歯科医師が教える歯の健康のための【歯のコラム】

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インプラントは1つの歯に1本必要なの?埋める本数は何で決定する?

歯科医師が教える歯の健康のための【歯のコラム】

2018.09.01

インプラントは多くの歯医者が、現代の歯科医療のなかでもっとも天然の歯に近い噛み心地が得られる技術であると考えています。
しかしインプラントを入れるには、歯肉をメスで切開して顎の骨に穴を開けてチタンという金属でできた人工歯根を埋め込む手術が必要です。
そのため、インプラントを入れる本数は必要最小限にしたほうがいいことはいうまでもありません。

またインプラントは高額なので、1本でも少ない方が経済合理性も高くなります。

しかしインプラントの本数が多いほど、食事の快適性が増すのもこれまた事実です。

インプラントを入れる本数を決めることは、意外に簡単ではないのです。

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原則は1本の天然の歯の代わりに1本のインプラントを入れる

原則は1本の天然の歯の代わりに1本のインプラントを入れる

インプラント治療では原則、抜けてしまった天然の歯1本に対し1本のインプラントを入れます。
それはインプラントの構造をみても明らかです。

インプラントは3つの部品からできています。
チタン製の人工歯根(フィクスチャー)を顎の骨に埋め、そこに連結部分(アバットメント、支台ともいう)をつけ、さらに人工歯(上部構造)を結合させます。
人工歯が食べ物を咀嚼する、いわゆる「歯」になります。

3部品からなる1本分のインプラントの体積は、天然の歯1本分と大体同じです。

そのため歯医者は、患者さんの歯が2本欠けていれば、2本のインプラントを入れることをすすめるはずです。

上の歯(または下の歯)がすべてないからといって14本必要なわけではない

人の歯は、親知らずを除くと、上14本、下14本の計28本あります。

では上の歯(または下の歯)がすべてなくなった方に14本のインプラントを入れたほうがいいのでしょうか。

インプラントは顎の骨に穴を空けて埋め込むので、14本入れるには14個の穴を空けなければなりません。
顎の骨が相当丈夫であれば耐えられますが、高齢者に対しては難しいでしょう。

また、14本のインプラントを入れたとしても、すべての歯が食物の咀嚼に関わるわけではありません。

上の歯に14本のインプラントを埋めたことがある歯医者でも「患者さんの強い要望があったので14本のインプラントを立てたが、9本くらいで十分と助言した」と振り返ります。

また別の歯医者は、「最低、片側4本のインプラントを入れれば咀嚼には十分」と話します。
ただ片側4本だと、機能的には不足がなくても、歯がない部分が目立ってしまい審美的に劣ってしまうかもしれません。

インプラントの本数は、上の歯(または下の歯)がすべてない場合、片側8~9本あれば十分というのが一般的な考えのようです。

まとめ~4本のインプラントで12本の人工歯を支えるオールオン4

まとめ~4本のインプラントで12本の人工歯を支えるオールオン4

上の歯、または下の歯がすべてなくなった人に限られるのですが、4本の人工歯根を埋めるだけで12本の人工歯を装着できるオールオン4という治療法もあります。

オールオン4はインプラントの噛み心地と、人工歯根の本数を極力少なくすることの2つの目標を実現した、新しい治療法です。

インプラント治療に興味がある方は、ぜひ安岡デンタルオフィスで相談してみてください。

インプラントの構造・治療の流れについて詳しくはこちら

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