歯並び、かみ合わせと虫歯の関係
ブログ
2020.09.12こんにちは。
安岡デンタルオフィスTCの岡村です。
今日は歯並びやかみ合わせと虫歯の関係をお伝えします。
「歯並びが悪いから虫歯になりやすい」
というお声を患者様からいただくことがあります。
歯と歯が重なっているところが磨きにくく虫歯になりやすい、というイメージかと思います。
しかしそれだけではありません。
例えば、上顎前突(いわゆる出っ歯)の方で前歯には全く虫歯はないのに奥歯にだけたくさん
虫歯ができているケースをよく見かけます。
これは前歯が噛んでいないことにより奥歯に通常よりも大きな負担がかかってしまって
そこに亀裂が入り虫歯ができている状況が考えられます。
ちなみに、8020(80歳で20本残す)達成者の割合はかみ合わせによって変わるといわれています。
正常咬合の場合で56%
上顎前突(出っ歯)の場合で17%
反対咬合(受け口)や開咬(前歯が噛んでいない)は0%
とう統計がでております。
矯正治療は見た目を美しくすることはもちろんですが、ご自身の歯で長くお食事を楽しんでいただくためにも
効果的な治療です。
歯並びは一見きれいでもかみ合わせに問題がある場合も多いです。
正しいかみ合わせとご自分のかみ合わせの間違い探しをしてみてください☆