2025.01.21
歯並び矯正の全て!効果、費用、期間からメリット・デメリットまで徹底解説

こんにちは!安岡デンタルオフィスです。
今回は、歯並びや矯正治療に関する悩みを解決するための情報をお届けします。
ご自身の歯並びにコンプレックスを感じている方や、矯正治療を検討している方の疑問や不安を解消し、理想の笑顔を手に入れるための情報を提供します。
矯正治療の種類やタイミング、メリットとデメリット、費用や期間について詳しく解説していきますので、ご自身やご家族の歯並びに悩む方は、ぜひ最後までご覧ください!
歯並び矯正とは何か?

歯並び矯正は、歯や顎の位置を調整し、健康で美しい口元を目指す治療です。
主に歯の位置を改善することで、噛み合わせや見た目の向上を図ります。
そんな矯正治療は、子どもから大人まで幅広く対応が可能で、適切なタイミングやご自身に合った方法で取り組むことで、効果を高めることができます。
歯並び矯正が必要なケース
歯並び矯正が必要となるのは、一般的に以下のようなケースが挙げられます。
- 出っ歯(上顎前突): 出っ歯は、上の歯が前に出ている状態で、口を閉じにくいことがあります。原因としては遺伝的なものや口腔習癖(お口周りのくせ)による影響が挙げられます。上下の歯が噛み合わないことで見た目も機能面もリスクがある状態なので、早めの治療が求められるケースです。
- 受け口(下顎前突):受け口は、 下の歯が前に出ている状態で、発音や噛み合わせに影響を及ぼすことがあります。原因としては骨格の遺伝が多いとされており、幼少期に受け口の治療を受ける方も少なくありません。大人になるにつれて矯正が難しくなっていくため、気になった段階で治療を開始することが重要です。
- 八重歯・乱ぐい歯(叢生): 日本人に最も多い不正咬合である叢生は、歯と歯が重なり合い、正しく整列していない状態を指します。見た目にも「歯並びが悪い」と目立ちやすいことはもちろん、歯が重なり合うことでケアが行き届かないことが多く、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
- 開咬(オープンバイト):開咬は、 奥歯を噛んでも前歯が開いてしまう状態で、発音や食事に影響が出ることがあります。
- 深い噛み合わせ(過蓋咬合):過蓋咬合は、上の歯が下の歯を深く覆う状態で、顎関節への負担がかかりやすくなります。
歯並び矯正を始めるタイミング
子どもの歯並び矯正の適齢期としては、一般的に、乳歯が永久歯に生え変わり始める時期(6〜12歳)に相談するのが理想です。
矯正治療は早いに越したことはありませんが、大人でも矯正治療を始めることで、噛み合わせや見た目の改善が期待できます。
歯や顎の成長は終了していますが、歯の移動は可能であり、様々な矯正装置により負担を少なく治療が行えます。
歯並び矯正のメリットとデメリット

歯並び矯正の主なメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 見た目が改善し、口元に自信が持てるようになります。
- 噛み合わせが良くなり、食事がしやすくなります。
- 歯並びが整うことで、虫歯や歯周病のリスクが低減します。
- 発音が改善し、コミュニケーションが円滑になる場合があります。
一方で、歯並び矯正の考えられるデメリットには以下のような点があります。
- 装置に慣れるまで時間がかかることがあります。
- 初期費用が高額になりやすいです。
- 治療期間が長くなる場合があり、定期的な通院が必要です。
- 矯正中はケアが必要で、食生活に制限が生じる場合があります。
歯並び矯正の種類

歯並び矯正には、いくつかの方法があります。
多くの方は矯正治療というと従来の針金をイメージする方も多いと思いますが、近年では装置が目立たない方法も主流になっています。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯にブラケットを装着しワイヤーで歯を移動させる方法です。
大きく分けて表側にワイヤーを沿わせる方法と、裏側にワイヤーを装着する方法があります。
表側は見た目に影響する一方、裏側は見えにくいという利点があります。
ワイヤー矯正は、幅広い症例に対応できるため、複雑な歯並びの方におすすめです。
マウスピース矯正(インビザラインなど)
マウスピース矯正は、マウスピース型の装置を用いて歯を少しずつ動かす方法で、取り外しが可能です。
目立ちにくく、食事や歯磨きの際に取り外せるため、生活への影響が少ないです。
部分矯正
部分矯正は、前歯のみなど、一部の歯を矯正する方法です。
全体的な矯正よりも費用と期間を抑えられるため、手軽に矯正を始めたい方に向いています。
部分矯正では、治療したい箇所にもよりますが基本的にワイヤー矯正、マウスピース矯正ともに利用が可能です。
外科的矯正
外科的矯正は、重度の噛み合わせ異常や顎の骨の位置を改善する必要がある場合に用いられる方法です。
歯並び矯正の費用と期間
矯正治療の費用は、治療の種類や期間、装置によって異なります。
一般的には50〜100万円ほどで、基本的には自費診療での治療が行われます。
歯並びの状況にもよりますが、一般的な治療期間は1〜3年程度で、月1回程度の通院が必要です。
まずはカウンセリングから始まり、装置の装着、定期調整、保定の流れで進められます。
歯並び矯正のよくある質問

矯正治療について、患者様からよくある質問をいくつかピックアップしていきます。
今後治療を検討されている方は、参考にされてみてください。
歯並び矯正は痛い?
初めて装置を装着した際や調整後に痛みを感じる場合がありますが、数日で慣れることが多いです。
矯正治療の痛みは、歯が動くときの痛みがほとんどですが、ごく稀に装置が口の中で擦れて傷がついてしまうケースもあります。
痛みが気になる場合は、歯科医院で相談して対処するようにしましょう。
矯正治療中の生活で注意すべき点は?
食生活に大きな制限はありませんが、固すぎる食べ物や粘着性のあるものはなるべく控えることが望ましいです。また、装置に影響のある飲食物にも注意が必要です。
矯正治療に保険は適用される?
矯正治療は、基本的には自費診療となります。
ですが、重度の噛み合わせ異常など、口腔機能を回復させるための医療行為として認められる場合には保険が適用される場合もあります。
歯並び矯正を成功させるポイント

歯並び矯正でしっかりと効果を実感するためには、いくつかのポイントがあります。
長くかかる治療だからこそ要所要所をきちんと知り、正しい治療を心がけていきましょう。
信頼できる歯科医院を選ぶこと
矯正治療を行う場合は、事前に治療経験の豊富な歯科医師がいるか、リサーチすることをお勧めします。
また、カウンセリングの際にもしっかりと説明を行ってくれるか確認しましょう。
矯正治療中のセルフケア方法を知ること
矯正中は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、歯ブラシやフロス、矯正用のクリーナーなどを使用して清潔に保つことが重要です。
矯正後の保定とメンテナンスを怠らない
矯正後にはリテーナーと呼ばれる保定装置が必要です。
定期的なメンテナンスで後戻りを防ぎましょう。
歯並び矯正で理想の笑顔を手に入れよう

矯正治療を行うことで、歯並びの悩みから解放され、自信に満ちた笑顔を取り戻せます。
治療の前には、しっかりとカウンセリングを受け、治療計画やゴールを確認することが重要です。
歯並び矯正を始める前に知っておきたいこと
事前に歯科医院で治療の内容や費用、期間についてしっかりと説明を受け、納得した上で治療を始めましょう。
また、セカンドオピニオンの活用も検討してみると良いでしょう。
他の歯科医院で意見を聞くことで、より自分に合った治療方法が見つかるかもしれません。
歯並び矯正で後悔しないために
納得のいく治療を受けるためには、治療計画とゴールの明確化が重要です。
矯正治療を行う目的やゴールを明確にし、治療の進行状況を随時確認しましょう。
そして歯科医師としっかりと連携し、疑問点があれば遠慮なく相談することが重要です。
まとめ:歯並び矯正で健康と美しさを手に入れる

歯並び矯正は、見た目の改善だけでなく、健康的な口腔環境の維持にもつながります。
矯正の方法にはいくつかの種類があるため、まずは自分の歯並びを知り、適切な方法で治療を受けることが大切です。
適切な治療方法を選び、信頼できる歯科医師と一緒に取り組むことで、理想の笑顔を手に入れましょう。
本記事をお読みいただきありがとうございます。
何かご不明な点や、お悩みがございましたら、安岡デンタルオフィスにお気軽にご相談ください。