2015.04.28
嘔吐反射
嘔吐反射とは、、、
いわゆる歯ブラシなどを口に入れるだけで、オエッってなってしまう、あの状態です。
喉の奥のやわらかい部分に異物などの刺激を感じると、嚥下しないように吐き出す反射がおきるように人間の体はなっているのですが、それが非常に強い、もしくはのどの奥以外の場所でも反射を生じてしまう状態です。
嘔吐反射の原因は精神的なもの、らしいです。トラウマといってもいいのでしょうか。
では嘔吐反射を楽にする方法は、、、
1.治療を受ける姿勢は,水平位(寝た状態)ではなく,座位(座った状態)を保つ。
2. 治療の間できるだけ他のことを考える。
3. 型どりやレントゲン撮影の際には、出来るだけ下を向き、出来るだけゆっくり鼻で呼吸する。
4. 腹筋に力を入れる。
5. 足を上げる。
6. みぞおちを親指で強く押す
まず自身に嘔吐反射があることを伝えるのが一番だと思います。嘔吐反射の患者様というのは多からず珍しいことでもないので、自己申告をすることで気持ちも楽になるし、それに合った施術を行ってくれます。くれぐれも嘔吐反射を隠したり、恥ずかしいと思わないことです。負い目を感じるようなことじゃありません。
てっとり早く一回えづくというのもお勧めです。早い段階でオエ―っとやってしまうと逆にすっきりとして意外と後はスムーズになることもあります。
えづいたら一度施術を中止して、口をゆすがせてもらいます。その間に呼吸を整えて、最後の一口だけ水をのみ込みます。大体これで落ち着くので後はえづくことも無くなります。