2023.04.13
あなたは歯医者さんが怖いですか?

こんにちは。いきなり私事で恐縮ですが、私は正直なところいくつになっても歯科医院に行くととても緊張します。きっとこれは小さな頃からの経験と思い込みなのか「歯医者さん=怖い」というイメージがあります。どうしても歯の治療をしないといけない状況になると大人になった今でもソワソワしてしまいます。
みなさんの抱いていらっしゃる歯医者さん(歯科治療)はどんなイメージですか?歯医者さんは好きですか?
ということで、本日はいつもの歯の病気や治療についてではなく、少し違った角度から歯科についてのお話をさせていただきたいと思います。
“歯医者さんが怖い”と思ってしまう
三大要素

まずなぜ歯医者さんに苦手意識を持ってしまう人が多いのか。そして歯科医院に通うことに対して嫌な気持ちになってしまうのかを探ってみました。するとだいたいの歯医者さん嫌いの方の苦手となる原因になっていそうな要素を見つけることができました。
それはこちらです
- 歯を削る際に使用するタービンのキュィーンという音
- 治療で使用する治療室に漂う独特の薬品の匂い
- 治療の際に感じる痛み
これらの要素が大いに関わっているのではないのかなと思うのですが、みなさんはどう思われますか?
そして、ネットの検索エンジンで「歯医者 痛くない」「痛くない歯医者」などの検索ワードが多いのが物語っているように、やはり嫌う最大の理由は治療の際に感じる痛みのようです。
どうして歯の治療で痛みを感じやすいのでしょうか?
それは歯が生えている位置にもあると言われています。ご存知の通り、歯は脳から近い位置のためどうしても歯の神経で感じる痛みが身体の他の部分よりも敏感になってしまうらしいのです。ちょっとした感覚が他の場所の感覚に比べてより耐え難く感じてしまうようです。「痛い」の理由はそういうことなのです。この経験が潜在的に記憶され歯医者さん嫌いが生まれているのかもしれません。
たまに、インターネットで「痛みの少ない治療」などの文字を目にする時があります。痛みの感覚は人それぞれなので、正直なところ絶対に痛くないとは断言はできませんが、患者様が治療の際に感じる痛みを少なくするために現代の歯科医療の現場では技術の向上に努めています。痛みに弱い方や治療に不安を感じる際は、遠慮なく伝えるようにしましょう。
「歯医者さんが怖い」の苦手意識を克服するには

恐怖心や苦手意識を持つとなかなか克服するのは難しいのが正直なところです。どうしたらこの苦手意識を克服するのかを私なりに考えてみました。それは、“何があっても歯科医院に行かない。”そうすればあの嫌な気持ちになってしまったり、緊張してソワソワもしないのです。
しかし、この考えは極端論であって非現実的です。今後歳を重ねる過程でむし歯や歯周病、歯が抜ける、昔詰めた詰め物が取れるなど、何らかのトラブルで歯科医院にお世話になる可能性が大いにあるのです。そのいつの日か受診したとしても大事至らないようにするために日頃からセルフケア・メンテナンスを怠らないという考えはどうでしょうか?とにかく、虫歯を作らないように心がけましょう。万が一むし歯を見つけてしまったら痛くてどうしようもない状況にまでほったらかしにしないで早めに歯科医院で受診しましょう。そして丁寧に歯と歯ぐきのケアを日頃から心がけましょう。歯のトラブル予防の為のケアが大切です。
一番効果的で手っ取り早いメンテナンスは?
予防ケアとして追加したいこと、それは年に何度かの定期的な歯科健診を受けることです。
そうすれば、むし歯の早期発見もできますし、むし歯の進行も減らすことができるのです。とにかくむし歯やその他の口腔内でのトラブルを悪化させないのが重要なのです。
悪化したむし歯の治療は軽度のむし歯に比べて削る量が多くなり、治療時間や期間が長くなるだけです。それがまた恐怖心に上乗せになるのでもっと歯医者嫌いの状態に陥ってしまうのです。なるべく治療は最小限で終えられるように心がけてみてください。
治療後に「こんな程度で済むのだったら早く来ていれば良かった」と笑顔で帰宅できるように。
定期的な歯科健診を受ける事で、ご自身の歯と健康を知ることができます。そしていつの日にか歯医者さんが平気になっているかもしれません。
それでも歯医者が怖い方へ
安岡デンタルオフィスでは、歯医者が怖い方でも安心して治療いただけるように痛みの少ない治療を心がけています。
詳しくは下記URLをご覧ください。

当院について
企業理念 「歯科」で「人々」を「幸せ」に ~Make our smile by Dentistry ~ 1.「歯科」=「美」+「健康」+「自信」…