地や見た目などの点において、最も自然な状態に近づけられる治療法です。
※本動画は前歯のインプラントについて説明していますが、基本的な流れや気を付けるべきポイントは同じため、すべてのインプラント治療をお考えの方に是非知っていただきたい内容となっております。どうぞご覧ください。
インプラントはこんな方にオススメです
- なんでもしっかり噛める歯が欲しい
- 周囲の歯に負担をかけずに治したい
- 自然な見た目にしたい
- 長持ちする治療法がいい
- 違和感のない快適な装置がいい
- お口全体の健康を保てる治療法がいい
インプラントにできる人・できない人
できる人
- 20歳以上の方
- 治療後にメンテナンスに通える方
できない人
- 未成年
- 顎の骨が薄い・少ない
- 妊娠中
- 全身疾患や持病がある
- チタンにアレルギーがある
- 虫歯や歯周病がある
- 治療後のメンテナンスに通えない方
当院のインプラントの特徴
1.世界レベルの技術
世界一のスペシャリストから
指導を受けたインプラント技術
「審美インプラントの世界一のスペシャリスト」と呼び声高い先生や、失った骨を劇的に再生することができる世界一とよばれる先生・歯を抜いたその日にインプラントを機能させる事ができる先生等の歯科会で有名な先生の直接指導を受けた技術をご提供しております。
▶イナーキガンボレナ先生と安岡理事長
症例(ビフォーアフター)
前歯複数本のインプラント例
事故で失った歯肉を結合組織移植で大幅に回復させ、天然歯同様の審美性を回復する事ができ笑顔が一番回復した症例。
Before(施術前)
After(施術後)
多数歯欠損のインプラント例
30年以上受け口がコンプレックスで大学病院に3箇所行ったが骨切り(外科矯正)しか治らないと言われ続けました。勇気が出ずにここまで先延ばしにして来ましたが今回は覚悟を決めて来院されました。
外科矯正なしでもある程度のところまでは機能回復可能ということを伝え治療に入りました。
欠損補綴(インプラント)とセラミック(被せ)を使用し、咬合再構成治療にて機能回復しコンプレクスから解放され、なんでも食べられ人前で笑顔ができるようになったと伝えていただきました。
Before
After
インプラントの治療費について
埋入 | ¥242,000〜 (税込) |
---|---|
2次OPE | ¥61,000 (税込) |
アバットメント(チタン性) | ¥61,000 (税込) |
アバットメント(ジルコニア性) | ¥121,000 (税込) |
2.エリアトップクラスの実績数
15年で累計約2500件の実績
15年で累計約2500件のインプラント実績がございます。
3.幅広い症状に対応
様々なケースに対応しておりますので、
他院で断られた方にこそ相談してほしい
審美的なインプラントはもちろん、交通事故などで骨ごと歯を失ってしまった場合などに応じた大掛かりな骨移植など、幅広い症状に対応できます。
4.診査診断(マシン)とクオリティの一定化
最新鋭の精密機器×業界トップクラスの技工所
ハイレベルなインプラントの技術を実現
最新鋭の精密機器×業界トップクラスの技工所との密な連携により、全ドクターがハイレベルなインプラントクオリティのご提供を可能にしております。
最新鋭の精密機器
歯科用CTによる正確かつ精密な把握
従来のレントゲンと異なり、患者様の骨の形状や、神経や血管の位置などインプラント施術に不可欠な様々な情報を、立体的に精密把握することができます。
骨の厚みや傾きなど、一人ひとり異なります。歯科用CTが院内にあることで、術前から術中、術後もリアルタイムで口腔内の状況を正確把握することができるため、安全な施術ができるのです。
シミュレーションソフトによる事前予測の徹底
歯科用CTにて得られた情報を、シミュレーションソフトに取り込み、実際にインプラント埋入をどのように行うかを、コンピューター上でシミュレーションします。
ドクターの経験や勘は重要ではありますが、それに加え、データに基づいた事前シミュレーションの徹底が、人為的ミスを可能な限り排除し、安全確実なインプラント埋入を可能としています。
業界トップクラスの技工所と作り上げるガイド
従来のレントゲンと異なり、患者様の骨の形状や、神経や血管の位置などインプラント施術に不可欠な様々な情報を、立体的に精密把握することができます。
骨の厚みや傾きなど、一人ひとり異なります。歯科用CTが院内にあることで、術前から術中、術後もリアルタイムで口腔内の状況を正確把握することができるため、安全な施術ができるのです。
5.インプラントを長持ちさせるための取り組み
インプラントの最大の敵である歯周病を予防
一時的な処置ではなく当院なら根本的な解決が可能
インプラントは、駄目になってしまう原因は、歯周病です。
当院では、インプラントの最大の敵である歯周病を予防する為に、様々な施術をご用意しております。
インプラントの寿命と治療後のメンテナンス
10年後の残存率は95%といわれるほど、インプラントは非常に長持ちする治療です。寿命を長くする意味でも、インプラントのケアは非常に重要です。
不十分なケアではインプラント周囲に炎症が起こり、最悪の場合、
インプラントが抜け落ちることもあります。
定期的な検診とメンテナンスが寿命を左右します。
治療後こそ、丁寧なブラッシングや定期通院を心掛けましょう。
しっかりケアすることで、インプラントを長く使える上に、自信を持って笑顔を取り戻せます。
インプラントってどういう治療?
インプラントは、ネジのような形をした人工の歯根を、歯を失った骨に埋めて、その上にセラミックなどの人工歯をかぶせるという治療法です。他の治療法と大きく違うのは、骨の中に歯根部分を埋め込む、というところです。
骨と人工歯根がしっかりとくっつきますので、噛んだ時の刺激をしっかりと感じ取ることができ、定着してしまえば、自分の体の一部になったように、違和感を感じることはありません。
また、人工歯根の素材は、心臓ペースメーカーや人工関節にも用いられている、体に無害なチタンを使用していますので、安心です。
歯を失ったままにしておくと…
歯を失ったまま放置してしまう人がいます。特に奥歯を片方だけ失った場合などは、反対側で噛めてしまうので、長い間放置されがちです。でも、抜けた部分を治療せずに放置しておくと、歯並びやかみ合わせが崩れてしまう、顎の骨が痩せてしまう、他の歯まで悪くなってしまう、というようなことが起こってきます。
歯を失った後はできるだけ早めに歯を補う治療を受けるようにしましょう!
他の治療「入れ歯」「ブリッジ」との違い
インプラント以外の治療法としては、主に入れ歯とブリッジがあります。いずれもよく行われている治療ですが、どんな違いがあるのか、見てみましょう。
入れ歯
入れ歯は義歯とも呼ばれているもので、取り外し式のものをいいます。歯が抜けた本数に応じて部分入れ歯か総入れ歯か、ということになります。
入れ歯の良い点は、「保険で作る場合には安価」、「短期間で作ることができる」、「壊れても修理ができる」というようなことですが、欠点として「違和感が強い」「噛み心地が弱い」、「歯茎と入れ歯の間に食べカスが入る」、「見た目が悪くなることがある」、「取り外しが面倒」、「顎の骨が痩せてしまいやすい」ということが挙げられ、不満を感じる方も珍しくありません。
ブリッジ
ブリッジは、歯が抜けた両隣の歯を削って橋を渡すようにつながった人工歯をかぶせる治療法です。
ブリッジの良い点は、「短期間で作ることができる」、「保険で作る場合には安価」というようなことですが、欠点として「健康な歯をたくさん削らなければならない」、「清掃が難しい」、「保険だと見た目が悪くなることがある」、「顎の骨が痩せてしまいやすい」ということが挙げられます。
インプラントの良い点は、「見た目が自然」、「噛み心地が自然」、「違和感がほとんどない」、「顎の骨が痩せにくい」、「長持ちする」ということが挙げられます。
一方、欠点としては、「手術が必要」、「骨が少ないケースでは難しいことがある」、「自費なので高額」「治療期間が長くかかる」ということが言えます。
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ | |
---|---|---|---|
取り外し式or固定式 | 固定式 | 取り外し式 | 固定式 |
違和感 | ほぼない | 大きい | 少ない |
周囲の歯への影響 | ほぼない | 大きな負担がかかる | 大きな負担がかかる |
顎の骨吸収 | 少ない | 大きい | 大きい |
噛みごごち (天然歯と比較して) |
8~9割程度 | 3割程度 | 6割程度 |
清掃の容易さ | 簡単 | 外して洗うのが面倒 | 難しい |
見た目の良さ | 良い | 部分入れ歯だと金具が見えることがある | 保険だと見た目に問題が出ることがある |
どのくらい持つか | 10年以上が9割以上 | 5〜6年 | 5〜6年 |
治療期間 | 数ヶ月(骨とインプラントの結合待ち) | 1〜2ヶ月程度 | 1〜2ヶ月程度 |
手術の有無 | 有 | 無 | 無 |
このように、それぞれの治療法に長所、短所があります。治療法を選ぶ際にはそれぞれの特徴をきちんと踏まえておくことをおすすめします。
当院のインプラント治療の5つのポイント
1.お口全体のバランスを考えた「フルマウスリコンストラクション」
当院では、“ただ歯が抜けたところにインプラントを埋める”というような短絡的な治療は行いません。治療を行う際は、必ずお口全体のバランスを考え、インプラントも他の歯も健康で長く残せるような治療を行います。
2.徹底した感染対策で安心
インプラントは外科手術を伴うため、特に感染対策には最大限の注意を払っています。滅菌器具にもこだわり、感染を徹底的に防いでおりますので安心してご来院ください。
3.CT撮影装置を完備
インプラント治療を行う際に、もはやCTスキャンは欠かせません。当院では歯科用CTスキャンを完備し、安全な手術を行える環境を整えています。
4.手術に不安な方もリラックスして受けられる静脈内鎮静麻酔
当院では、インプラントの手術の際には静脈内鎮静麻酔を行なっています。麻酔科医立ち会いのもと、リラックスした気分で治療を受けることができるので、手術が不安な方も安心です。
5.インプラントの成功率を高める光機能化インプラント技術
インプラントの成功率を高めるための新しい技術、光機能化インプラント技術を取り入れています。
インプラント治療のメリット・デメリット
メリット
- しっかりと強く咬める
- 自信を持って笑うことができる
- 左右でバランスよく咬める
- 取り外す面倒がない
- 食物をおいしく味わえる
- 自分の歯にかかる負担が減って長持ちする
- 歯ごたえある食物の食感が楽しめる
- 隣の歯を削る必要がない
- 発音が安定して会話を楽しめる
- インプラントはむし歯にならない
- 見映えよく仕上げることが可能
など
デメリット
- 噛む感覚が自分の歯と違う
- 治療期間が比較的長い
- 状況により見た目がご自身の歯と異なることもある
- 食べ物が詰まりやすくなることがある
- 他の歯が抜けて義歯を入れる場合、インプラントに不用意にフックをかけるとインプラントにダメージが加わることがあるため、義歯のデザインが制限されることがある
- 外科処置に伴う痛み・腫れ・出血・合併症の可能性がある
- お手入れ次第で感染することがある
- 治療費が比較的高額
など
施術の流れ
一次手術
治療計画を立てた後、問題なければ手術に臨みます。
1度目の手術では、歯茎を切開して顎の骨を削り、インプラントを埋め込みます。所要時間は本数によって左右されます。
一般的に1時間程度かと思います。
治癒期間
一次手術の後、通常は約3から6ヶ月の治癒期間をおきます。
インプラントに使用されているチタンは、骨とインプラントが結合する性質を持っています。この期間では、仮の歯を使用できることもありますので、仮歯を希望される方は担当医に相談しましょう。
この期間を終えると、人工の歯を装着する二次手術へと入ります。
二次手術
骨とインプラントが結合して安定した後にインプラント体の頭の部分を露出し、そこに人工の歯との連結部分(アバットメント)を装着する処置を二次手術といいます。この状態で歯茎が治るまで、通常約1ヶ月おきます。
人工の歯の装着
歯茎が治った時点で型を取り、上部構造(人工の歯)を作ります。色や形は人それぞれ違いますので、各々に合わせて製作してインプラントに取り付けます。この上部構造は、様々な素材のものがありますので、先生とよく相談して決めましょう。このような流れでインプラントの手術は進んでいきます。多くの工程があり、インプラントを長持ちさせ、しっかりと歯として機能させるためにもそれぞれ大事な工程となります。
インプラントのリスク
インプラントのリスクは、手術中のリスクと手術後のリスクの2つに大きく分けられます。
インプラントをご希望の患者さんには、ぜひリスクについても知っておいていただきたいです。
手術中のリスク
インプラントでは歯茎や顎の骨に外科手術を行います。
それにより、ドリルやインプラント体が神経に触れてしまい神経麻痺が起きたり、血管を傷つけるリスクがあります。
神経に傷をつけてしまうと、唇や頬の感覚が鈍るなどの顔面麻痺が起こります。血管損傷による出血多量で死亡事故も発生しています。
これらのリスクを避けるためにも、歯科用CTを使って、血管・神経・上顎洞の立体的な位置をしっかり把握し、安全な位置へのインプラントの挿入を進めることが大切です。当院では歯科用CTと最新のコンピューターシミュレーションソフトを完備し、安全な手術を行える環境を整えています。
手術後のリスク
術後のリスクとして1番気をつけなくてはいけないのは、インプラント歯周炎です。
インプラント治療を行うような歯を失った歯茎は、健康な歯とは違い角化歯肉という硬い歯茎がありません。
そのためインプラントの周りには食べ物のカスなどの汚れが溜まりやすく、歯周病になるリスクも上がってしまいます。
歯周病によりせっかく埋入したインプラントが抜け落ちてしまう事態もあり得るのです。
インプラントによる歯周病を回避するには、ご自身の日頃の歯磨き習慣はもちろんですが、定期的な歯科医院でのメンテナンスが必要です。
当院では、口腔内に存在する歯周病菌を徹底的に除去し、悪玉細菌が増殖しない口腔内環境を作っていく、THP(トータルヘルスプログラム)という治療法を導入しております。
また、患者さんが通いやすい環境をご提供できるよう、メンテナンスに特化した専用フロアを完備しております。
インプラントの保険
第2の永久歯と呼ばれるほど天然歯に近い機能と見た目を持つ
インプラントですが、その治療費はかなり高額です。
インプラントは基本的には自費診療になってしまうのがその要因の一つです。
病気や事故などによって広範囲にわたって顎の骨を失ってしまった場合など、国が定めた条件を満たせば一部保険診療が適応されるケースもありますが、虫歯、歯周病、外傷などによって歯を失った場合や、歯周病や加齢によって顎の骨が痩せた場合は、自費診療になります。
インプラントとタバコ
日本歯周病学会が発表している「喫煙の歯周組織に対する影響」によると、喫煙は歯の周りの組織にも影響を及ぼし、歯周病のリスクが高まるとされています。
喫煙によりインプラント治療を含む治療後に悪影響を及ぼす可能性があり、ヘビースモーカーはその傾向が強くなるともいわれています。
歯周病の進行によりインプラントが抜け落ちる可能性もありますので、可能な限り禁煙を行っていただくことをお勧めいたします。
参考: 喫煙の歯周組織に対する影響
よくある質問
年齢による制限はありますか?
インプラントはどのくらい持ちますか?
インプラントは、自分の歯のように噛むことができますか?
インプラントができない条件はありますか?(持病など)
インプラントの材料を教えてください。
1回の治療時間や通院回数はどのくらいですか?
どのくらいの期間かかりますか?
痛みはありますか?
手術時間はどのくらいですか?
インプラント手術を失敗することはありますか?
手術後のお風呂は大丈夫ですか?
薬は飲む必要がありますか?
お手入れ方法は?
手術後は腫れますか?
手術後、食事はできますか?
噛みごこちは変わりますか?
骨が薄く、他院でインプラントが出来ないと言われましたが、骨が薄くてもインプラントは可能でしょうか?
歯周病でもインプラントは可能ですか?
金属アレルギーは大丈夫ですか?
インプラントの治療を受けた場合、MRIやCTへの影響はありますか?
インプラントってどこでやっても一緒ですか?