歯科医師が教えるやってはいけない【歯の教科書】

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洗っちゃだめ?歯が抜けた時にやってはいけないこと

歯科医師が教えるやってはいけない【歯の教科書】

2017.07.18

こんにちは。安岡デンタルオフィスです。

月~土曜19時半まで診療している吹田市江坂の歯科・歯医者です。徹底した滅菌を行い新型コロナ感染防止対策を行っております。

「世界トップレベルの技術」「40名以上のチーム医療」「無痛治療の追及」「無料の託児サービス」など、プロフェッショナルとして歯科・歯医者の常識を越えた環境をご提供致します。

みなさん、何らかの理由によって急に歯が抜けてしまった場合どうすればよいと思いますか?

今は医療技術の進歩によって、抜けてしまった歯を再度戻すことも可能ですが、とっさのことに慌てて取ってしまった行動により、歯を失ってしまう原因になることもあります。

そこで、歯が抜けてしまったときにやってはいけないことや、その場での正しい対処法などをご紹介したいと思います。

歯が抜けてしまったらそのままにしていてはダメなの?

歯が抜けてしまったらそのままにしていてはダメなの?
「歯が1本くらい抜けてしまっても噛めるところはたくさんある」とお考えの方はいませんか?

歯は1本でも抜けて放置しておくと、残っている歯に大きなダメージを与える原因になりかねません。

残っている歯に噛む力が分散されて負担が増え、残った歯まで弱ってダメになってしまうこともあります。

また、歯が無いままにしておくと隙間の部分に歯が動いてしまい、両隣の歯が傾いてきたり、上下で対する歯が伸びてきてしまったりと噛み合わせに影響が出てしまいます。

1日も早く歯を戻すことができれば、日常生活にも影響なくすごすことができるのです。

もしも歯が抜けてしまったら…

抜けてしまった歯はいらない訳ではありません。
歯科医院を受診する前に取る行動によっては元に戻せる可能性もあります。

歯科医院では「再植」といって、抜けてしまった歯をもとの位置に戻す処置を優先的におこないます。

もしも戻せなかったとしても、抜けた歯は歯科医師にとって歯の修復の大切な診断材料となります。

捨てたりせずに持参するようにしてください。そしてできるだけ早く、1時間以内に歯科医院を受診することをおすすめします。

まずは抜けた「歯を生きた状態で保つ」ということが重要。

ポイントは乾燥させないことと放置時間を短くすることです。

地面に落ちたら洗うべき?

歯の根っこの周りには歯根膜という歯と顎の骨を結ぶ大切な組織が付着しています。

この膜を守ることで再度同じ位置に戻せる可能性が高くなります。

一番良いのは自分のお口の中の環境。

抜けた歯をもとの位置に自分で戻すか、お口に入れたまま早急に歯科医院を受診します。

もし地面に落ちてしまった場合は、水道水で軽くすすぎましょう。

ただしこの際、歯根膜が剥がれてしまうため、ゴシゴシ磨かないようにしてください。

もちろんアルコール消毒や石鹼をつけて洗うなどもNGです。

歯の根っこに触らない

歯の根っこに触らない
歯を戻すために重要とされる歯根膜は歯の根っこの部分にあります。戻すことになった場合、歯ぐきの中に埋入される部分です。

ここに触れてしまうと、細菌感染する恐れがあります。

戻した後に歯ぐきが炎症を起こして予後不良になってしまい、安定が難しいという事態を避けるためにも、歯の頭の部分をなるべく触れなくてよい持ち方で拾い上げるようにしましょう。

割りばしなどで歯の頭をつかんだり、清潔なゴム手袋などをして、直接触れないようにして持つ工夫も大切です。

乾燥しないように保存して来院する

抜けた歯の一番よい保存場所はお口の中です。歯根膜が安定する環境といえるでしょう。

ただし、すぐに受診できる場合や大人の方であれば可能ですが、お口の中を損傷していて入れることができない場合や小児の場合、あまりにも汚れがひどい場合などは、保存液につけておいて持参してもOK。

保存液は生理食塩水か、なければ牛乳に入れて保存し、できるだけ早く歯科医院を受診してください。

汚れているからといってティッシュで拭いたり包んだり、保存容器にそのまま入れて来院されると、歯が乾燥し歯根膜が死んでしまい、元の位置に戻せなくなる可能性が高くなってしまいます。

何もしていないのに自然に歯が抜けた場合

打撲したわけでもないのに自然に歯が抜けた場合、乳歯は交換期であれば何も問題はありませんが、永久歯の場合は歯周病が原因になっている可能性が考えられます。

重度の歯周病を放置していると、歯を支えるための顎の骨が溶けてしまい、歯を支えることができなくなってしまうのです。

抜けてもなお放置していると、周囲の歯が、空間ができた部分へ倒れてきたりと悪影響にもつながります。

抜ける前からグラつきや歯ぐきの腫れなどの自覚症状はあると思いますので、抜けてしまう前にできるだけ早く歯科医院を受診するのが理想的です。

歯が折れているかもしれない場合

打撲など事故の場合、出血や怪我等で歯が全部抜けたのか不明瞭な場合もあります。

もしも歯の一部が残っている場合は、切断面に神経が露出して空気が触れただけでも激痛を伴う場合があります。

また、残ったままの歯の根っこから炎症を起こしてしまうこともありますので、抜けた部分を持参してできるだけ早急に受診しましょう。

再植できず修復治療となった場合

歯の再植ができなかった場合には、入れ歯やブリッジ、インプラント等の修復をおこないます。

さまざまな方法があり、どの方法が患者様にとって最適な方法であるか歯科医師より提案があります。

インプラントやセラミック等の人工歯を取り扱っている歯科医院では、以前と変わらない天然の歯に近い状態に修復することも可能です。

患者様のご希望に沿いながら選択するにあたり、治療の技術が豊富な歯科医院を選択されることをおすすめします。

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