2016.02.27
花粉症
こんちには。
トリートメントコーディネーターの岡村です。
もうすぐ2月も終わりですね!最近お昼は暖かくて嬉しいです。
しかし!花粉症の私にとっては辛い季節がやってきます。
もうすでに花粉の気配がやってきております。。
今日は花粉症と歯痛の関係をご紹介します!
目の下で鼻の横、ちょうど頬の辺り、上あごの骨の中に上顎洞(じょうがくどう)という空洞があります。
この空洞は鼻腔とつながっていて、空洞の内側は鼻腔と一続きになった鼻粘膜が裏打ちしています。この上顎洞に炎症が生じ、たくさんの鼻汁が溜まった状態や、腫れた鼻粘膜が空洞内に充満した状態を「上顎洞炎」と言います。いわゆる「蓄膿(ちくのう)症」のことです。
上の奥歯の根の先はちょうど上顎洞の底に位置しているため、鼻に強い炎症を生じると歯根の先が刺激されて、まるで虫歯のような歯痛を生じることがよくあります。
この場合の歯の症状としては、「咬むと痛い」「歩いたりすると響くような感じがする」が多いです。虫歯ではないため、「冷たいものが滲みる」などの症状は通常出ません。
鼻炎による歯痛なのか、虫歯による普通の歯痛なのかはレントゲン写真を撮ればわかります。
また、この逆で、虫歯を放置し、根の先端部分から上顎洞に細菌が入り込む、あるいは歯周病が進行し歯の周囲から細菌が入り込むなどして、歯の根の周囲が化膿している状態から鼻炎を起こすことがあります。
これを「歯性上顎洞炎」と言い、通常の鼻炎や上顎洞炎と区別しています。歯に原因がある以上、その歯を抜歯するか、根の治療を行うなど、耳鼻科的な治療だけでなく、原因の歯の治療をしないと治らないため厄介です。
上の奥歯で放置した虫歯がある人は、そうなる前に早めに対処しましょう。
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