歯周病治療の知っておくべき歯周病の注意点を理事長が解説!|江坂駅近くの歯科・歯医者なら安岡デンタルオフィス

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歯科医師が教える歯の健康のための【歯のコラム】

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2021.02.07

歯周病治療の知っておくべき歯周病の注意点を理事長が解説!

こんにちは。安岡デンタルオフィスです。

当院は虫歯や歯周病などの痛みをその場限りの治療ではなく、症状の原因そのものを根本から治療し、人生が変わる歯科医療を目指しています。

本日は歯周病予防の注意点についてご紹介いたします。

歯周病の注意点

質問者

歯周病について知っておくべき注意点はありますか?

安岡理事長

虫歯のように痛みや腫れがないためあまり深刻に感じていない方が多い歯周病ですが、実は歯周病は虫歯と同じくらい重要な病気です。

今回は歯周病に関する3つの注意点をご紹介していきましょう。

自覚症状が出る段階では歯周病はすでに進行している

質問者

歯茎から出血しやすくなったり、口臭が気になったら歯周病が始まったということですか?

安岡理事長

そういった症状が現れてご来院される方が大半なのですが、歯茎からの出血や口臭がある状態はすでに歯周病が進行しています。

質問者

症状が現れてからはすでに進行しているって、一体どういうことでしょう?

安岡理事長

歯周病はSilent diseAse(サイレント ディジーズ=沈黙の病気)と呼ばれ、歯周病の初期では痛みなどは気が付かないくらい少ないのです。

質問者

そしたら自分が歯周病なのかは、どうやって見極めればいいんですか?

安岡理事長

実は、初期であるほどご自身で判断するのは非常に難しいです。

歯周病を歯肉(歯茎)の病気だと思っている方が多いですが、実は歯周病というのは歯を支えている骨を溶かしてしまう病気なのです。

質問者

そうだったんですね、歯茎から血が出たり、腫れたりするのが歯周病だと思ってしまっていました。

安岡理事長

骨は歯肉の下に隠れているため自分では早期発見が困難です。

そのため、症状が進行してから歯茎の出血や腫れなどが出てきて歯周病を自覚することがほとんどになってしまうのです。

質問者

じゃあ、気がついた時には相当進行しているんですね…。

安岡理事長

実際に当院でも、虫歯の診察で来院したはずが歯周病も見つかるというケースは少なくありません。

そして大抵の場合、見た目にも症状が現れていないため「本当ですか?」と驚かれます。

細菌検査の結果を見て「私、歯周病だったんですね」と納得頂くことも非常に多いです。

歯周病は一度進行してしまうと元には戻らない

質問者

歯周病は、治療を始めれば完治しますか?

安岡理事長

残念ながら歯周病の前の健康だった状態に戻すことはできません。

ですが、治療を行い歯周病の進行を抑えることで、骨や歯肉などの組織の破壊を止めることができます。

質問者

治療はどんなことをやるんですか?

安岡理事長

ブラッシング指導やクリーニングなどのプラークコントロールを行います。

根本的歯周病治療では、さらに歯周病菌の殺菌リセットも行いますよ。

質問者

かなり進行してしまった場合にはどんな治療をするのでしょう?

安岡理事長

歯の周りの骨を再生します。

必要な場合は再度骨の段差をなくすための手術も可能ですが、この場合は骨が溶けてしまった量によって適応が不可になる事もあります。

質問者

深刻な状態になってしまうと、治療も難しくなってしまうんですね。

安岡理事長

だからこそ、外科的な処置が必要なほど、深刻化する前の歯周病の早期発見と早期予防がとても大切になるのです。

歯周病予防は何歳から気をつけるべき?

質問者

歯周病予防は何歳から意識すればいいですか?

安岡理事長

いつも口の中が汚れているお子さまであれば、5歳くらいから徐々に歯周病が進行していきます。

質問者

え?そんなに早くから?

もう少し大人になってからかと思っていました。

安岡理事長

年齢を重ねるにつれて歯周病リスクが上がるのは確かですが、そもそも歯周病はプラークという歯垢や歯石という細菌の塊が原因になります。

加えて、プラークはうがい程度では落とせません。

質問者

小さな子でも歯磨き習慣がないと、簡単に歯周病になってしまうんですね。

でも、どうして歯周病リスクは大人になるとどんどん上がるんですか?

安岡理事長

加齢により歯ぐきがやせてくる、免疫力が低下するなど歯周病にかかりやすくなる要因が増えるためです。

さらに女性ですとホルモンの影響で唾液の分泌量も減り、口が渇きやすくなって細菌が繁殖しやすい状況にもなります。

質問者

歯周病リスクは何歳からでもあるからこそ、子供・大人に関係なく定期的な歯周病予防を兼ねた定期健診が大切なんですね。

歯周病治療についてもっと知りたいときは

質問者

先生、歯周病予防について他にもいろいろ教えてくれませんか?

安岡理事長

では歯周病予防についてのページいくつかご紹介しましょう。

全般的なお話は、こちらのコラムがおすすめです。

安岡理事長

当院の歯周病治療については、こちらのページでさらに詳しくご紹介しています。

質問者

ありがとうございます!早速読んでみます。

まとめ

質問者

歯周病は年齢に関係なく身近な病気だとは知りませんでした!

私も今からしっかり予防していきたいです。

安岡理事長

歯周病予防とむずかしく考えずに「お口の中をキレイに保っておこう」「問題がないかちょっと診てもらおう」程度にお気軽に定期健診に来て下さいね。

  • 歯周病は初期段階では痛みや腫れはなく、Silent diseAse(沈黙の病気)と呼ばれている
  • 一度進行していまうと、健康だった状態に戻すことは不可能
  • 口の中が汚れている状態のままであれば、5歳くらいから歯周病のリスクがある
  • 加齢により歯茎の痩せや免疫力低下により歯周病のリスクはさらに上がる
  • 歯科医院での定期健診を受けて自覚症状がないうちに歯周病を早期発見することが大切

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