2013.12.18
妊婦さんと歯科
こんにちは、歯科衛生士、音地です。
妊婦さんは歯肉炎になりやすいと言われています。
これは、女性ホルモンが多きく関わっているといわれており
特にエストロゲンという女性ホルモンがある特定の
歯周病原細菌の増殖を促し、歯肉が腫れ、健康なお口の中であっても
炎症が起きやすくなります。
これらのホルモンは妊娠終期には月経時の10~30倍になります。
妊娠中には特に気をつけてプラークコントロールを行いましょう!
油断すると、出産後に本格的な歯周病に移行する場合もあります!
また、妊婦さんが歯周病に罹患している場合、
低体重児および、早産の危険度が高くなることも分かっています。
その危険率は7倍ともいわれており、
タバコやアルコール、高齢出産などよりもはるかに高いのです
。
歯周病は治療可能なだけでなく、予防も十分可能な疾患です。
生まれてくる元気な赤ちゃんのために、確実な歯周病予防を行いましょう!