夏は酸蝕症に注意!
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2016.07.01トリートメントコーディネーターの岡村です。
7月に入り気温も上がってきていよいよ夏がはじまるなーと感じています。
実は夏は歯に危険な季節なのです!
夏言えば、熱中症や熱風邪などが心配になりますが、実はお口の中にも発生しやすい病気があります。
それは、「酸蝕症(さんしょくしょう)」です。 「どうして夏になりやすいの?」と思われた方は注意してください。
酸蝕症は、毎日無意識に行っている習慣で発症してしまう病気だからです。
酸蝕症は、お口の中が酸性に傾くことによって発症します。
歯のエナメル質というのは、酸に対してとても弱い性質を持っています。 それだけに、虫歯が産生する酸で、容易に溶けてしまうのです。
また、虫歯菌の酸以外でも、同様に酸性の強い飲み物であれば、歯は溶けてしまいます。具体的には、炭酸飲料やスポーツドリンクなどが、酸蝕症の主な原因となります。
その他、ワインや柑橘系のジュースなども歯を溶かす原因となりますので注意しましょう。
夏はこまめな水分補給が必要ですが、スポーツドリンクや炭酸飲料の摂取には気をつけて下さい。